2012年 12月 1日
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宝島社 このライトノベルがすごい!文庫
◆ しずまれ! 俺の左腕2 /おかもと(仮) -
おっぱいおっぱい、うるさいっ!!(笑) <あとがき
なんだか、あとがきのインパクトが強くてアレなんですが(^^;、それはともかく、魔王が左腕に憑依してリアル中二病を罹患してしまった少年の話のシリーズ第二弾。いやぁ、序盤の喫茶店の会話だけでもお腹いっぱい、大笑い。局長のかつらネタはホント酷い。どうしてそれっぽく話が繋がるんだよっ。てか、そもそも、なんで喫茶店なんだよ(笑)。ほんと、シリアスで真面目なほどギャップが酷くて笑えるよなぁ。牛丼とかもマジ酷い。……ストーリー的には、巻名はもっと能動的に関与してくるのかと思ったら、あくまで巻き込まれ系ヒロインの枠を超えなかったのが、ちと残念。謎の部活で、人間を超えてるんじゃなかったのかよ。そこは魔王と対等になる展開じゃないのー。
[ しずまれ! 俺の左腕 ]
▽ 2013年にアニメ化が決定しているライトノベルまとめ - NAVER まとめ
リストにあるのは、『ささみさん@がんばらない』、『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』(→感想) 、『GJ部』(→感想) 『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』(→感想) 、『まおゆう魔王勇者』、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(→感想) 、『変態王子と笑わない猫。』(→感想) 、『東京レイヴンズ』(→感想) 、『あるゾンビ少女の災難』、『神さまのいない日曜日』(→感想) 、これに、あとは、『はたらく魔王さま!』(→感想) か。1巻で切ったのも多いな。『ささみさん』『まおゆう』と『あるゾンビ少女の災難』は、ぜんぜん読んでない。
2012年 12月 4日
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メディアファクトリー MF文庫J
◆ 失敗禁止! 彼女のヒミツはもらさない! /真崎まさむね -
お兄さんは心配性、というか、極度なシスコン兄の物語かと思ったら、斜め上の方向に突き抜けていった件。これは、なんという変態小説。凄い、尖がりまくっていて、ホント凄いっ!! ……ただ、それにしたって、女の子たちが、チョロいよ。チョロすぎるよ(^^;。
第8回MF文庫J新人賞<優秀賞>受賞作。妹の聖が好きすぎる高校生・清水ショウは、妹が入部した謎の部活・第二華道部を訪れる……。と、最近よくある、残念な人たちが集まった部活動モノなんだけど、いろいろと酷い(笑)。タイトルの『失敗禁止』って、なるほど、失禁ことかよっ。クールな妹と、学園の女王様、厨二病な後輩とスポーツ少女と、妹以外は眼中にない主人公によるハーレムラブコメなんだけど、ネタが「おもらし」だけに、コミカルでマジに酷いな。
ただ、いくらハーレムラブコメといったって、ヒロインたちがチョロすぎる(笑)。いや、あくまでコメディ中心で、あんまり恋愛を描くつもりはないんだろうけど、ラブコメとして、それはどうよ(^^;。あと、コメディに徹すればいいのに、シリアス寄りなラストエピソードは、ちょっと微妙かなぁ。……正直、1巻は、インパクト勝負的な部分が強いので、話として、きちんと面白いかどうかは、続き次第かなぁ。
[ 失敗禁止! ]
▽ 虫歯だった親知らずを抜いたり。
▽ GAと4Bと、「新・メイド刑事」 | うらそえ日記
『メイド刑事』続編の出版先募集中、って、一応、テレビドラマ化までした作品なのに、どんだけせつない状況だ(^^;。もともとの版元であるGA文庫って、中堅レーベルで、出版にそんなにハードルが高いとは思えないんだけどな。
▽ 2012年 本ランキング特集『ヒット作の定番化――シーンをけん引するキーワードとは!?』-ORICON STYLE エンタメ
オリコンの2012年 年間ライトノベルTOP20。うわぁ、『SAO』無双すぎる。上位6位まで独占、TOP20のうち半分以上が『SAO』。『SAO』以外で入ってるのは、『禁書』『氷菓』『はがない』『カゲロウデイズ』『俺妹』『バカテス』か。
▽ Amazon・Kindleストアのライトノベル・ベストセラーを『なれる!SE』が席巻!&BLベストセラー | LUNATIC PROPHET
真っ先に Kindle を買うような層って、学生よりも社会人、特に、IT分野で働く人が多そうな気はするのだけど、それにしたって、偏りすぎだっ。
2012年 12月 8日
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講談社 講談社ラノベ文庫
◆ 彼女がフラグをおられたら ここは俺に任せて、お前は夏休みを満喫しろ /竹井10日 -
マジ、アニメ化ですかっ!! そして、相変わらずの竹井節っ!! いいね、いいね。……や、地の文での妙なコメントが、のほほんとしたハーレム空間とマッチしていて、相変わらずイイっ!! 颯太を好きすぎる女の子たちも、みんながみんな可愛く楽しくて、ほんとおもしろいわ~。チョロすぎる凜くんとか、可愛すぎる恵とか、いやぁ、にやにやが止まらない。そして、徐々に明らかになってくる物語の核心が、うわぁ、ラストなにそれ。どういう展開になるんだ?
