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ソフトバンククリエイティブ GA文庫
迷宮街クロニクル(2) 散る花の残すもの /林亮介

やっぱ、身近にある死とリアリティのバランスが、素晴らしいなぁ。リアルな京都を下敷きに、複数の登場人物の多面的な視点による構成が物語に厚みを持たせた上で、フィクションである死と隣り合わせの迷宮街を構築している内容が、ほんとうに、巧くて、おもしろいっ!! ていうか、わりと無慈悲にキャラを消費しすぎだよっ!! 死亡率14%と謳ってるのだけど、これ、もっと高いんじゃなかろうか(^^;。……ただ、ここまでキャラが多い群像劇のスタイルだと、「誰だっけ?」というキャラも多く、読んでてツライのも、正直なところ。や、他のライトノベルと比べて、登場人物紹介はわりと充実してるほうだとは思うのだけど、もっと強化して欲しいなぁん。

[ 2009.04.17 ]

林亮介作品の感想