彼女がフラグをおられたら
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講談社 講談社ラノベ文庫
彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ /竹井10日 -
最高傑作級。あの名作『秋桜の空に』(→感想)を彷彿とさせる面白さっ!! や、竹井10日のラノベ作品は、ラノベデビュー作の『ポケロリ』が、そもそもちゃんと小説になってなかったので、以降、敬遠してたのだけど、うわぁ、なんだこれ、すっごく面白いんですけどっ!!
とにかくキャラの会話と竹井10日独特の文章回しが非常に楽しい。ストーリーは「死亡フラグ」や「恋愛フラグ」といった人の「フラグ」を見ることができる少年・旗立颯太を中心としたラブコメ。ああ、竹井10日らしく、きちんとダダ甘な姉が出てくる。素晴らしいっ!! ストーリーも謎の見せ方がニクイけど、なにはともあれ、至るところからかもし出される竹井10日らしさが素晴らしい。今後も楽しみすぎるっ!!
[ 2011.12.09 ]
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彼女がフラグをおられたら こんな女子ばかりの体育祭に出られるか、僕は二人三脚に出させてもらう /竹井10日 -
体育祭でMVPをとらないと廃寮に……、というわけで、「フラグ」が見える少年・旗立颯太をめぐる物語は、今回は体育祭。新キャラ忍者林瑠璃と英雄崎凜も登場し、いっそうハーレム化が進行っ!! 特に凜、なにこのチョロさ。素晴らしいっ!! もうもう、このダダ甘な雰囲気はなんなんだろう、もっとやれ。いや、竹井10日らしい文章回しも、相変わらず楽しいなぁっ!!
そういうわけで、ひたすら甘ったるい愉快な雰囲気がものすごく楽しいのだけど、そんな雰囲気にもかかわらず、死亡フラグに落ち込む颯太はすごく違和感あるな。一応、死亡フラグの解決がメインのストーリーになると思うんだけど、肝心の死亡フラグがすっごく浮いてる(^^;。そして、ラスト展開は、さらに新キャラ登場で、どうなるんだこれ!?
[ 2012.03.23 ]
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彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この臨海学校は安全だから、絶対敵に見つかったりしないよ /竹井10日 -
臨海学校ということで、今回は、もちろん水着回。イラストがあるとはいえ、小説で水着回って、ビジュアル的に意味があるのか?という疑問はなくはないのだけど、それはともかく、恵の可愛さは、ほんと異常だなっ!! ペアルックのシーンとか、白いワンピースとか、転がらざるを得ないだろっ!! 凶悪っ!!
そして月麦は、そういう方向かっ。脅威のロリババァ。まさか、お姉ちゃん対抗とは……。や、ダダ甘な展開はむしろ好きなので、もっとやれっ!! という感じだけど(^^;。それにしても、颯太はフラグを折りまくって孤独に生きていたという設定だったと思うのだけど、完全にハーレム展開すぎる。一応、死が待ち受ける展開なハズなのに、ほとんど、いちゃ甘な内容が凄いな。その一方で、裏で動いてる話が、やたらスケールがデカいのだけど、そっちのほうは、どうなってくんだろ。[ 2012.08.14 ]
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彼女がフラグをおられたら ここは俺に任せて、お前は夏休みを満喫しろ /竹井10日 -
マジ、アニメ化ですかっ!! そして、相変わらずの竹井節っ!! いいね、いいね。……や、地の文での妙なコメントが、のほほんとしたハーレム空間とマッチしていて、相変わらずイイっ!! 颯太を好きすぎる女の子たちも、みんながみんな可愛く楽しくて、ほんとおもしろいわ~。チョロすぎる凜くんとか、可愛すぎる恵とか、いやぁ、にやにやが止まらない。そして、徐々に明らかになってくる物語の核心が、うわぁ、ラストなにそれ。どういう展開になるんだ?
物語のほうは、夏休みを一人寮に残って過ごすことになった颯太だが、という感じの導入にもかかわらず、結局は、いつも通りに颯太をみんなで囲むゆなハーレム展開。そして、菜波の妹、白亜、登場。颯太のフラグの秘密に繋がる菜波たちのブレードフィールド公国でも、いろいろと動きが……。と、基本線は、颯太を好きすぎる女の子たちのドタバタを楽しむ作品だと思うんだけど、臭い動きも見え隠れしてきて、続きが凄く楽しみ。ラストは、『がをられ』の柔らかい空間とは合わない雰囲気で、どうなるんだホント。
[ 2012.12.08 ]
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彼女がフラグをおられたら こんな風にみんなと学園祭の話をしたの、初めてだな /竹井10日 -
前巻ラストのお姉ちゃんは出番なしですかっ(^^;。
そういうわけで、学園祭。なにはともあれ、ヒロイン総出演のミスコンが凄い凄い。ストーリー構成上、現時点で、誰か一人を突出させるとも思えなかったので、誰を優勝させるのか? どう決着をつけるのか? まったく検討もつかず、うわぁ、手に汗握る握る。なるほど、そうきたかー。
そして魔法使いは、どういう展開だよ、まったくもっって!!
