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エンターブレイン ファミ通文庫
“文学少女”と恋する挿話集1 /野村美月 -
はきゅ~~~~、ごろごろごろぉ~~~~~。なんといっても、収録されている短編の一本「“文学少女”と病がちな乙女」が、とことん甘く王道的な少女小説をしていて、とにかくこっぱずかしい短編に仕上がっている件。いや、素晴らしいぃ~~。
本編は完了した“文学少女”シリーズの、主にファミ通文庫公式サイトで掲載していた作品を纏めた短編集。短編集らしく、本編に比べてコメディ寄りかしらん。心葉が受展開すぎる(笑)。や、本編の裏側を描いているような作品も収録されていて、“文学少女”シリーズの読者なら、にやにやしながら楽しめる一冊になってるのがいいねっ!! ……それにしても、この短編集ではななせがあまりに影が薄く、やはりななせは不憫すぎる。<をい
[ 2009.01.10 ]