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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
アクセル・ワールド19 ―暗黒星雲の引力― /川原礫 -
えっと、つまり、キリトが製作者で、アリスが最期の封印??
まあ、本当に、そこまで『SAO』と絡んでくるのかはわからんけれど、それはともかく、いよいよ、白のレギオン≪オシラトリ・ユニヴァース≫との対決直前。前の巻では、いきなり横道に逸れて、「ストーリー構成として、それはどうよ?」と思わざるをえなかったけど、いやー、今回は、いかにも最終決戦前夜という感じで、いいねー。まさか、ニコとかそうくるかー。ほかの戦友たちも、この流れは、正直、考えてなかったわ。マジに最終決戦という感じで盛り上がるわー。そして、メタトロンがやっぱめちゃ可愛いのだけど、出番の多さといい、その立ち位置といい、どう考えてもメインヒロインだぞ。むしろ、姉との対決という、本来、いちばんの活躍どころの黒雪姫が、にもかかわらず、影が薄くて薄くて、ちと心配になるレベルだ。ただでさえ、ハルユキのハーレム化が酷いことになってるのに(笑)。
次巻は、いよいよ加速研究会との最終決戦だと思うのだけど、あとがき読むと、ん?今度の新作アニメーションは、今の≪白のレギオン編≫の先なのか。ということは、次の決戦では、さすがに決着はつかないということなのかしらん? それとも、加速研究会絡みのイベントは、アニメではバッサリ無視する方向なのかしらん?
[ 2015.10.11 ]