お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ /鈴木大輔

うひぃ~~~、面白い、面白い。や、物語としては、まだ導入が終わったばかりなので、最高傑作というには時期尚早だと思うのだけど、その予感を期待させる、今後がムチャクチャ楽しみな新シリーズ。マジ、楽しみすぎるっ!!

六年ぶりに再会した妹は超絶なブラコンに成長していた、というのがストーリーの骨子なのだけど、妹だけでなく個性的なキャラを配置した極上なハーレム系ラブコメを期待させる導入。本巻はとりあえず一通りキャラ紹介をしましたという感じなんだけど、にもかかわらず、キャラ同士の掛け合いが愉快愉快。いやもう、キャラの掛け合いだけでもお腹一杯なのだけど、それだけでなく、平々凡々にもかかわらず何故かモテまくりの主人公・秋人自身を含め、様々な秘密や伏線を散りばめていて、ホント、続きが楽しみすぎるっ!!

[ 2011.01.02 ]


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ2 /鈴木大輔

お兄ちゃんのほうが重症だった件について(爆笑)。相変わらず、キャラの掛け合いが楽しい楽しい。特に、妹弄りのおもしろさは異常っ!! アナスタシア家庭訪問編も楽しい。なんだよ、その展開っ!! ……ストーリーらしいストーリーはなく、そもそもキャラの掛け合いだけで成立してる作品だけど、姫小路兄妹はじめ、やっぱ、キャラが楽しくていいよね。そしてしかし、次回はどうすんだ、これ(^^;。

[ 2011.04.09 ]


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ3 /鈴木大輔

アレ? 姫小路兄妹って、ひとつ屋根どころか、同じ部屋で暮らしてたんだっけか(^^;。そして、ぎんぎん、可愛いよ、ぎんぎん。なにあのお風呂。……しかし、3巻になって、なおさらストーリーがなくなって、マジにキャラの掛け合いだけになってるな。素晴らしいケド、このままだと、どこかで飽きそうな予感も。

[ 2011.07.05 ]


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ4 /鈴木大輔

前巻ラストの爆弾発言を引き継いではじまったわけですが、この段になって、まさかの新キャラフラグ。ヲイっ!! ……と、冒頭の新事実のわりに、中身はいつも通りでした。ぎんぎん、可愛いよ、ぎんぎん(*^^*)。

というわけで、今巻の見所は、なんと言っても、アナ、ぎんぎん、秋子による看病対決。特に、ぎんぎんの添い寝、なにそれ。なんという破壊力っ!! ごろごろごろ~~~。いやもう、素晴らしい素晴らしい。ほんと、秋子のフルオープンな恋愛感情と違い、ぎんぎんの一歩引いた一生懸命さが可愛すぎるったらありませんよっ!! ……そして、ラストではいよいよ、ありさ登場。次巻がすげー楽しみすぎるっ!!

[ 2011.11.09 ]


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ5 /鈴木大輔

新キャラ・鷹ノ宮ありさ登場。秋人の婚約者で妹分、さらに純粋無垢で性格も最高っ!! マジ天使すぎるキャラの登場に秋子ピンチっ。ということで前半のありさvs秋子の闘いをにやにやしつつ読み進めてたら、本当の天使は、ぎんぎんでした(*^^*)。いやもう、「にゃお~う」とか素晴らしすぎるだろっ!! 添えられた挿絵も素晴らしいっ!! ほんと、いいものを堪能しましたぁ~。

ただ、秋子のポジションを奪いかねない妹分の登場という話のわりに、思った以上にストーリーが動いてないのも、ちと不満にも思ったりして。ラストの引きも、今までに比べて、ちょっとインパクト弱いよねぇん。

[ 2012.03.09 ]


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ6 /鈴木大輔

最高傑作級。はうっ、メガネコンテストだと……。メガネ回に限らず、しりとりにしろ、図鑑にしろ、秋人の秋子に対する激甘ぶりが目立つ回が多く、まったく、なんだろうな、このバカ兄妹はっ!! 秋子に比べて、他のヒロインたちは、やぱし勝ち目が弱いようにしか見えないわけだがっ!! 特に、鳴り物入りで登場した、秋子同様に妹ポジションな ありさが、えっと、ぜんぜん活躍してないわけですが(^^;。

