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本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員II」 /香月美夜

引き続き、貴族院での学園生活。マイペースに図書館通いをしようとするローゼマインに、周りの学生たちが振り回される展開。予想通りの内容で、おもしろいおもしろい。特に、トラウゴットのエピソードとか、ローゼマインの性格がよく表現されていておもしろいよね。

また、この貴族院、現代日本にあるような学校ではなく、貴族政治の前哨戦としての性格を強く打ち出した設定は上手いよね。いや、なろう系異世界ファンタジーって、何故か学園モノをやりたがる傾向があるように思うのだけど、大体つまらないのよ。それが、この作品では、ありがちな学園生活ではなく、政治力による戦争のような形になっていて素晴らしい。……領地の力関係が変わるような重要な駆け引きを子供たちにやらせるってどういう社会だよ、という気はするけど(^^;。

ただ、予想通りは予想通りの展開なので、微妙に物足りなさも感じるかしらん。や、いったんエーレンフェストに戻ってきたりのするので、今後は、もちょっといろいろな展開があるのかしらん?

[ 2018.03.12 ]

香月美夜作品の感想