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ソフトバンククリエイティブ GA文庫
のうりん /白鳥士郎 -
な・ん・だ・こ・れ・はっ!! うわぁ、登場人物、バカしかいねぇ~~。いやもう、いい意味で、頭の悪い作品。狂ってるよ……。“ガイヤが俺にもっと耕せと囁いている”という煽りで、ある程度想像は出来たけど、思った以上に、パロディと下ネタ満載で下品すぎる。マジ酷ぇ(笑)。
というわけで、バカと変態揃いの農業高校の日常を描いた作品。主人公たちだけでなく、多少まともかと思ったヒロインの農も、たった10数ページでバカと判明。ほんと、何なんだ、この小説は(笑)。とにかく下品で、読んでて、楽しい楽しい。また、特筆すべきは挿絵の使い方で、イラストの中に文章の一部を取り込んだり、イラストの差し込み方にも手間をかけていて、文章とイラストの融合度がハンパねぇ。ほんと、これは良く出来たライトノベル。
そして、ただバカなだけではなく、きちんと“良い話”になってるのもGood。や、ラストの農と林檎のやり取りが、めちゃ素晴らしいね。続きのすげー楽しみすぎるっ!!
[ 2011.09.11 ]