そゆわけで、いつもと違いエピソード集というか、要は小ネタ中心の短編集なのだけど、これがまた、おもしろいっ!! 秋子推しがいつも以上に酷い気もするのだけど、風呂場といいメガネ対決といい、銀兵衛もなかなか頑張ってるな。ヒロインたちの中では、真面目で常識人的な立ち位置なので、いろいろと不憫すぎる。そして、ラストのアナスタシア視点の話も面白かった。いや、アナスタシアは、かなり意味不明なキャラだったわけだけど、わりとガチに秋人を想ってたのか。この視点は卑怯すぎて、今後のアナスタシアに眼が離せねぇ~。……それにしても、秋子はホント、揺るがないなぁ。

[ 2012.06.11 ]


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ7 /鈴木大輔

裸で添い寝……。うわぁ、にやにやが止まらない(笑)。そして、仕掛けが巧いなぁ。すごく綺麗なストーリー構成が素晴らしいっ!! ぎんぎん……。

そうわけで、夏休み。海の家でバイトをすることになった面々は……、と水着回?(^^;。いや、あまり多く語るとネタばれになってしまうけど、お手本のような綺麗なストーリー構成が、いやぁ、素晴らしい素晴らしい。ありさの全裸イベントから、まさか、そう展開して、うわぁ、そうくるかぁぁぁぁぁぁっっっ!! そいえば、ありさの全裸イベントって、はじめなんだか思い出せずに混乱したのだけど、5巻の引きか(^^;。すっかり忘れてたよ。<をい。……しかし、秋子方面といい、今回、かなりシナリオを進めた気がするのだけど、どうするんだ、これ!?

[ 2012.10.06 ]


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ8 /鈴木大輔

一冊丸々ぎんぎん回。カバーイラストの小学生時代のぎんぎんの可愛いし、前半のデート編の空回りするぎんぎんも可愛い可愛い。だけど、やっぱりヘタレだ(笑)。や、今までの『おにあい』からすると、もう少しやらかしてくれるのかと思ったのだけど、思った以上にガードが堅い。肩透かしな感じがするのは、否めないなぁ。……後半のぎんぎんと秋人の小学生編は、秋人が積極的に熱く動いていて、いまの秋人からすると想像できなくて、すげぇ。この二人が成長したら、世界を牛耳るなり、すごく大きいことができそうな雰囲気なのに、なんで高校生になって、単なるハーレム展開になってるんだ(笑)。

[ 2012.10.30 ]


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ9 /鈴木大輔

ぎんぎーーーーーーーーーーーーーんっっっ!!

いや、とにかく前半のぎんぎんが素晴らしい。読んでて、にやにやが止まらないっ!! そして、アレだけのイベントを繰り出してきたのに、その後、いつも通りの物語に戻るという、この作品の構成も凄いな。前半と後半のテンションが違いすぎて、後半の印象がほとんどないんですけど(笑)。そして、ラストに爆弾を仕掛けて、次巻に引くのも、もはや様式美。それにしても、アナとあっきーの初舞台って、いったいどうなるのか、楽しみで仕方ありませんっ!!

[ 2013.04.25 ]


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ10 /鈴木大輔

眼鏡っ!! 眼鏡っ!! 気弱系の眼鏡っ娘な新キャラ、十乗寺君佳登場。野心も能力もない女の子にもかかわらず、なぜか輝かしい実績の数々をたたき出す、謎の実力の持ち主。って、うわぁ、あざとい引きはあいかわらだけど、まさか、そういう展開かっ!!

いやぁ、ほんと、まさかの展開だよなぁ。ギンギンとアナの告白を受けて、いったいどうなるんだと思ったら、新キャラ憂いかで、そう来るとはなぁ。次回はいったいどうなっちゃうのか、非常に楽しみです。

[ 2013.10.13 ]


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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ11 /鈴木大輔

ギンギン(^^;。……それはともかく、前巻の十乗寺君佳のアレから、むちゃ強引に持っていったな。無理ありすぎるだろっ!!

そういうわけで今回は、強引な一段落から、鷹ノ宮で秋人の姉的存在の鷹ノ宮御幸の登場&リリアナ祭スタートという話だけど、ギンギンはじめアナも、いろいろとアレだ(笑)。ニヤニヤするイベントだけど、インパクトは弱めで、総じて、次回への前哨戦という感じかしらん? ラストの展開は、いままでの引きとは、ちょっと違う感じで、どうなるかわからんけどなー。そろそろクライマックスが見え隠れしはじめてる予感なのだけど、なにはともあれ、次巻も楽しみです。

[ 2014.04.07 ]