物語のほうは、夏休みを一人寮に残って過ごすことになった颯太だが、という感じの導入にもかかわらず、結局は、いつも通りに颯太をみんなで囲むゆなハーレム展開。そして、菜波の妹、白亜、登場。颯太のフラグの秘密に繋がる菜波たちのブレードフィールド公国でも、いろいろと動きが……。と、基本線は、颯太を好きすぎる女の子たちのドタバタを楽しむ作品だと思うんだけど、臭い動きも見え隠れしてきて、続きが凄く楽しみ。ラストは、『がをられ』の柔らかい空間とは合わない雰囲気で、どうなるんだホント。
[ 彼女がフラグをおられたら ]
▽ 風邪で死んでました。いつもの頭痛、発熱、吐き気だけでなく、お腹も壊れてたところを見ると、流行のノロウイルスとかだったのかなぁ。や、病院に行ったわけではないので、わからんけど。
2012年 12月 10日
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角川書店 スニーカー文庫
◆ 問題児たちが異世界から来るそうですよ? ウロボロスの連盟旗 /竜ノ湖太郎 -
物語や伝説をモチーフとする相手との知恵と力のガチバトルが魅力の作品で、今回も、めちゃくちゃすげー熱いバトルだったのに、これで序章的な展開だと……。次巻は、いったいどうなるんだっ!? 早く続きが読みててぇぇぇぇっっっ!!
そゆわけで、ジンたちノーネーム含め階層支配者たちは、魔王連盟に対抗するため、煌焔の都い集結するが……。と、いよいよ、魔王連盟との全面戦争を前にした序章的な展開なんですけど、いやぁ、いつも以上に盛り上がる盛り上がる。なんというか、造物主達の決闘での、まさかの組み合わせでの闘いも凄いんだけど、やっぱ凄いのは、殿下だよな。強ぇぇぇぇ。そして、ほんとに凄いのは、やっぱり十六夜なわけだけど(^^;。そして、次巻は、ほんとに全面戦争? うわぁ、超楽しみすぎるっ!!
しかし、ペスト回というわりには、いまいちペストの活躍が少なかったような(笑)。まあ、一人で抱え込んで思い悩む優しいツンデレ姿は可愛いけどな。
▽ 初雪、寒いよっ!! ……名古屋は風が強いので、体感温度的に意外と寒い印象なのだけど、冬はどうなんだろうな。引越しの際に、ファンヒータを処分してしまったのだけど、この部屋、エアコンだけで冬を越えるんだろうか……
。▽ [TVA]『SAO』#22#23。ここ数話の『SAO』はいいね。というかスグが素晴らしいっ!! や、もともと失恋話は大好きなんだけど(^^;、失恋して立ち直る的な展開は、ホントたまらない。……フェアリィダンス編は、ラスボス役の須郷がチープすぎて、俺評価は必ずしも高くないんですけど、スグは、ホントいいなぁ。
▽ Amazon.co.jp: 2012年 Books年間ランキング
1位、2位が『カゲロウデイズ』、3位、4位が西尾維新の物語シリーズ、5位、6位が『ビブリア古書堂の事件手帳』と、ラノベランキングぽくないな(^^;。オリコンのランキング は、『SAO』無双だったのに、Amazonだと、『SAO』はトップ10に入ってないのか。
▽ 【売れないプロ作家】この業界には「3年縛り」という、デビューして3年間は1つの出版社に専念する、という暗黙の了解があると聞きました - 本読みのスキャット!
