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KADOKAWA ファミ通文庫
覇剣の皇姫アルティーナXIII /むらさきゆきや

皇帝継承レースに負け帝国元帥となったアルティーナは南方戦線へと……。皇帝についたラトレイユの覇権路線のため、平和路線のアルティーナとレジスも他国との侵略戦争へ走る展開。この巻は、その侵略戦争の前段として、南方の部隊の立て直しという話。

まあ、他国に侵攻してからが本番だよねー。平和路線のアルティーナが、実際に侵略できるのか? 侵略の悲劇を目にして耐えられるのか? みたいな部分が強調されてるのだけど、この作品で、どこまで勝者側の略奪等の残酷さを描けるんだろうか、って、描けないような気がするのだけど(^^;。よほど戦争の悲惨さを描かないと、アルティーナの路線が正しくラトレイユの路線が間違っているとは描けないと思うのだけど、さて、どうするんだろうか。

[ 2018.03.05 ]