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僕は友達が少ない(11) /平坂読 -
はがない完結。一冊丸ごとエピローグみたいな内容でした。
10巻ラストの幸村の告白から、まさかこういう構成でエンディングまで描くとわ。正直、いろいろともったいない気はするのだけど、ただ、かなり無茶してた作品にしては、わりと綺麗に終えることができた印象。結局、小鷹は最後まで、いろいろ残念なキャラだったよね。まあ、そこが小鷹らしく、また、『はがない』らしくもあるよね。一冊丸ごとエピソードのような最終巻は余韻も感じられて読後感もよく、話題作を纏めるのは難しいと思うのだけど、いい最終巻でした。
[ 2015.08.30 ]