学園祭は、結局、準備とミスコンで終わってしまった印象だけど、次巻に続くってことでいいんだろうか? 正直、巻をまたぐようなネタとは思わなかったんですけど(^^;。
相変わらず、表ではラブコメハーレム展開なのに、裏ではやたら壮大でなにかありそうな話を、いい感じに情報を小出しにチラ見せてく演出が、もう、憎くて上手いね。アレコレ想像を膨らますだけでも、楽しい楽しい。や、瑠璃の正体とか、どうなってるんだよ、あれ。
[ 2013.04.18 ]
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彼女がフラグをおられたら 電話ではこれ以上話せない。学園祭の詳しい話は会ってからだ /竹井10日 -
さらに、新キャラの吟遊詩人追加とか、颯太のハーレム状態は、留まる所を知らんな(笑)。そして、お姉ちゃんは、そういう絡みかたをしてくるか。いや、引きが気になってしかたないんですけどー。
そゆわけで、前巻から引き続いて学園祭。相変わらずの竹井10日節と颯太を巡る逆修羅場な展開は、ほんと楽しくて面白くて素晴らしいのだけど、おいっ、クソつまらん劇にどんだけページ使ってるんだよ(^^;。いやー、そういうのはお約束ではあるんだけど、さすがにちょっと辛かったわ~。
で、新キャラ、せりきゃんは、なんとなく[TVA]『電脳組』のはとぴょんを思い出した。古いな(汗;。せりきゃんはともかく<をい、むしろ菜波との絡み方がすごく面白かったり。菜波、マジいいキャラすぎるっ!! ……そして、ストーリーのほうは、といかく、続きだ続きぃぃっ!!
[ 2013.08.13 ]
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彼女がフラグをおられたら おや、こんな時間に誰だろう…サンタクロースかな? /竹井10日 -
菜波ぃ……。聖杯の謎が、思った以上に緩い展開で、どうなるのかと思ったら、うわぁ、菜波が、ここで、こう来るかぁ~~。
12月に入ったにもかかわらず、まさかのクリスマス禁止の校則。クリスマスを復活させるため、クエスト寮のメンバーは……。と、クリスマス禁止の謎に近づいた人間が次々と消えていく展開が愉快なのだけど、そんな中、せりきゅん(^^;。そのままストレートな豹変に大笑いですよ。もうちょっと、いろいろいぢって来るかと思ってたよ。そして、物語のメインストーリーに絡む聖杯が、そんなに緩くていいのか(笑)。
それにしても、ラブコメ展開が、逆修羅場的なノリから、わりと本格展開に入りそうに見えるのだけど、どうなるんだ、これ?? 続きが楽しみすぎるっ!!
[ 2014.01.15 ]
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彼女がフラグをおられたら 今までこの初詣のお守りのお陰で何回も命拾いしたんだ、これ貸してやるよ /竹井10日 -
アリシアって、なんだとぉぉぉぉ?!!! や、サンジェルマンといい、「世界の真理」に関連する話も、すごく楽しいっ!! 厨二心溢れる、思わせぶりなキーワードの数々がたまらないっ!! といっても、物語の本質は、颯太を中心としたハーレム展開で、前巻の菜波といい、これからは一人づつ、恋愛方面で踏み込んでいく展開なのかしらん?
そゆわけで、この4月からアニメもスタートした『がをられ』。今回は、年末年始で各ヒロインのお宅訪問という話だけど、凛の家での展開が(笑)。恋愛方面については、前巻での菜波に続いて、関係性も変わりつつあるような、ないような。どうなるんだろ。や、どうにもならなそうな気が強いけど(^^;。そして、ラストの展開のインパクトが強いのだけど、イチャラブの裏で進行している「世界の真理」に関する展開も、楽しみすぎるっっっ!!!!!!
[ 2014.04.13 ]
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彼女がフラグをおられたら 世界の真理など、私一人で充分だ /竹井10日 -
いっきに世界の謎が解決し、第一部完。怒涛の展開すぎるだろっ!!
