[WIN]『AIR』感想

1stぷれい 観鈴ちん END <って、歌+エピローグ付だけど、True なのかいまいち自信なし

「が、がお」 くぅ~、観鈴ちんナイス! めちゃかわいい~~っ!! あう、萌えゲー。
まあ、転がったりと、萌え的要素はないんだけど、キャラの魅力だけで持ってるよなぁん。……つまり、ごめん、それ以外の要素については、評価に足る部分って、ほとんどないと思うんですけど。

まあ、『Kanon』も、各シナリオ事の出来に大きな差があったので、他のシナリオに比べて、観鈴シナリオの出来が悪いのか、それ以前に、そもそも、True のシナリオじゃなかったのかもしれないけど、もし、全体的にこのレベルなら、あたし的には、『Kanon』の悪いところの寄せ集めとしか思えんかった。…というか、だらだらと続く前半とか、正直、苦痛。後半も、泣かそうとしてるのはわかるんだけど、へたれた演出と構成では、そりゃ泣けないって。

シナリオに関しては、他のシナリオでフォロー入るとしても、問題は演出。あたし、『Kanon』の最も良い部分は演出にあったと思ってるのだけど、『Air』、その良い部分をまったく継承していない。Opening からして、単に、それっぽくふつーに作りましたという出来で、『Kanon』のそれとは、雲泥の差。本編に入ってからは、まったくふつーの ADV。……『Kanon』or『Sense Off』のレベルを期待していたので、まったく持ってがっかりだ。

[ 2000.09.18 ]

2ndぷれい かのりん END

わ~、かのりんも めちゃくちゃかわいい~~。やぱし、萌えゲーじゃないけど、萌えかー。<をい ただし、シナリオ的に、やぱし、感動は弱し。それ以前に、たるくて苦痛。……正直、Key じゃなかったら、序盤でクソゲーと言い放って、プレイしてないし、これほど評判が良くなかったら、観鈴クリアした時点で、2度とやんねー、というレベルの酷いゲームという、オレ的評価なのだけど。

↑ネタばれ避けつつぐるぐるしてると、どうやら、ヒロイン3人のシナリオ自体は、それほど評価が高いわけではなくて、その後の+αな部分が良いらしいので、まあ、そこまでは、やらんといかんかなー、という感じ。

と、佳乃シナリオ。観鈴シナリオに比べて、一転わかりやすいシナリオ。『ONE』や『Kanon』に比べて、『AIR』は、お話が、めちゃわかりにくい~、と、思ってたのだけど、観鈴シナリオが特別だったらしい。(<そういう意味でも、観鈴シナリオはダメだと思うんだよね。まあ、敢えて今のところ隠してあるのかもしれないけど) う~ん、典型的な展開で、ネタ的には割かし好きなのだけど、恋愛描写がなってないのが、問題だよな。あの構成では、ラスト、盛り上がらんでしょ。相変わらず、演出はへっぽこだし。斬新な展開ならともかく、典型的なストーリー持ってきて、構成も演出もへたっぴで、キャラがかわいいだけって、……どうしようもないお。

[ 2000.09.22 ]

3rdぷれい 美凪 BAD

くぅ~、素晴らしい~~。こういう構成を待ってたんだよ~~。いや、BadEndだったので、ぇちシーンを絡めたラストとかバランス悪いし、結局、泣くまでにはいたりませんでしたが、やっぱ、構成とか巧いなぁ。これなら、『Kanon』に匹敵するといっても、良いかもしれない(といっても、まだ、『Kanon』レベル)。事実に気づいた瞬間、それまでの道具立ての巧さへの感動、表面上は変わらないのに、受けて側の変化で、ゲームの雰囲気が一変する素晴らしさ。いや、オレ、いわゆるパターンだと思っていたので、ほんとにしてやられた~、ぐは。\

↑セーブデータからやり直して、美凪 END

涙ぐむトコまでは、何度か行くのだけど、もう少しのところで、泣けない。やぱし、演出が、へっぽこなのが問題だよなぁ。あの『Kanon』の素晴らしい演出はどこいっちゃたんだ? 手法だけは、部分部分、表面的にだけ真似てるケド、そんな子供だましなレベルでは、肝心のところで覚めてしまう。……仮にも、『Kanon』レベルの演出を知ってるメーカーが、こんなくそみそな演出しかやれなくて、恥ずかしくないのか? 演出以外でも、細かな部分で粗が気になるし、なんでこう、すっきりとやってくれないかなぁ。

[ 2000.09.23 ]

4th ぷれい SUMMER

なるほど、[WIN]『銀色』を 知ってると ツライですねん(^^;。確かに知らなかったら、もちょっと評価もしたかもだけど、ここまで差をつけられるとねぇ。未だクソゲー1歩手前という、オレ評価。

5th ぷれい AIR

くぅ~、観鈴ニューバージョン、かわゆすぎる~~~
……って、ぐはっ、号泣。流した涙の量なら、今までのゲームで最大かも(T-T)。

ただ、結局、演出は最後まで、へっぽこのまま終わりか。演出面については、まったく、褒められる部分はなし。ただ、ストーリーが破綻することを厭わず、泣けるシチュエーションを用意しようとする拘りは凄いけど。そういう意味では、美少女ゲームなんだよね。いや、プレイ前に、よく「エロゲーじゃない」とか「ギャルゲーの枠を越えてる」のような意見を聞いて、期待してたんでしが、残念ながら、あたし的には、すごく範疇のゲームだと思う。ぇちシーンについても、[WIN]『Kanon』に比べ、明らかに退化。この程度のぇちシーンなら、ごろごろしてると思うのですが。<というか、すごく普通のぇちシーンの役割という気がする

あと、むちゃくちゃ、わかりにくくないですか? いや、泣かそうとして、構成がめちゃちゃになってしまってるせいもあるんですけど、[WIN]『Kanon』以上に、説明すべき部分と、そうでない部分がちぐはぐ。……やぱし、構成が悪いんだよなぁ。[WIN]『ONE』みたいに、構成がしっかりしてれば、表面的に難しそうに見えても、きちんと追ってけば、実はわかりやすいということがあると思うのだけど、こう、構成の出来が悪いと、ラストとか、すげー苦労するよ(^^;。<とって付けたハッピーエンドみたいで、必要ないと思うし \

で、CG、ぐ、99%だ。あ、観鈴の最後の CG 開いてない(苦笑。
とりあえず、思いっきり泣けたり、観鈴はめちゃくちゃかわゆかったりするけど(あ、あと、佳乃の口を押えた絵なんかも捨てがたい)、やぱし、演出、構成は、下の下。全体の評価は、せいぜい、中の下というのが、オレ『AIR』の評価というとこでしね。

[ 2000.09.25 ]