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一迅社 一迅社文庫
星図詠のリーナ2 /川口士 -
いまいち。前巻に比べるとキャラのやりとりがいまひとつで、展開もあからさまな伏線だけで段階を踏んでないせいか、唐突感があって無理があるように思えるんだよなぁ。
マッピングファンタジー第二巻。第五王女のリーナは、難民問題に苦しむタヴァストに赴くが……。という感じで、難民問題を地図作りで解決っ!!という話だけど、うーん、前巻で魅力的だったキャラのやり取りが、どうにも定型的な感じになってしまっていて、あまり生き生きしてないのがなぁ。あと、ストーリー構成もいまひとつ。やっぱり、地図作りをストーリーの骨格にするのは無理があるんじゃね? 地図を作る過程はもともと地味目だし、その上、地図作り自体は、ほとんど役に立ってないし(^^;。……基本的には、地味でも手堅い王道ファンタジーを狙ってるんだろうけど、キャラもストーリーもいまひとつではなぁん。
[ 2009.08.28 ]