撲殺天使ドクロちゃん


メディアワークス 電撃文庫
撲殺天使ドクロちゃん /おかゆまさき

「6月の髑髏」、さいこー。とにかく、バカで、素晴らしーーーっ!!

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~~。かぁ~~~~~。とにかく、いい~~。

や、未来から来た ドラえもん 撲殺天使ドクロちゃんの はちゃめちゃなコメディ。なるほど、こんなじゃあ、意見も二つに割れるわけだ。中身がなくて、バカやってるだけの内容。文体も内容にうまく合っていて、ほんと、とことん楽しい~~。各章の先頭に挿入されたイラストも、めちゃセンスいい~~。もうもうもうもう、大絶賛~~~。

ただ、最終話だけは、残念。そんなおざなりに使うネタじゃないだろ~~。や、いかにも最終話っぽいありがちな内容なのだけど、実質ページを埋めただけの扱い&その程度のクオリティなので、ほんとに終了だとしたら、最後がコレではガックシだし、続くとしても、これやっちゃうと、以降つまらなくなると思うのですけど。もったいない~~。

それはともかく、ほんと、この作品、バカで良いわ~~~。

[ 2003.06.20 ]


メディアワークス 電撃文庫
撲殺天使ドクロちゃん(2) /おかゆまさき

読んでて にやにやしてしまうぐらいおもしろいのだけど、相変わらず、くだらねぇー。とにかく、くだらねー。

そゆわけで、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪の第2巻。バカで、くだらなくて、内容のない話は、わりと好きなのだし、そもそも、この手の話は、狙ってハズすケースが多いのに、きちんと面白く仕上げているのは、素晴らしいのだけど、や、今後、どうするつもりなんだろ~~。ぜったい、どこかで息切れすると思うのだけど。……今のところは、面白いからいいか。<って、アニメ化するぐらいまでは、頑張って欲しいのだけど。<をい

とりあえず、ドクロ先生がなかなかよろしい、眼鏡。あと、「びんかんサラリーマン」が大笑い。

[ 2003.10.14 ]


メディアワークス 電撃文庫
撲殺天使ドクロちゃん(3) /おかゆまさき

帯にも広告スペースにもお遊びがないよ!! お遊びはどこにっ、どこにあるんですかっ!! って、あっ、「最終話」とか書いてあるけど、えっ!? 終わり?終わりなの? というか、もしかして、コレがネタ? あー、とりあえず、わりとテンションが高いあのあとがきを、三雲岳斗の家で書くおかゆまさきは、ほんとに凄いと思ったっ!!

そゆわけで、非常に出来の良いバカ小説。テンション高くて、やはり面白いーーーっ!!

[ 2004.03.10 ]


メディアワークス 電撃文庫
撲殺天使ドクロちゃん(4) /おかゆまさき

だははははははははっ、「あとがき」さいこーーーーっ!! でも、正直、本編はいまいちだった予感が。

いやまあ、良くも悪くも“いつもの通り”という説もあるんだけど、ただ、さすがに 4巻にもなると、インパクトもさほど感じないし、私的にはちと微妙。や、マンネリ化してるわけでなく、いろいろ工夫してるのもわかるんだけどねぇ。……そいえば、ドラマCD は、ドクロちゃんの CV って、堀江由衣なんだよね。聞かずにいうのもアレなのだけど、ちとイメージ違う予感が(^^;。『ドクロちゃん』は、ドラマCD じゃなくて、むしろ、アニメで見てみたいゾ、わりと。

[ 2004.09.28 ]


メディアワークス 電撃文庫
撲殺天使ドクロちゃん(5) /おかゆまさき

いつも通りの内容。これ以上、書きようがない。<をい(^^;。……や、すでに一つのフォーマットとして完成させていてそのことは凄いんだけど、私的には、そろそろ読まなくてもいいかな、という気も。

[ 2005.03.17 ]


メディアワークス 電撃文庫
撲殺天使ドクロちゃんです /おかゆまさき ほか

おかゆまさきが書いた『撲殺天使ドクロちゃん』の短編を、最初と最後だけ残して、8人の作家がそれぞれ書き直してみる的なトリビュート短編集。参加してる作家は、高橋弥七郎、築地俊彦、鎌池和馬、ハセガワケイスケ、谷川流、水島努、成田良悟、時雨沢恵一。同人誌ならともかく一般売りする内容としてどうよ?という気もするのだけど、愛されてるなぁ。

しかし、これだけ個々の作家や作品の差がハッキリしやすい作りだと、参加されてる作家の人はたまったもんじゃないと思うのだけど、勇気あるよなぁ。とりあえず、自分の持ち味をきちんと自覚されてる作家の人は、いろいろと強いと思いました。……まあ、私的にいちばん良かったのは、ハセガワケイスケ。いや、そもそも参加されてる作家さんの中で、ハセガワケイスケの作風がいちばん好きだし。

[ 2006.06.10 ]