こんな暗黙の縛りがあるのか。……デビュー1年以内で移籍を考えるって、さすがにそれは、そもそも他でも上手くいかないような気がしてならないけど(^^;。
2012年 12月 13日
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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
◆ ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング /川原礫 -
手に汗握る展開っ!! 戦闘では、いつもは余裕のキリトも、久しぶりにピンチな状況っ!! ……それにしても、川原礫、性格えげつないなぁ。呑気で道徳的な平和世界かと思ったら、なんという悪意的な設定っ!! そして、キリトも怖いなぁ。昔はNPCにも優しかったのに。
副題のとおり、アリシゼーション編のターニングポイント。キリトの傍付きのロニエ、ティーゼに、ウンベール、ライオスの魔の手が……。と、前半は、いかにもロニエ、ティーゼが貞操の危機に向かうストーリーなのに、まったく呑気なキリトとユージオに、ハラハラして読み進めていたのだけど、そこからの鬱憤を晴らすような展開がすげぇ。ユージオが燃えるっ!! そして明かされる世界の秘密。もともと研究目的のシミュレーションなので、悪意的な設定も当然だと思ってたんだけど、それが、研究目的というより、個人の悪意、人間の陰険さに基づくというような見せ方で、そのえげつなさにクラクラする。川原礫って、思った以上にいい性格してるよな。
しかし、将来的には、現実世界にユージオも来るような展開だと思うんだけど、ロボット技術によっては、絶望して死ねる展開だよな、まさかなぁ(^^;。
[ ソードアート・オンライン ]
2012年 12月 16日
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宝島社 このライトノベルがすごい!文庫
◆ 魔法少女育成計画 restart(後) /遠藤浅蜊 -
スノーホワイト、たくましくなったなぁ。
魔法使いが殺し合いを強いられるデスゲーム。一人、また一人と、脱落していく少女たち。と、相変わらず、悪趣味な物語だけど、概ね予想通り、期待通りの展開で、おもしろかったっ!! まあ、王道的な展開は好きなんだけど、変化球あるネタだったので、もうちょっとインパクトある展開があってもよかったかな、と、正直ちょっと思うけど(^^;。……魔法少女たちの物語の中でもペチカがほんと良かった。ペチカの物語は、サイドストーリー的に、一冊にして文庫化して欲しいぐらいだなぁ。そして、のっこちゃんの生き様がかっこよくて泣けるっ!!
[ 魔法少女育成計画 ]
2012年 12月 17日
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宝島社 このライトノベルがすごい!文庫
◆ 紅炎のアシュカ /紫藤ケイ -
魔王アシュバルドの右手の小指の爪の先の化身を名乗る少女・アシュカの物語。大賞でデビューした紫藤ケイの『ロード・オブ・デュラハン』『千の剣の権能者』に続く3か月連続刊行のラストで、他2作品と比べるとコミカルに寄せてるんだけど、う~ん、紫藤ケイはやっぱり、ダークに寄せたほうがいいんじゃないかな? この作品も、紫藤ケイらしい容赦ないシーンはあったりするんだけど、コミカルな内容とのバランスが悪いよなー。コミカルなノリとハードな内容のギャップを狙ってるんだろうけど、そこら辺は、上手くいってないような。それをやるなら、もちょっとベースに深みが欲しいところ。逆に、あくまでコミカル中心に行くのであれば、もうちょっと徹底してくれないと、正直笑えんのよな。
[ 紅炎のアシュカ ]
▽ このサイトを作ってから今日で17年になるんですけど、微妙に、日記の書き方を忘れている今日この頃。師走は忙しい……。
▽ そして、最近よく、[TVA]『ガルパン』を繰り返しよく見てる。熱くて癖になるね、アレは。
2012年 12月 20日
