ハイスクールオーラバスター


集英社 コバルト文庫
ハイスクール・オーラバスター 不滅の王 /若木未生

『オーラバ』なのに、この程度なの? 手を抜いてないかっ。>若木
や、最近、若木未生って、いまいちなのが多いような。そもそも、以前のぎりぎりまで張りつめてたような作風が弱まってる感じ。あと、人物が、記号的に薄っぺらくしか描けなくなってきているような。う~。

なんというか、炎将との戦いもそろそろ佳境か?、と期待してたら、そんなに盛り上がらずに次巻へ続く。しかも、炎将編は次巻でラスト? ……このシリーズも、『天冥の剣』辺りは凄くおもしろかったのに、あの頃がピークだったのかのう。

って、吉田@HZさん は、絶賛なのかー。……単に、あたしの趣味が変わって、若木作品についてけてないだけな予感も(汗;。<って、考えてみれば、『天冥の剣』って、何年前さ、……8年ぐらい?(^^;。そりゃいろいろ変わるよなー。

[ 2002.02.06 ]


集英社 コバルト文庫
ハイスクール・オーラバスター 永遠の娘 /若木未生

彩、めちゃ良いよね。彩ぁ、彩ぁ~~。や、若木未生の作品では、久々に大満足。面白かったよ~~。

とにかく、春名子を通して描かれた各キャラが、とても上手くて、素晴らしい。亮介もなかなか良い感じなのだけど、特に、妖の者の三者が、すごく味があるように描かれてるよな~~。まあ、最後に華を、と言う感じには、なってないんだけど(^^;。でも、ほんと、良かったよ~~。

ただ、ストーリーは、正直、ダメだな。見せ場も、盛り上がりもないし、そもそも、各シーンが、ほとんど、今後の展開のための用意と言う感じで、中ボスの炎将なのに、ストーリー的には、雑魚キャラのような扱い。ストーリー構成的には、ちと稚拙でしょ。あとがきには、わりと炎将に思い入れがあったように書かれてるのだけど、本当なら、なんで、こゆ扱いするかな~~。

[ 2002.10.08 ]


集英社 コバルト文庫
ハイスクール・オーラバスター オメガの空葬 /若木未生

久々の『オーラバ』。や、ここ数年の若木は、どことなく今風に迎合した風で、どーにも「いまいち」なんだけど、『オーラバ』は、なかなか堅調。おもしろい~~~。……ただ、十九郎のあそこら辺は、もちっとページ数を割いて、もっと盛り上げるべきじゃなかったのかしらん?<今までに十分描いてたという説もあるんだけど、いや、前巻出てから、かなり空いてるしねぇ(^^;

そゆわけで、シリーズ第二部も終盤、幻将との戦いへの序章!! そんなこんなで、待て、次巻っ!! ……続きは、せめて内容を忘れないうちに出してくれることを希望(^^;。

[ 2004.08.05 ]


徳間書店 トクマ・ノベルス
ハイスクール・オーラバスター・リファインド 天の聖痕 the rebellion /若木未生

おおぅ、7年ぶりでも、きちんと私が好きだったオーラバらしいオーラバになってる。素晴らしすぎる~~

今から20年前に「いちばん好きなライトノベルは何か?」と尋ねられたら、間違いなく候補に上げていたのが、このハイスクール・オーラバスターシリーズ。かつてはコバルト文庫の看板を張り、アニメ化もされた人気作。コバルト文庫のファンタジー化を決定付けた作品の一つで、現代東京を舞台とした異能バトルは、その後のライトノベルに大きな影響を与えた作品でもあるのだけど、2000年を回ったあたりから、刊行ペースが細って出なくなってしまったのよ。いやぁ、まだ学生時代の少ない小遣いで買ったドラマCDで、ヒロイン神原亜衣役の声優が水谷優子だったのを覚えてるけど、もう、それだけで時代を感じさせるよな。

そんなハイスクール・オーラバスターシリーズが、7年ぶりに復活。残念ながらコバルト文庫ではなく徳間書店からの刊行だけど、7年ぶりでも、きちんと在りし日のオーラバのままだ。ああ、そうだそうだ、十九郎が、まさに壊れようとしてたんだった。いよいよ、最終決戦間近という局面だったんだ。相変わらず、キャラというキャラが痛々しい、痛々しすぎる。だが、それが素晴らしいっ!! ほんとお前ら、人生、思い詰めすぎてるよなぁ。

まあ、再開の感動にむせび泣いてるわけだけど、物語的には、いわば十九郎編上中下巻の中に当たる巻なので、あくまで繋ぎ的な内容。肝心なのは十九郎編のクライマックスとなる次巻だけど、果たしてすぐに出るのだろうか。そして、十九郎編に続く最終決戦は、きちんと生きてるうちに読めるんだろうか(^^;。

[ 2011.05.27 ]


徳間書店 TOKUMA NOVELS
ハイスクール・オーラバスター・リファインド 白銀の挽歌 /若木未生

前巻はその前の巻から7年かかったけれど、今回は、4年で出たか。90年代のライトノベルを代表する作品だけど、スタートから25年経っての新刊も、当時のテイストのまま、きちんと往年の『オーラバ』に負けず劣らず面白いのが凄いっ!! ……ただ、あとがきを読むと、ちゃんと最期まで出版されるのか、すごく不安なんですけど(^^;。

あとがきによれば、既刊の再刊行分が、売り上げ不足で打ち切りですか。仮にも、当時あれだけ人気があった作品が、当時の読者の思い出需要も、新規読者の掘り起こしもできずに即死とか、せちがらい世の中だ。この続編も、きちんと打ち切りライン以上に売れてるんだろうか? 次が最終章、あと数巻で終わるはずなので、なんとかラストまで続いてほしいなぁん。

で、今回は、里見十九郎編、完結。読み終わってみると、あっけなく終わった感じがなくもないけど、相変わらず、不器用でぼろぼろになりながら、それでも前に進む十九郎を取り巻く仲間たちが鬼気迫るな。みんなぼろぼろの中、冴子の覚悟が凛としてステキ。そして、忍様含めてギリギリの戦いを演じる術者の中で、便利に能力を使いまくる亮介は、いよいよ神にでもなるんだろうか。そして、神原さんが蚊帳の外だー。

しかし、シリーズ開始時には、携帯電話もインターネットも普及してなかったのに、この最新刊では、ふつうに携帯電話やネット配信とかが出てきて、そこ、時代に合わせる必要があるんだろうか。正直、違和感あるよなー。完結までまだ10数年かかるとして、その頃、どんな時代になっているか、わかったもんじゃないぞ。

[ 2015.10.06 ]