-
KADOKAWA MF文庫J
エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 10 /東龍乃助 -
感動の最終巻。もう途中から、号泣しながら読んでました。「何故、エイルンはアニメキャラだったのか?」というストーリー最大の謎にもきちんと決着をさせて、文句なしの最終巻っっっ!! ……と言いたいところなのだけど、ちょっと作者の技量不足が目立つよなorz。
『エイルン・ラストコード』のシリーズって、途中からストーリー構成がぼろぼろなんですよね。明らかに作者の書きたいことがきちんと表現できてない。この最終巻も最初から想定していた展開のはずなのに、どうにも取って付けたような安っぽさが目立つのが非常に残念。単純によくあるお約束な展開なんだけど、必要なシーンがきちんとかけてなくて、唐突感が半端ないのよ。まあ、それでも、もうボロボロ泣けるんだけどさー。だからこそ、もうちょっと腕を磨いてから書いてほしかった。おしいなぁ。
[ 2019.08.05 ]