いや、そのために今まで伏線を積み重ねてきていたというのはわかるのだけど、あまりにどんどん物語が進むので、こー、本当だったら泣けるようなシーンも盛りだくさんだったのに、感傷に浸るような間もなくて、もったいないっ!! エピソード的には、確実に数巻かけて描くような内容だと思うんだけど、こういう風にシリアスパートはどんどん飛ばしていってこそ、『がをられ』という作品なような気もするしなー。ただ、やっぱりもったいないっ!!
しかし、怒涛の展開のわりにラストはきちんと綺麗に纏めてあるんだけど、この綺麗な終わり方で、ここから、どー続けるんだ? や、アニメ化とかなければ、ここで第一部完ではなくシリーズ完了だったんじゃないかしらん(^^;。
[ 2014.06.13 ]
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彼女がフラグをおられたら この船旅が終わったら、私、お姫様になるの /竹井10日 -
アニメ最終回の怒涛の展開とごっちゃになって、どういう設定だったかこーんらーんするー。というか、菜波が何の説明もなくいきなりそーゆー関係で出てきてるのだけど、アニメじゃなく原作でもそうでしたっけ?? ←思わず9巻を読み直してしまったけど、違うよね(^^;。
とゆわけで、颯太は現実世界に戻り、第二部スタート。いきなり知らない幼馴染がいたり、菜波とそういう関係になっていたり、いろいろと混乱してしかたない。って、うわぁ、第一部後半のノリのように怒涛の展開が凄いことになってるんですけど(^^;。正直、しばらくは学園ラブコメ的に進むのかと思ってたのだけど、わりとヘビーにどんどん進むのんな。
いやー、第一部はわりとほのぼのしてたと思うのだけど、新キャラの幼なじみの扱いといい、わりとえぐいなー。あと、第一部のレギュラー陣の中で、凜の扱いが泣ける。や、せりきゃんやくるみ子は、第一部でも後発組なので絡みがなくても仕方ないと思うのだけど、凜くんはヒロインの中でも割と上のポジションだったような。この出番のなさはせつなすぎる……。
[ 2014.07.07 ]
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彼女がフラグをおられたら こんな床が抜ける寮にはいられない、私は角部屋に帰らせて貰うからね! /竹井10日 -
現実世界に戻った第二部の二冊目。前巻、前々巻とめちゃくちゃ怒涛の展開だったのだけど、ひとまず落ち着いたのかしらん? しかし、まさかのNo.0の参戦とか、どういう展開だよっ!! ……第一部ヒロインの再参入は、あとがきが、せ、せりきゃん(笑)。せりきゃんはホント、どうするんだろう。
わりと危機的状況は変わらないハズなのに、逆修羅場なドタバタラブコメの雰囲気に戻りつつあるけれど、ここ数巻でいろいろなことがありすぎて、微妙についていけてないぞ。しばらくは、まだ合流していないヒロインたちが再度クエスト寮に集まってくる流れなのかしらん? クエスト寮を中心とした雰囲気は暖かく楽しく好きなので、せりきゃんも早めに再登場してほしいなぁん。
[ 2014.12.22 ]
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彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この体育祭は安全だから、絶対MVPを取れるわよ /竹井10日 -
やはり、正ヒロインは、菜波かぁぁぁぁぁっっっ!! 現実世界に戻って姉弟設定を取り入れたにもかかわらず、ここに来て、仮想世界でのあの切ないクリスマスイベントを、ちゃんと布石として使ってくるとか、もう、せつなすぎだろっっっ!! ……やはり、他のヒロインたちに比べて、菜波は一段扱いが違うなぁ~~。
そゆわけで、体育祭再びでクエスト寮に瑠璃その他が再加入という話。2号(笑)。や、第一部の瑠璃の泣ける展開を想うと、この瑠璃の設定は素晴らしいのだけど、本物の瑠璃の影が薄すぎて、ちょっと不憫(^^;。なんやかんやで、ヒロインたちもほぼ再結集という感じになったけれど、やはりヒロインたちの中で、菜波が別格な扱いだなぁ。天界軍との戦いでも、重要なポジションを占める流れだよね? ……この第二部は、今回の体育祭のように、第一部のイベントを再現していく流れになってくのかしらん? なんだか、結局、やってることは第一部と一緒になってしまってる気が。クリスマスとかバレンタインとか楽しみだけど、わりと先が長いな。
[ 2015.04.10 ]
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彼女がフラグをおられたら ここは修学旅行生に任せて、早く枕投げに行くのよ /竹井10日 -
修学旅行で京都とパリへ。と、颯太を中心にいちゃラブしてるだけに見えて、裏でストーリーが進む構成はいつも通りなのだけど、うーん、颯太を巡るラブコメが固定化してしまっていて、いまいち面白味に欠けるような。颯太周りでは、今回、白亜の参入がメインなんだけど、ドラマとしては弱い。菜波がもっとヒロインとして絡んでこないと、物足りないよなー。
天界との戦いも、なにがやりたいのかさっぱりわからなくて、いまいち物語は盛り上がってない気がするのだけど、この状況で佳境に入っていくのか!? 次巻以降、大きく動くのかしらん??
