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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(9) /伏見つかさ -
短編集で番外編。京介以外の視点で描かれてるのがポイントだけど、京介、マジ愛されてるなぁ。慕われているというか、頼られているというか、単純にラブとかモテモテいうより、深い結びつきを感じさせる雰囲気が素晴らしい。
全部で7編収録されているけど、印象的だったのは、黒猫の妹・日向視点の「あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使」、その続きとなる桐乃視点の「真夜中のガールズトーク」、あとは、あやせ視点の「過ちのダークエンジェル」かしらん。「あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使」と「真夜中のガールズトーク」は、とにかく黒猫の可愛さが引き立ってた話でした。黒猫父と京介のやりとりも気になるところ。あやせ回は、いや、あやせの内心の動きがにやにやもので、大変おいしゅうございました。
[ 2011.10.11 ]