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角川書店 スニーカー文庫
涼宮ハルヒの驚愕 /谷川流 -
4年ぶりの新刊だけど、やっぱり、おもしろいおもしろい。計算された構成と、SF的なネタの数々、もちろん、長門はじめキャラも魅力的で、やっぱり、谷川流は上手いねぇ~。そして、うわぁ、エピローグが、まるで最終話のラストのようだけど、続き出るんだろうか(^^;。
とりあえず、さっぱり内容を忘れてたので、『分裂』から読み直しましたよ。キョンの中学時代の親友である佐々木登場。新たな宇宙人、未来人、超能力者とともに、SOS団のは別の可能性を示唆。そして、二つに分岐して進行する物語……。そして、それを引き継いだこの『驚愕』は、長門不在の中の宇宙人対決すげー。そして、新キャラのヤスミがなかなか可愛いね。……平行世界ネタは、[TVA]『超時空世紀オーガス』好きの私的に、非常に楽しかったけれど、αとβの二つの世界の差分が思ったよりも大きかったのは違和感。さらに、解決編は、ちょっと強引だった予感。や、なかなか本音を見せないキョンとハルヒの人間ドラマとしては、すげー面白かったですが。てか、キョン、最終巻でもないのに、ここまで心を定めてしまっていいのかっ。そして、ヤスミは、やぱもったいないよなぁん。
[ 2011.06.02 ]