好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
ウィザーズ・ブレインVIII 落日の都<下> /三枝零一

うわぁ、そんなキツイ展開は予想してなかった(T-T)。シティ・シンガポールと賢人会議の同盟締結を目前にして反対派に拉致された真昼。サクラたちは、無事に真昼を救い出し、同盟を締結することができるのか……。

と、マジにまさかの展開ですよ。滅茶苦茶せつない。なんといっても、一般市民も元神戸の二人も、むしろ「よかった」と思っているのがなぁ。誤解されたまま正義は救われず、悪に報いもないとか、せつなすぎるよっ。神戸の人は、やらかしたことの重さに後悔して絶望しながら死んでいくとか、シンガポールは全滅とか、そういう展開が見たかったっ!! いや、今からでも、ほとんどのシティが滅ぶような展開が希望。<をい

しかし、『ウィザーズ・ブレイン』は、絶望的な世界の先に感動的なハッピーエンドが目に見えるような物語だったのだけど、今回の展開で、どうなるんだこれ? いきなりハッピーエンドが遠くなった気がしてならないのだけど(^^;。賢人会議側に真昼以外の頭脳労働担当がいないのがツライ。真昼が先も見越して全て手を打っているんだったら、感動的な展開なんだけどなー。

なにはともあれ、あと残りのエピソードは二つか。今回出版されるまで、三年もかかっているし、ちゃんと続きが出てくれるのかが問題だけど。

[ 2014.02.23 ]

三枝零一作品の感想