[WIN]『同窓会』感想

で、「同窓会」。オープニングととプロローグだけで、30万の価値あり!(爆)。周りでは、某リーフの「雫」や「痕」一色って感じですが、やはり、狂気にゆがんだ愛より、甘酸っぱく切ない純愛に勝るものはない!マニュアルからしてもうくらくら。

君が好きだった。
だけど、言葉には出来なかった。

うぅ、こゆのもうだめなんだ~!いちせの作った「粉雪…」や次回作(謎)のテーマを語るまでもなく、いちせの心の奥底を揺り動かすこのシチュエーションは、あうう。しかも、この想いをピアノを基調とする透き通った曲をバックにさわやかで丁寧に描かれたグラフィック。オープニングのセピア調でまとめたあげたセンスは最高!問題は、18禁ってことなんだよな(爆)。

で、ゲームに同封されていた今後の発売予定が書かれたカタログ。「晴れのちときどき胸さわぎ」、Windowsで10月下旬発売予定! あぁ、裏切り者との誹りをうけようと、借金してまでwin95機を買ったのは正解だった~!!ごめん、X68、僕は愛に生きるよ!他の作業をしながら、超一級のゲームが他の窓で開けちゃ、もう、X68の出番、無いかも的。

[ 1996.09.13 ]

で、操作性が悪いと噂の「同窓会」。青春とは、もどかしいものなのです!(爆)。そもそもアイデスは、ゲームのテーマを重視して、操作性をないがしろにする傾向があるし、それに、重要なのは、いかに恋愛にドキドキ出来るか!ということだと思う。こと恋愛表現に関しては、いちせの信奉する少女漫画に比類するだけのものがあります。ある意味、恋愛をないがしろにして、ゲーム性を追い求めた「ときメモ」と対極をなすかも。

[ 1996.09.15 ]

保存していたセーブデータを見ると、はう、深雪と桃子さんしかクリアしていない~。<これしかプレイしてないのに、基本的に絶賛してた あたしは一体(^^;

そういうわけで、プレイ開始。あ、このオープニング、凄く好きだったんだよなぁ。うわ、すごい、この時代のゲームなのに、何故か、萌えが、そこそこ強力なんですけど~~。あ、やっぱ、客観、クソゲー、でも、主観、最高傑作級かも(^^;。ほんと、こういう恋愛ゲーって、すげー好き。<って、とりあえず、序盤

3rdぷれい? みどり@眼鏡っ娘 エンド

さすがに、描写が、まったく足らないだろ~~。キャラ的にも、ストーリー的にも、美味しいのに、なんで、こう、クソゲー的になってるかなー。ゲーム内時間が、6日程度と短すぎる、という説もあるけれど、それにしても、あまりに描写少なすぎ。<まあ、昔の ADV は、こんなもんだ、という話もあるけど、これより古い、[PC98]『DOKIバケ』は、もっとまともだったしなー。……思い出は、美しいままにしておくべきだったか。<をい

[ 2001.08.18 ]

4thぷれい 鮎@幼なじみ エンド

鮎、すばらし~~。それでこそ、幼なじみ~~。<っていうか、幼なじみが朝起こすというシチュエーションは、いつから確立してたんだろ(^^;。…… はう~、瑞穂、瑞穂ぉ~~。わざわざ、こういうイベントを挿入するとはぁ~~。やっぱ、最高傑作級ぅ~~。すばらし~~。すばらしすぎるにょ~~~。

5thぷれい 瑞穂@病弱ヒロイン エンド

がび~~ん、瑞穂がそんなことを言うなんて(T-T)。って、そういう設定だったのね。……がはっ、はう~~、瑞穂~~。そんな演出をするとは、鮎、すばらし~。くぅ~~、やっぱ、あたし的には、最高傑作級のゲームだよ~。森林浴→ボート、素晴らしすぎる~~。はう、ラストの鮎、きょうあくだ~~。

↑一転して、なんだか、大絶賛(^^;。<もともと、大絶賛のゲームだったのだけど。

[ 2001.08.19 ]

6thぷれい 真琴@モデル エンド

中学時代のままのキミだったら、良かったのに(T-T)。<たぶん、同意見、多数な予感(^^;

7thぷれい 夏奈子@竜介の後輩 エンド

うわっ、深雪、悪い子(^^;。って、すばらしい、このシナリオも、すばらしいよ~~。いや、もともと、夏奈子ちゃんって、キャラ的には、みどりについで、好きだっただけに、みどりシナリオが、かなりダメダメだっただけに、かなり嬉しいよ~~。<って、他のシナリオと比べて、みどりシナリオだけが、ちと、悪すぎ

そいえば、寝る前の洋介との会話に、どうにも違和感を感じて、ちと不満なのです。

[ 2001.08.20 ]

8thぷれい 静香エンド

予想通り、後半、萌えが強力。転がるほどではなかったけど(^^;。“男っぽい雰囲気だけど、実は、うぶな女の子”という この系統の女の子は、好みうんぬんに限らず、萌えが強力なように出来てるのだけど、この時代のゲームで、これほど強力な萌えを実現させているのが脅威。はう~~。

で、全員クリアしたので、総評(というのも今更で変だけど(^^;)。
もともと、「好きな作品だけど、客観的には、クソゲー」というのが、あたしの『同窓会』に関する見解だったのだけど、思った以上にまともだった。というか、十分、最高傑作級(^^;。いや、改めてプレイすると、3年は時代を先取りした作品 という感じ。この時代に、ここまで、萌えと恋愛を表現していたのは、正直、信じられない。

まあ、恋愛的には、現在主流というか、美少女ゲーム的な恋愛表現(<男性向け少女漫画風味、という感じ?)というテイストではなく、トレンディドラマの影響を色濃く受けていて、その点は、新鮮で、ちと変(苦笑)。萌え的には、今と、ほとんど遜色ないことをやってるのが、脅威だよな。というか、鮎、卑怯(^^;。

システム面は、今回、攻略情報を見ながらプレイしたのだけど、そうすると、あれほど、めんどくさかったのが、ほとんど嘘のよう。十分、まともにプレイできる。多分、女の子の居場所表示さえ導入されていれば、当時、あれほど、クソゲークソゲーとは、言われなかっただろうに。すごく、もったいない。<まあ、当時は、そういう考え自体、制作者サイドでは、持ちえなかった気もするけど。

[ 2001.08.21 ]