[映画]『ヱヴァンゲリヲン:破』感想
うわぁ、こう来たかぁぁぁぁっ!! シンジとレイの感動的なラブ展開が、とにかく Good。そして、今日の日はぁ~♪って、だははははははっ。爆笑っ!! 大爆笑っ!!
そゆわけで、新劇場版も、今回の『破』から、大きくストーリーを変えてきました。マリとかいう眼鏡キャラが追加され、アスカはかなり別人となり、肌色というかパンツ的な意味でサービスシーンが大増量っ!! そして、演出やストーリーが、むちゃわかり易く親切設計にっ!! さらに加えて、レイっ!! レイっ!! レイっ!! レイっ!! ぽかぽかっ!! ぽかぽかっ!! ぽかぽかっ!! ぽかぽかああぁぁぁっ!! や、正直、今回は、アスカと新キャラのターンかと思っていたら、新キャラは、さほど活躍するわけでなし、アスカは魅力が大幅減で実質的にはヒロイン枠から脱落してたりして、むしろ、レイのターンっ!! いや、それとも、マリとアスカが活躍するのは、次回かしら? 次回かしら?
まあ、わかり易くなった演出とシナリオに関しては、TV版で見せた無謀なまでに挑戦的な手法が弱まったのは、正直、残念。いや、「今日の日はさようなら」と「翼をください」に関しては凄いといえば凄いんだけど、ただ、アレも奇抜というほどではないし、なにより TV版があるからこそ生きる演出だからなぁ。あと、シナリオの組み立ても、説明的なパートなんて用意せずに、不親切に詰め込んだほうが好みだったんだけどなぁ。というか、不親切なぐらいが『エヴァ』らしいと思うのだけど……。や、全体的に判り易く改変したのは、頭使って楽しむのではなく、パンツー、パンツーとか気楽に楽しめる路線を重視した結果なんだろうけど(^^;。
とにもかくにも、このクオリティでラストまで描いてくれたら、それだけでもう、最高傑作間違いなしっ!!だとは思えるのだけど、でも、「期待させておいて、また最悪の形で裏切るんでしょ?」 という疑念が拭えないのは、なんというか業だなぁ。
[ 2009.06.29 ]