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宝島社 このライトノベルがすごい!文庫
◆ クロス・エデン3 遺された復讐者編 /吉野匠 -
なにがやりたかったのか、正直、わからん。上下巻で綺麗に纏まっていたところを、人気が出たので、仕切り直して長期シリーズ化というパターンだと思うんだけど、それにしては、続編への仕込みをしてるわけではなく、もちろん、やり残しの消化というわけでもなく、ぶっちゃけ、キャラがドタバタしてるだけで、内容がないんですけどぉ~。
オンラインゲームのキャラが現実世界へ、というシリーズ三冊目。バンドールを倒し平和な世界を取り戻した浩介たち。しかし、バンドールは消滅前に仕掛けを……。と、ラスボスの意思を次いだ新しい敵が来襲というパターンでの続編なのだけど、所詮、新しい敵は全てでバンドールに劣ってるしなぁ。てか、さっさと倒しちゃって、せっかく続けたこの先、どうするのよ?(笑)。なにしに出てきたかわからない敵だったけど、うーん、新ヒロインを連れてくるためだったのかなぁ。でも、ハーレム展開方面も、記号的なドタバタしてるだけで、まともに恋愛を扱う風じゃないんだよな。これじゃ、いまさら恋愛メインは無理だろう。……何にも考えずにとりあえず続けてみました、という感じの中身のない内容で、ホント、なにがやりたかったんだろう。
[ クロス・エデン ]
2012年 12月 24日
▽ [漫画]『神のみぞ知るセカイ(20) /若木民喜』、読了。神にーさまを巡るラブバトル&ハーレム展開になるかと楽しみにしてたら、過去話になってがーん。ヒロインたちのラブバトルは? 恋の駆け引きはどうなるのぉ~。って、新シリーズの導入で話が見えないのだけど、なにこれ、どういう展開?
▽ Supporters community site BEWE-好きだから、応援する-
山本麻里安ご結婚っ!! おめでたい。しかし、もう結婚されるような歳になってたのか。私が山本麻里安さんのイベントに参加してたのって、彼女がまだ10代の頃じゃなかったっけ(汗。
▽ 2012年読書メーターおすすめランキング - 読書メーター
読書メーターのラノベ年間ランキング。1位『サクラ咲く』、2位『RDG5』、3位『マグダラで眠れ』。登録者がラノベ読者中心じゃないだけに、ラノベ読みからみると違和感あるランキング。
▽ ラノベ作家やってたけどやめた : ブースト速報
2年で7冊、兼業で月15~20万の印税。で、体が持たず引退か。帰宅後執筆というのは、趣味とか同人なら普通だと思うけど、金儲けの手段と考えると確かにキツイのかなぁ。本業とあわせて月35万ぐらいが限界みたいな書かれ方だけど、収入面からみれば、月35万って、サラリーマン1本でも30才超えれば普通に貰えそうな額だしなぁ。
▽ プロの作家たちが感じている最近のラノベ読者の特徴 - Togetter
ラノベ作家でもわりとベテラン≒年長組の会話なので、売れ筋のもう少し若い作家の感覚とはかなり違うんだろうけど、流行が「学園ラブコメハーレム」から「ファンタジー」に移りつつある、というのは、MF文庫Jの入賞作を見てても、そうなんだろうなぁ。
2012年 12月 27日
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ソフトバンククリエイティブ GA文庫
◆ 織田信奈の野望外伝 邪気眼竜政宗 /春日みかげ -
伊達正宗主人公の番外編。厨二病な邪気眼竜は本編でも顔出ししてたのでわかっていたけど、そうか、伊達正宗が主人公だと直江兼続が絡んでくるのか。伊達正宗周りの逸話は詳しくないのだけど、本編同様、史実に沿った改変ぐらいがヒドイ。直江兼続とか、わりと人気ある武将だと思うのだけど、あんな改変でいいんだろうか(笑)。最上義光のシスコンぶりもあんまりだっ。
これだけ遊んでる展開なのに、きちんと切ない中に愛情を感じさせる内容に仕立ててるのが上手い。一見不幸な身の上に見えるものの、信奈に比べると、周りから愛されてる感が、たまらないなぁ。そして、本編に繋がっていく展開。うわぁ、信奈に前に、いよいよあの大名が立ちふさがるのか。本編のほうも凄く楽しみだっ!! そして、信長秀吉の時代に間に合った伊達正宗の今後の本編への絡み方も、いやぁ、どうなるんだろう。
