ブログを19年続けて気をつけていること

今日でWebサイト開設19年。ブログも今月末には19年になります。

ココログの「ブログってどうやって誕生したの?」によれば、“1996年2月に、米国の IT カルチャーの情報誌「WIRED」の寄稿編集者であるデイブ・ワイナー氏が、米国通信品位法に対抗する「24時間デモクラシー」という企画を立ち上げたのがブログのはじまり” とあって、世界初のブログは1996年2月に誕生したらしい。うちはさらに古い1995年12月開始なので、つまり、このブログが世界で一番古いということかっ!! や、「最古のブログ、覚え書き | Hinemosu」を見ると、世界で三番目ぐらいになりそうですが。

19年前は、アニメの『愛天使伝説ウェディングピーチ』を見て、ライトノベルでは小泉まりえの「好き」シリーズに嵌り、少女マンガの『怪盗セイントテール』や『I LOVE YOU』の読み、声優の椎名へきるや菊池志穂を追っかけてと、月日の流れの中で置いてきてしまったものもあるけれど、基本、そんなに変わってないかなー。

まあ、19年もブログを続けてきたので、ブログを書くにあたって気をつけている点を3つほど纏めてみようと思います。ライトノベルの感想中心のブログなんで、基本的に、ライトノベルの感想を書くときに気をつけていること、になりますが。

1. せめて、好きか/嫌いかぐらいは伝わるように書く

いやー、ブログを書いてると、とにかく書いたことが読み手の人にぜんぜん伝わらないんですよー。読む人によって、まったく違う受け取られ方をされることが日常茶飯事です。さすがに180度異なる受け取れ方をされるのはツライので、できるだけ、「駄作」とか「ゴミ」とか「最高傑作級」とか、わかりやすく強い言葉で冒頭にはっきりと書くようにしています。そのせいでご意見いただくこともありますが、でも、それだけやっても伝わらないことが多いんですよ。「ゴミ」と評したにもかかわらず、「いちせさんが褒めていたので買ってみました」とコメントをいただくときの絶望を、たぶんあなたは知らない。

2. 背伸びをしない

よそ様のブログを見てると、たまに意識の高いブログを見かけることがありますが、それ、絶対続かない……。それに、ブログの書き手って、わりと業界関係者が多く、さらに東大京大辺りを卒業した天才的に頭のいい奴や桁違いに本を読んでいる奴もゴロゴロいるわけです。そんな凄い人たちに情報や考察で勝てるわけもなし、それに、そういう凄い人も含め、みんなで頭の悪いことを書くのがブログのブログらしさだと信じているので、一生懸命凄いことを書こうとするのって、それ、いろいろと間違っていると思う。

3. 人のコメントは好意的に解釈する

「ゴミ」とか「バカ」とか書いているせいかもしれませんが、それなりにコメントをいただくことがあります。ただ、自分もそうですが、酷いコメントをしていても、本気で殺意を込めて書いてることはほとんどないので、できるだけ好意的に解釈するように努めています。それに私のところに来るお叱りのコメントって、「せいぜい数冊しかライトノベルを読んだことない奴が文句を言うな」というのが、何故か多いんですよね。一応、数千冊は読んでると思うんですが。や、どうも、ライトノベルの感想中心なので、「最近になって本を読み始めた中学生が書いてる」と思われてるような……。

なにはともあれ、あと一年で20年。生きていれば、あと1年でも10年でも続けられると思いますが、今後ともよろしくお願いいたしますー。

[ 2014.12.17 ]