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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編<上> /佐島勤

うーん、いまいち。世界最強の魔法部隊・米軍スターズ参戦。世界に13人しかいない戦略級魔術師の一人、アンジー・シリウス登場。ということなんだけど、ああうう、せっかく米軍さんが出てきたのに、スケール小さくって、しょぼん。や、スターズって、一高より弱いのは仕方ないとして、他の魔法科高校にも負けそうな感じなんですけど……。

ていうか、米軍が、リーナの印象が強いせいもあるんだろうケド、学生レベルの素人の集まりみたいで、きちんとした政府の組織に見えないのが……。まあ、もともとツッコミどころの多いところも魅力な作品ではあるのだけど、さすがに、この新刊は酷くないか(^^;。ツッコミどころだらけで、普通に出来が悪いだけのような。作者の人は、こんなこじんまりした話ではなくて、もっとスケール大きい話を書くべきだと思うんだけど……。

いやー、『魔法科高校の劣等生』って、「ぜんぜん劣等生じゃねー」ってところから始まってツッコミどころだらけの作品なんだけど、俺TUEEEEEEEEだったり、スケールが大きかったりと、豪快な中二病設定を真面目に正面から突き進んでるのが素晴らしいと思うわけですよ。まあ、意地の悪い書き方をすると、作者の人は予防線を張りまくっていて、たぶん、ガチにシリアスなつもりで書いてるっぽいのに、にもかかわらず、ほとんどギャグと紙一重になってしまっていて、そのギャップが魅力でまた楽しかったりするのだけど、やっぱ、ギャグとして笑えるには、もっと豪快で突き抜けてないとなー。

[ 2013.04.04 ]

佐島勤作品の感想