[ 織田信奈の野望 ]
▽ てか、今年、もう5日もないのか……。
▽ 調査報告 : 不利な証言を覆すために証言者を脅迫・懐柔する自称予備自衛官でラノベ作者の篠山半太さんの行状 | 松下響の天輪返し
▽ 調査報告 : 自称自衛官でラノベ作者の篠山半太さんに脅迫されていたノベライズ作家・高橋ショウさんの現状 | 松下響の天輪返し
「ラノベを批評したら作者に住所と本名を晒された」でおなじみの篠山半太氏の事件も、なんだかよくわからない展開で遠くまできたなぁ。作家さんと言っても、いろんな人がいるし、不用意に巻き込まれたりすると大変、という話か。
▽ 速筆ライトノベル作家 (2010-2012年) - Matsuの日記
日日日の刊行ペースはホント凄いなぁ。速筆の印象の強い杉井光は、むしろ去年だけだったのか(^^;。
▽ 今明かされるメディアミックスの闇! ライトノベルがアニメになるまで - 渡航日誌
渡航のデビューから『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』アニメ化までの軌跡。アニメは来年4月から。
2012年 12月 28日
- 01/10 [文庫] 正義の味方の味方の味方 /哀川譲
- 01/10 [文庫] 新約 とある魔術の禁書目録(6) /鎌池和馬
- 01/17 [漫画] 修羅の門 第弐門(8) /川原正敏
- 01/24 [文庫] 天冥の標VI 宿怨 PART3 /小川一水
- 01/25 [小説] 魔術士オーフェンはぐれ旅 鋏の託宣 /秋田禎信
- 01/25 [文庫] ノーゲーム・ノーライフ3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……? /榎宮祐
2012年 12月 30日
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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
◆ 魔法科高校の劣等生(8) 追憶編 /佐島勤 -
ちょっ、達也はすでに、世界最強の魔法師を超えていただと……。いや、叔母である四葉真夜がラスボスになるのかと思ってたのだけど、ええっと。や、十三使途とか、戦略級魔法師とか、世界最強の魔法部隊とか、中二病心をくすぐるような仰々しい名前が出てきたけれど、達也に瞬殺される未来しか見えねぇ(笑)。
そゆわけで、過去編。今は兄にデレデレベッタリな深雪も、3年前まではツンもありました……、という感じで、達也と深雪の過去に触れつつ、四葉家の内実にも踏み込んだ内容。や、正直、四葉家当主の真夜は、もっと巨大な存在かと思ってたのだけど、思ったよりも小さくてしょぼん。力押しは当然、政治的な絡め手使っても、達也が負ける要素がさっぱりないようにしか見えなくて、ホント、達也の最強ぶりはハンパないな。明かされる真夜の過去も、エゲツない展開が凄いのだけど、そもそもなんで誘拐されてるんだ? やっぱ、世界の中でのパワーバランスが、めちゃくちゃなんだよなぁ。
いや、『魔法科高校の劣等生』って、設定にしろ展開にしろツッコミどころが多すぎて、むしろそこが面白いというか、本質的に、シリアスの皮を被ったバカ小説だよなぁ。いかにも設定厨っぽい見せ方にもかかわらず、ここまで設定が破綻しちゃってると、普通は致命的なんだけど、それが変な魅力になってる予感。もちろん、俺TUEEEEEEEEEな展開があってこその面白さなんだけど、むちゃくちゃな設定となにがあっても死なない無敵の主人公って、それ、ギャグの手法だよな。いや、ほんと面白い面白い。
[ 魔法科高校の劣等生 ]
▽ 冬休みだけど、体調不良で死亡中。やろうと思ってたことが、なにも出来ない進まないorz。
▽ オーバーラップ文庫|OVERLAP.inc
▽ 【コラム・ネタ・お知らせ】 オーバーラップ文庫2013年4月25日創刊!IS<インフィニット・ストラトス>最新第8巻発売他、続く再起動プロジェクト一挙発表! - アキバBlog
