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KADOKAWA 電撃文庫
創約 とある魔術の禁書目録(4) /鎌池和馬 -
『禁書』は、食蜂と美琴のコンビを楽しみに読んでる部分が大きいのだけど、期待に反して二人の出番が少ないよっ!! てっきり、当麻を追いかけてロスに行く展開になるかと思ったのにぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!
今回は、いよいよR&Cオカルティクスを倒すために、本社のあるロサンゼルスに当麻たちが乗り込んでいく展開なのだけど、微妙なんだよなぁ。ロスに乗り込むメンバーに、何故、当麻とインデックスがいるのか、いまいち納得感がないし、結局、インデックスはまとんど活躍していないし、ゲストキャラのヘルカリアも存在感が薄いし、そして、食蜂と美琴の出番は少ないしで、うーん、やっぱ、微妙だよ、微妙っ!!
そんな中で敢えて見どころを挙げると、アメリカ大統領のロベルトが非常に愉快で、表社会の代表なのにキャラ濃すぎるだろ(笑)。すごく豪快でアメリカンドリームの理想を体現したアメリカ大統領なのに、ラストのアンナの独白が怖い。いや、どんな困難があっても豪快に解決しそうな大統領ではあるけれど。
まあ、今回は不満な残る内容だったけれど、あっ、あと、御坂妹たちと一方通行の展開はよかったか。この内容だったら、表紙イラストは、インデックスとヘルカリアではなく、御坂妹にすべきだったんじゃないのー?
[ 2021.06.21 ]