[WIN] Hello Again /ACTIVE

[WIN]『ねがぽじ』のシナリオライター、枕流さんのデビュー作。発売が昨年の 5月なのに、すでに廉価版が出まわっているのが、この業界の回転の早さかしらん。……例え、いまいちなゲームだったとしても、3000円代で買えるなら、十分試しに買う価値はあるよねん。

そういうわけで、ぷれい開始。……『Sense Off』?<って、主人公が、超能力者を集めた学校に転入してくるだけだけど(^^;。そもそも、こっちの方が、発売先だって。……システムは、『ねがぽじ』と一緒か。標準機能は全て満たしてあるので、グッド。シナリオは、おぉ、基本的に、『ねがぽじ』のテイストそのままだー。ちと、『ねがぽじ』ほど、洗練されてない気はするけど。で、本能のままに、眼鏡っ娘狙いで↓。

1stぷれい 美津夜@眼鏡っ娘エンド

って、なんですか、このラストはー。枕流さん、日常のバカなやりとりというか、ドタバタなコメディを書くのは上手いんだけど、物語を綺麗にまとめるのは、ちと下手かも(^^;。<まあ、ほとんどラストまで、バカなボケツッコミに終始してたので、ラストに、そういうのを求めちゃいけない気もするし、これはこれで、十分、おもしろいから良いけど。

[ 2001.09.17 ]

2ndぷれい 真沙魚エンド

言いたいことはわかる。でも、そりゃ、ないだろ~~。って、おぉ~~~~。<エンディング後に、ちょっと感心。いや、やりたいことはわかるけど、実力が足りてない、という気がひしひしと。センスが良いし、描写の組み立てが、かなり好みなだけに、ちともったいないよ~~。

それにしても、突然の真沙魚視点の、なんと素晴らしいことかっ。って、でも、ぇち後は、描写が甘くて、いまいち風味。もっと、あそこら辺の構成を、最後まで、やってくれてればなぁ~。<というか、ぇち後のストーリー構成は、やっぱし、ぼろぼろだった予感が。

あと、1stぷれい時に、すでに、このゲームに萌えがないことはわかってたのだけど(<でも、由真辺りは、萌え系展開がある気もするけど)、やはり、萌えがないと、“キャラは魅力的だけど、おもしろいだけ”という風になってしまい、その点も、ちと残念かも。

[ 2001.09.20 ]

3rdぷれい 由真@姉御 エンド

うわ~、うわ~、うわ~、結局、萌えは弱かったものの、このぇちし~んはぁ~~~。すごく、なんか、良い感じだよ~~。って、あたし、こういう 描写がコミカルに逃げてるようなタイプの ぇちし~んは、いつも、わりかし評価してる気がなんとなく(^^;。<基本的には、ぇちし~ん不要論者なのだけど。

それにしても、やっぱし、ストーリーは、おざなりだよなぁ。このゲームに、きちんとしたストーリーを求めちゃいけない、というのは、わかるけど、構成的に、ストーリーが要らない作りになっているわけではなく、ライターの力量不足か、手抜きとしか思えないので、どうにかならなかったのかのう。

[ 2001.09.21 ]

4thぷれい

「東吾ちゃんは、一緒に拾ってくれるだろうか…?」
すげ~~~っ!! なんで、こういうこと書けるかな~。

というわけで、詩歩に分岐したかと思ったら、メインエンド。さすがに、物語の本筋だけあって、内容的にも、かなり満足。いや、泉深の反応が、めちゃくちゃいいわ~~。

5thぷれい 詩歩エンド

三人娘の中ではいちばんお気に入りで、毎回、部室に通っていたにもかかわらず、なぜか、ここまでクリア出来てなかった、詩歩。やっぱし、いちばん、かまってて、楽しいし、かわいい~。ストーリー的にも、かなりの満足。逆に、おなざりな、由真ルート&真沙魚ルートが不敏よのう(^^;。

で、あとは、久人エンドが残ってるけど、これ、バッドエンド相当? いや、そうじゃないとすれば、どうすれば分岐するのか、ちと見当つかないお。……それはともかく、美津夜、真沙魚、由真とクリアしたときには、「十分おもしろいけど、『ねがぽじ』には大きく劣る」という感想だったのだけど、メイン、詩歩とクリアして、かなり満足。最高傑作級に順ずるレベルか?(^^; けっして、萌えもなく、感動系のシナリオでもなく、単にバカやってるだけだけど、こういうのも、なんか心がほっとする感じで良いよね。

[ 2001.09.24 ]

6thぷれい 久人エンド

ある意味、もう一人の当事者とも言える久人ルート。……そう悪くもなかったものの、主人公との絡みがなくて、ちと残念。<っていうか、それ以前に、先生は、先生は、攻略できないのですかー。

まあ、とりあえず、オールクリア。って、しまった、未見CGが一枚ある~。

総評

[WIN]『ねがぽじ』ほど、大絶賛はしないけれど、それでも、それなりに高いあたし的評価。傑作級にはやや足りず、というレベル?。萌えも、恋愛要素もあまりないし、感動的なシナリオというわけでもないけど、それでも、この登場人物たちとの、バカなやりとりが凄く楽しい。とくに、詩歩(^^;。

とりあえず、今後、枕流さんの作品は、デフォ買いの予定。って、発売済みの作品で、『ねがぽじ』と『Hello Again』以外に、なにか、やってないのかしらん。スタッフレベルは、ぜんぜん知らないからなぁ。<というか、メーカーや声優さんを購入基準は、よくするのだけど、シナリオライターを購入基準に置くのは、あたし的には、はじめてかも。

[ 2001.09.26 ]