2013年4月25日に、弓弦イズルの『IS』を引き連れて、新ライトノベルレーベル創刊。既存の出版社ではなく会社も新規立ち上げっぽいけど、はじめから売り上げの見込める看板作品あり、中堅作家をそろえ、かつ、アニメサイドにもコネのありそうな布陣で、その上、刊行と同時に新人賞も募集って、新会社らしからぬ堂々すぎる見事なビジネス展開なんだけど、なにこれ、凄いなぁ。
2012年 12月 31日
■ 彼女がフラグをおられたら ここは俺に任せて、お前は夏休みを満喫しろ /竹井10日 (→感想)
名作ゲーム『秋桜の空に』で名を馳せた竹井10日も、いよいよ TVアニメ化ですよっ!! 主人公の颯太をヒロインたちが寄ってたかって甘やかすダダ甘な空間が、とにかく面白い作品。でも、面白さの大部分は、竹井10日の筆致によるものが大きいと思うだけに、アニメ化してあの面白さがほんとに再現できるのか、微妙に心配……。
【12下期ラノベ投票/9784063752724】
■ やましいゲームの作り方 /荒川工
荒川工といえば、[WIN]『Lien』で有名なシナリオライターですよ。えっ?、『Lien』を知らないだとっ!! あの、非常に笑えるハートフルラブコメをっ!! [WIN]『Lien』がどのくらい素晴らしいかは、 当時の感想 を見ていただくとして、その荒川工がシナリオライターの経験を生かして書いたのが、この『やましいゲームの作り方』。事故で死んでしまったアラフォーシナリオライターが、息子の身体に憑依して開発中だったゲームを完成させるというハートフル? なラブコメ作品。業界ネタも詰め込んだ、たまらない内容に仕上がってます。
【12下期ラノベ投票/9784094513844】
■ 六花の勇者3 /山形石雄 (→感想)
『このライトノベルがすごい! 2013』、総合3位、協力者票1位。好きなライトノベルを投票しよう!! 2011年下期、2012年上期で連続1位と、すでに絶大な人気を誇る話題作。11月に出た最新3巻も相変わらずで、魔神を倒すために神に選ばれた六人の勇者の物語という硬派な作りのファンタジーで、謎が謎を呼ぶ展開がやっぱ素晴らしいよね。
【12下期ラノベ投票/9784086307109】
■ ノーゲーム・ノーライフ2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです /榎宮祐 (→感想)
『このライトノベルがすごい! 2013』で、新作限定で 2位を獲得した注目作品。天才ゲーマー兄妹が、召喚されたファンタジー世界で、得意のゲームの才能を用いて好き勝手に活躍していく、豪快で気持ちのいい作品。異能を操る敵を相手に、純粋な頭脳だけで圧倒する展開がワクテカで、来月の新刊もホント楽しみ。
【12下期ラノベ投票/9784840148191】
■ 獅子は働かず 聖女は赤く3 あいつはもう一人でも大丈夫じゃ /八薙玉造 (→感想)
八薙玉造と言えば、下品で容赦のないデビュー作の『鉄球姫エミリー』が衝撃的だったけれど、この作品もいろいろとエゲツない。中世ヨーロッパ風ファンタジー世界を舞台にした竜と魔法と巨大な人型兵器の戦いを描いたファンタジー。下品でコミカルなキャラのやりとりとシリアスで重い展開のギャップがなにより魅力。
【12下期ラノベ投票/9784086306881】
■ モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣) 5 /谷春慶 (→感想)
このライトノベルがすごい!文庫も、『魔法少女育成計画』や『オカルトリック』など、傑作と呼べる作品が増えてきたけど、個人的にやっぱり好きなのが、この『モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)』。動物だろうが人外だろうが、女性であれば自動的に口説いてしまう病気で、しかもモテモテな望月砕月の学園異能ラブコメ? ドタバタラブコメとしても、もちろん面白いんだけど、それだけでなく、熱く泣ける展開も素晴らしい。って、いや、個人的に、ここ最近はずっと推してるのだけど、実際、どのくらい読まれてるんだろ(^^;。
【12下期ラノベ投票/9784796697781】