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TOブックス
魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防 /秋田禎信 -
燃える展開がすげぇぇぇぇぇっっっ!! キエサルヒマから突如来訪したリベレーターに対して、ずっと後手に回り、劣勢に陥っていた戦術騎士団と魔術学校。状況打開のため、ついにオーフェンが立ち上がるっ!! 要塞船との戦いが、すげぇ~~。
いやぁ、さすが、魔王様っ!! オーフェン、実力がダンチだな。いや、主人公であるはずのマヨールどころか、元十三使途のイザベラすらも霞む実力差で、オーフェン活躍は気持ちいいんだけど、ここまで強すぎると、物語上は、扱いづらいんじゃないかな? や、エドやイザベラも、本来は、化け物レベルの実力なハズなんだよなぁ。何故にここまで差がついた(笑)。中途半端な実力のマヨールは、なにがしたいんだか、作者はなにがさせたいんだか、わけわからん(^^;。
そしてどん底のベイジットは……、愛の村って、すげーセンスだな(^^;。もともと、『オーフェン』は変なセンスの作品だけど、新オーフェンは、ギャグ色の強かった無謀編の登場人物が普通に重要な役どころにいたりするので、なおさらギャグとシリアスの境界があいまいになってて、落ち着かない、変な感じになってるんだよな(笑)。
[ 2013.01.23 ]