[ 2015.08.11 ]
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彼女がフラグをおられたら ちがう水泳大会で出会えていたら、私達親友になれたかもね…… /竹井10日 -
凛くんの扱いがあまりに雑すぎる件。雑すぎるといえば、天界との戦いも酷いなぁ。……いや、読者もイチャラブ目当てだし、イチャラブしてればいいというのは確かに正解かもしれないけれど、一応、メインストーリーである颯太の運命や天界とのあれこれが、あまりにおざなりだろ。
じゃあ、肝心のイチャラブがおもしろいかというと、深雪先生はなかなか美味し、菜波も良かったけれど、すでに恋愛モノとしてはドキドキもなにもなく旬は終わった感あるし、全体にマンネリ気味で、今一つなんだよなぁ。このままだらだら続けても、まあ、竹井10日の独特の文章だけでもそれなりにおもしろくはあるんだけど、それだけだともったいないなー。
[ 2016.01.03 ]
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彼女がフラグをおられたら 少し疲れたわ…次の夏休みまで眠らせてもらうね… /竹井10日 -
物語は最終巻間際で佳境なハズなのだけど、特に盛り上がることもなく、淡々と伏線を回収していくスタイル。いや、物語を牽引していた謎がどんどん明かされ、因縁の対決もあるのだけど、にもかかわらず、まったく盛り上がることもなく、いつも通りのテンションでイチャイチャしてるだけな感じが。きちんと伏線を回収していく展開は褒められるべきだし、最終巻間際でもいつも通りにおもしろいのは凄いのだけど、でも、せっかくの伏線を、こうも無駄に消化されるのを見ると、もったいなさがハンパないなー。
まあ、この状況で、戦闘要員や直接謎に絡んでくる女の子たち以外も、きちんと存在感をもって絡んでくるのは凄いよな。相変わらずの譲り合い逆修羅場となにかと瞳から光を失う恵(笑)。いよいよ最終巻となる次巻への引きを見ると、さすがに次はいつもとは違う雰囲気になりそうだけど、ほんとかな? これだったら、世界の真理とか、グリモワールとかはじめから出さずに、終始、イチャイチャしてるだけの物語でもよかったんじゃ(^^;。
[ 2016.05.03 ]
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彼女がフラグをおられたら 冥土の土産よ、最期に卒業式のことを教えてあげるわ /竹井10日 -
颯太が、どう見ても女をとっかえひっかえするクズ男にしかなっていないような……。
そゆわけで最終巻。颯太は世界を破滅に導く≪グリモワール≫を止めるため、あの懐かしい仮想世界へ……。と、関係ないけど、キャラデザが同じゲームの『私立グリモワール魔法学園』のCMを見るたびに、といつかコラボでもやるのかと気になってたのだけど、もう完結したらさすがにやらないか。いや、ゲームをプレイしてるわけではないので、すでにやってたのかもしれないけれど。
で、せりきゃん可愛いいよせりきゃん。確か別の世界では、せりきゃんは颯太の子供まで作ってた気がするのだけど、なるほど、この可愛さは凶悪だっ!! や、せりきゃんは非常に可愛く切ないのだけど、やっぱり、颯太があまりにクズすぎる(笑)。なぜ、最終巻になって、こんなダメな展開に。いや、一応、切ない展開を描こうとしてたっぽいのだけど、よりにもよって主人公の颯太のひどさに、すべてが台無しだよなぁん。せりきゃんや茜たちに見せ場を用意しようとしたんだろうけれど、もうちょっとなんとかならなかったものか……。
いつも通りのノリながらも、最終巻らしいモチーフで、物語のラストとしては上手い決着の見せ方で悪くはなかったのだけど、うーん、やっぱり、颯太がちょとクズすぎるのが気になって、もったいないラストだなぁ。
[ 2016.09.13 ]