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KADOKAWA 電撃文庫
ブギーポップ・ダウトフル 不可抗力のラビット・ラン /上遠野浩平 -
私の好きな炎の魔女こと霧間凪のメイン回かと思ったら、羽原健太郎vs九連内朱巳が中心で、凪は期待してたような活躍をしてくれない。がっかりだ。いや、健太郎も九連内朱巳も凪に近い人間同士の戦いではあるんだけど、二人とも面識とかはなかったんだっけか。ブギーポップシリーズを読むと毎回思うのだけど、シリーズも長い上にキャラも多いので、いろいろと忘れてる……。
凪、健太郎、九連内朱巳の誰かがブギーポップと対決する、ということも当然なくて、わりと古くからのビックネームを揃えてきたわりに物足りない。いやー、健太郎の立ち位置が大きく変わって、今回は、あくまで今後の展開への布石のためだったような気もしなくもないけど、そもそも、ブギーポップシリーズは、物語が大きく動くとは思えないしなー。
[ 2017.08.19 ]