[映画]『ヱヴァンゲリヲン:Q』感想

うわぁ、なにこの金かけただけの自主制作アニメ。すげぇ。てか、制作者が自分自身が楽しみまくるために作ったようなアニメで金取るんだ。厚顔無恥もはなはだすぎる(笑)。

いやまあ、ガイナックスって、もともとが同人上がりだし、昔からぜんぜん変わってないといえばそうなんだけど、それにしたって凄いよなぁ。観客とか、マジにアニメ映画かよ、ってぐらい一般人も多かった印象だったのだけど、こんな好き勝手にやっちゃって大丈夫なの!? 利害関係者もむちゃ多くなってると思うんだけど、刺されたりしないの!! ……まあ、利害関係者にとっては、商業的に儲かってるうちは、いいんだろうけど。

でも、ホントすげぇ。制作者が、ノリノリで楽しみまくって作ってるのが目に見えるようだ。作る分には、ほんと面白いんだろうな、ちくしょう!! でも、その分、見る人を選びまくる作品になっちゃってて、まあ、そういうバカなノリで作ったものは、見ててにやにやしちゃう面白さはあって、ずっとにやにやと笑いながら、うわーうわーと見てたのだけど、でもさー、商売でやるんだったら、ふつうにエンタメでいいじゃん、というか、エンタメじゃないとマズイだろ(^^;。

内容のほうは、序盤がいきなり『ふしぎの海のナディア』だったので、ヱルトリウムかヱクセリヲンかレッドノアでもいいんだけど、そこら辺が出てくるのかと期待しまくりにまくってたのに、そゆのはなくてガッカリ。 あと、好き勝手やってるので脚本酷いのは仕方ないんだけど、カットなんかも退屈なのが多かったのはどういうこと? 今回はカヲル回だったとはいえ、腐女子向けサービスシーンばかりで、映像的には中弛みがひでぇ。制作者もホモ属性ばかりってこと? 腐ってやがる。いや、派手なドンパチとかもあった気がするのだけど、一晩たって映画の内容を思い返そうとすると、ピアノを連弾してたシーンばかり再生されてくるのよ。うわぁぁぁぁ。……同性愛に走るなら、せめて、もちょっと、アスカとコネメガネの絡みも描いてくれても良かったのにぃ~。

あと、そうそう、見た人みんな、総ツッコミだろうけど、お前らコミュニケーション下手すぎだろっ!! 一言二言説明すればいいことなのに、あれじゃシンジが可愛そうすぎるわっ。さらに、シンジをガキ呼ばわりしつつ、どいつもこいつも成長していねぇ。いや、話的には破綻しすぎて整合性を諦めてるレベルになってるんで、もう、いろいろとツッコむのは野暮なんだろうけど、ほんとシンジの扱いがヒドすぎる(笑)。そんなシンジが、都合よく動きすぎるのも、どうよ。マジにひどいなぁ。

まあ、なんやかんやで面白かったけど、制作側で、もうまともにオチつける気なさそうだし、続きは、やぱし旧エヴァみたいになっちゃうのかねぇ。作中のキャラ同様、庵野も、ホントぜんぜん成長してない。いや、見てる方も、懲りずに見に行ってしまう時点で、ぜんぜん成長してないんだろうけど。結局、10数年ぐらいじゃ人間変わらないというか、なんかすげー、歳だけ取って変わってないことを感じさせるアニメだよねぇ。

[ 2012.11.18 ]