泣けるパズルゲーム『古の女神と宝石の射手』の感想
テレビCMが気になってはじめたのだけど、この手のゲームが初めてだったせいか、すげーハマってる。基本的には『パズドラ』の亜流? ギリシア神話をモチーフにした、戦闘がパズルゲームになっているタイプのゲーム。ゲームの目的は、クエストを攻略することで、そのためにガチャを回してより強いカードを集めていたハズなのに、いつの間にか、ガチャでカードを集めるのが目的になってしまってるような(^^;。無料でもそこそこガチャを回す機会はあるので課金しなくても問題ないのだけど、手っ取り早くガチャを回そうとしたら、やっぱり課金が早いという。まだ、少ししか課金してないけれど、際限なくガチャを回してしまいそうで、凄く自制心が試されるゲームだよな……。
開始10日で、Lv.32。古代ギリシア、トロイの戦い、クレタ島、コーカサス山脈までクリア。主力は、冥王ハーデス第二幕、海王ポセイドン、家政婦アガメムノーン、眠りの神ヒュプノス、勇者ヘラクレス、軍略家アキレウス辺り。お気に入りは、眼鏡な家政婦アガメムノーンなのだけど、レア度が高いほど強いゲームなのでツライ。はじめは良くわからずに、初期カードとドロップした娘だけで戦ってたのだけど、はじめてガチャしてその娘たちを入れたら、圧倒的な強さでビックリした(^^;。結局、レア度が全てでガチャ回してなんぼということなのよねー。
パズルゲームのパートは、なんやかんやで課金するぐらいに面白いのだけど、問題は、“泣ける”と謳っているシナリオパート。ゲームに小説をつけるというのは斬新だと思うのけど、同じキャラが出てくるだけで、完全にゲームから独立した別物なのはどういうことかと。せめて小説としての出来がよければいいのだけど、文章もいまひとつで挿絵の使い方もダメ。せっかく各キャラにイラストを用意してるんだから、もう少し工夫すれば、いくらでもよくなると思うんだけどねー。クエストのほうもシナリオパートの要素を多少なり反映してくれればいいのに、そうなってない。他のゲームとの差別化要素をストーリー性に置こうとしたのだろうけど、そこは完全にアイデア倒れで、あくまで可愛いイラストのパズルゲーでしかないんだよなー。ギリシア神話を題材に、オリュンポス神とティターン神の戦いをゲームの世界観の軸に置くなら、デッキに双方の神を置けないようにするとか、敵がオリュンポス神なら攻撃できるのはティターン神だけにするとか、最低限、意味もなくボスキャラを置くのではなく、ボスキャラの配置ぐらいは気を使って欲しかった。シナリオがあるにもかかわらずストーリー性は感じられず、ゲームデザインは、正直失敗してると思う。もとのギリシア神話ではいろいろと愛憎あるはずなのに、キャラの関係性も感じられず、かなりもったいないよね。
まあ、そうは言っても、パズルゲームとしては面白いので、もし、これからやる人がいたら、招待IDに私の「40517874」を使っていただけると、私がカード貰えたりするので嬉しいです。<をい
[ 2014.09.01 ]