[映画]『涼宮ハルヒの消失』感想

長門かわいいよ長門ぉっっっ!! 眼鏡装備な上で、俯きながら頬を赤らめつつ袖をつまむ姿なんて、もうもうもうもうもう。うきゅ~、ごろごろごろごろ~~~~~~~。いやぁ、春の図書館の出会いからずっと、人知れず見つめていました的な片想いラブっ!! その想い人のいきなりの接近、勇気を出して渡す入部届けっ!! 一世一代の自宅へのお招きっ!! そして、失恋。入部届けを返される姿の切なさといったらぁっっっ!! 返された入部届けを一度掴み損ねるあの演出がもうもうもうもう、はうぅぅぅぅ~~~~。堪能堪能、素晴らしい映画でしたっ!!

……ただ、惜しむらくは、この映画は、長門の想いを強調する方向ではなく、あくまで、ハルヒのいる世界を願うキョンの内面に軸足を置いた作りになっていたのが、残念無念。いやまあ、原作準拠ではあるんだけど、キョンの内面なんて描いて喜ぶヤツがいるのか? そこはやっぱり、長門だろ長門。<をい。ああぁ、好きな想いの積み重なった果ての行動が、キョンには最後まで理解されず伝わらず、それでも、特別な仲間として最大限に大切にされる、あの長門のせつなさをとことん強調する方向で描いてくれれば、さらにも増して最高だったのにぃ~。

[ 2010.02.15 ]