泣けるパズルゲーム『古の女神と宝石の射手』の感想その3
テレビCMの第二弾もはじまったので、改めてゲームの紹介を兼ねて感想を。ゲームをはじめて もうすぐ一年ですが、今の主力カードは→。開始一か月半の頃 と比べるとかなり充実してきた。ゲーム内最強の光明神ヒュペリオン第二幕こそいないけれど、それに準ずる魔王クロノス、軍神アレス第三幕、美神アフロディーテ第二幕辺りは持っているので、ティターン中心でもオリュンポス中心でも、そこそこ強いパーティは組めるようになりました。まあ、キャンペーン時に数千円課金した程度なので、いまだにディロス島もタルタロスもクリアできてないけどなー。
ゲームは、パズドラ系のパズルゲーム。パズルで消したジュエルの数とカードの強さに応じて敵にダメージを与えて倒すタイプのゲームですね。オリュンポスとティターンの神話を題材としていて、カードが美少女キャラ中心なのとゲーム内配信でラノベとコミックがついてくるのが特長。……まあ、ラノベはともかくコミックは、ほんとは雑誌連載のメディアミックスを狙っていたんだろうけど、掲載先が見つからなかったんだろうなー。<をい。肝心のゲームはおもしろいのだけど、難易度が初心者向けと廃課金向けの両極端で中庸がないのがマイナス。まあ、暇つぶし的なゲームなので、基本、初心者向けのヌルイ難易度なのは正しい気もするけれど。
毎週、水曜日から翌火曜日までイベントをやってカードを配ったり、新キャラもどんどん追加したり、運営はかなり頑張ってる感はあるのだけど、多少課金しただけでは意味のない難易度設定は、ちゃんとマネタイズできてるのか、ちょっと心配。や、私、開始当初に比べてカードはかなり充実してるけど、クリアできるマップはほとんど変わってないぞ。同じキャラでもなにかとイラストレータを変えてくるので、キャラへの愛着もいまいち持てず、課金してまでカードをそろえようとは思えない。まあ、課金なしでもそこそこカードを揃えられるので、そこは良心的だと思うのだけど。
一年間ずっと遊んでいるくらいおもしろいのだけど、以前からの感想の通り、ゲーム全体の統一性がなくばらばらなのが、かなり残念。要はゲームスタッフ側にこだわりがなさすぎる。オリュンポスvsティターンがベースになっているのに、オリュンポスとティターンの属性わけがいい加減だし、同じキャラでもキャラデザはどんどん変えるし、そもそも、「泣けるパズルゲーム」として表に出してるのが、ティターン戦争でなく、ふたご座の物語なのはなんでだ? こだわりがなく適当に物語を作ったりキャラを出してたりしてるので、『ダンまち』で注目されたヘスティア様とかがいないんですよ。スタッフの人にはサラリーマン的にゲームを作るのではなく、もちょっとオタク的なこだわりを持って作ってほしいなー。
[ 2015.08.24 ]