好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! - 2019年12月


2019 12 2

KADOKAWA MFブックス
魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ (3) /甘岸久弥

婚約破棄されたヒロイン・ダリヤが、前世の記憶を生かして職人として活躍していくシリーズ第三弾。うわっ、ヴォルフとの身分差を埋めるように出世を目指す……、そういう方向で行くのかぁぁぁぁぁっっっ!!

働く女性が男性社会で活躍してくというと『彩雲国物語』を思う浮かべる人が多いと思うのだけど、『彩雲国物語』の秀麗のように、このダリヤも庶民から男爵、侯爵と、相手と並びたてるように出世を目指していくと、そういう方向に進むのかしらん。ダリヤの親は一代限りとはいえ男爵だし、ヴォルフも王族というわけではないので、そこまで無茶な身分差ではない気もするけどな。まあ、物語の終着点がいままで見えなかったので、きちんと立身出世でのゴールが設定されたのは物語構成としては悪くない。ダイヤとヴォルフの仲は、相変わらず、進展がないけど(^^;。

ヴォルフに関しては、えっと、お兄様がやけにブラコンなんですけど、今後の、グイードお兄様の活躍に期待しています。<をい

[ 魔導具師ダリヤはうつむかない ]


2019 12 15

TOブックス
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員IX」 /香月美夜

第四部完。フェルディナンドとの別れ(T-T)。

突然持ち上がったフェルディナンドとディートリンデとの縁組で、フェルディナンドが敵地・アーレンスバッハへ旅立っていくという展開なのですが、いやぁ、フェルディナンドは、完全にローゼマインの家族になってたんだなぁ。ルッツとの距離感と比べて、今のフェルディナンドとの親密さに、今更ながらビックリでした。そのフェルディナンドが去り、ここからいよいよ最終章へ突入していくのか。一方で、今までの家族との別離と比べるとそこまでの悲しさを感じなかったりするんだけど、ローゼマインも、今では側近はじめ多くの人に支えられているんだよな、とそんなことを思ったりも。

収録されてるリヒャルダ視点の短編「息子の出立準備」を読むと、ラスボスに見えるゲオルギーネも、必ずしも悪役というわけではなさそうだけど、うーん、やっぱ、アーレンスバッハでフェルディナンドが幸せになる未来は見えねーよな。ただ、ゲオルギーネはともかく、ディートリンデは頭が弱いので、フェルディナンドの敵としてはどーよって気はしてならないんだけどなぁー。

とにもかくにも、最終章の第五部が「女神の化身」ということで、兵士の娘→巫女見習い→領主の養女→自称図書委員→女神の化身と、下剋上といったって、いきなり出世しすぎだろ(^^;。女神の化身になって無双しまくるローゼマインに第五部も大期待です。

[ 本好きの下剋上 ]


2019 12 23

オーバーラップ オーバーラップ文庫
信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 3.冷血なる氷の彫刻姫 /大崎アイル

これが“同調(シンクロ)”!! や、「シンクロ」というと『戦え!!イクサー1』を思い出す世代なのだけど、やべーぜ、シンクロ!!

そゆわけで、ゲーム好きの友人たちと楽しく異世界を攻略をしてく感じのクラス転移系シリーズ第三弾。ソフィア王女デレ回。いやー、とにかく同調(シンクロ)の効果が酷い(笑)。主人公のマコトが効果を理解してないのでコメディで収まってるけど、この効果だけでふつーに世界を征服できそう。コミカルな作風のRPG系の主人公じゃなかったら、萌え系ハーレムよりも、いろいろやばい奴だった……。

後半の南の島の話は、書籍版オリジナルか。うーん、この段階であそこまで行けるなら、わりと女神さま救出も難しくないんじゃね? ……そもそも、現状でもぜんぜん封印されてる感じがしないけどな(笑)。

[ 信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 ]