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エンターブレイン ファミ通文庫
覇剣の皇姫アルティーナVII /むらさきゆきや -
相変わらず、レジスが安定して強すぎる件。多少の危機的状況も、作者の計算づくなところがさすがに見えすぎてしまっていて、ちょっと順調すぎる気も(^^;。……ハイブリニア王国の進軍も山を越えて、なんだか大きな波風もなく退けられそうな感じに見えるのだけど、ストーリー的には、ハイブリニア王国との戦いよりも皇帝崩御がらみの展開が軸になっていくのかしらん? アルティーナのライバルであるラトレイユが次期皇帝に即位しても、いかにも先行き短そうなので、結局、将来的にアルティーナが皇帝になる以外の展開しかみえないのが、にんとも。あまりに順調すぎて、ストーリーに緊迫感がないんだよなー。
[ 2014.11.12 ]