2016年 9月 4日
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KADOKAWA MF文庫J
◆ ノーゲーム・ノーライフ9 ゲーマー兄妹は一ターン休むそうです /榎宮祐 -
サブタイトルでは“一ターン休み”とあるんだけれど、ぜんぜん休みじゃなかった。今回は、最も人類と縁が深い機凱種との対決。……機凱種、いろいろおかしいだろっ(笑)。
機凱種といえば、六巻で、空の前世のようにも思える リク とともに、かつての大戦を終結させた間柄。その機凱種が、空をリクと同一視して迫ってくることになるのだけど、いやー、お約束とはいえ、そこで逃げる空がわけわからんよな。さっさとヤってしまえばいいのに。<をい や、イミルアインもなかなかいいキャラっす。
そして、今回のゲーム。えっと、チェス+アイドル育成なリズムゲーだとはわかるんだけど、ルールがいまいちわからなかったんですけど(^^;。それを置いても、帆楼のライブは華のあるビジュアルが目に浮かぶようで楽しかったけれど、あぁ、なおさらこういう華のあるシーンは小説ではなく映像で見たいよなぁ。劇場版はあるみたいだけど、TVシリーズの続きはー?
で、ラストは、「そうきたかー」という感じだけど、それなら、今回のプロローグの見せ方はちょっと引っかかるなー。まあ、すべてのコマを集めるのに、残る種族と対決するにしても、第一位の神霊種もすでに倒してしまい、いちばん縁の深いも機凱種も出してしまって、ここで大きくガラッと崩すこと自体は、上手いとは思うのだけど。
[ ノーゲーム・ノーライフ ]
2016年 9月 8日
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集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ R.O.D ―第十二巻― /倉田英之 -
……あれ?、ねねねは??
10年ぶりの新刊っ!! 3年で卒業して読者層が入れ替わるといわれていたライトノベルで、10年も新刊が出ないということは致命的以外のなにものでもなかったのだけど、ここ数年は、『オーフェン』新シリーズといい、『ヤマモトヨーコ』といい、『星くず英雄伝』といい、10年近くたって復活するシリーズも増えてきて、それだけ年寄りが増えたということですか、そうですか。『R.O.D』のヒロイン読子は、確か、作者の倉田英之も理想をつぎ込んだ究極のヒロインのようなことを言ってた気がするのだけど、そんなオタクであれば誰でも憧れるヒロインオブヒロインの読子・リードマンを知らない世代も、もしかして増えているのだろうか。いや、超絶素晴らしい読子を知らなくて、なんで平気で生きていけるんだ?
それはともかく、えっと、前巻って、英国影の支配者ジェントルメンが筋肉ムキムキになってオカルト大決戦みたいな感じでしたっけ? 読子の上司のジョーカーが反旗を翻し核ミサイルを撃つとか撃たないとか、いよいよ最終巻を目前に、盛り上がってるというより、わけのわからない展開になってた記憶しかない。10年ぶりなんだから、「前回までのあらすじ」ぐらい、つけてくれてもいいものを。読子さんが何をやってたのか、さっぱり忘れてたりもしてたのだけど、その読子さんがこの12巻では、なかなか登場しなくて、もう気の持たせ方がニクいね。そして、登場して、……おおぃっ!! 第三章「紙果つる地にて」の冒頭一行目がインパクトありまくりだっ!!
そして、クライマックスを迎えて、きれいなラスト。あれ? どう読んでも、これで終わりのような気がするのだけど、ラストは「つづく」だし、特設ページのインタビュー によれば、最終巻は来年(ほんとか?)予定の 13巻なのな。残りは、1冊かけてエピローグでもするのかしらん。
[ R.O.D ]
▽ 最近、なんだか酷く忙しくて、忙しいと無駄にWebサイトのカスタマイズとかしたくなり、唐突に、Webページの文字コードを UTF-8に変更してみたり。ところどころ文字化けしてるかもしれませんが、ごめんなさい。や、Perlを触りだした20年近く前は文字コードはEUC安定だったのでEUCにしてたのだけど、最近、ほかのサイトのXMLを取得するようなスクリプト書いてると、UTF-8じゃないと、いちいちメンドクサイんですよね。なんでいつの間にデファクトみたいになってるんだ? UTF-8。……そのほか、ちまちまとデザインを変更してたり。
▽ ライトノベルBESTランキングWebアンケート
今年の『このライトノベルがすごい!』のWeb投票。いつの間にかはじまってた……。
2016年 9月 13日
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講談社 講談社ラノベ文庫
◆ 彼女がフラグをおられたら 冥土の土産よ、最期に卒業式のことを教えてあげるわ /竹井10日 -
颯太が、どう見ても女をとっかえひっかえするクズ男にしかなっていないような……。
そゆわけで最終巻。颯太は世界を破滅に導く≪グリモワール≫を止めるため、あの懐かしい仮想世界へ……。と、関係ないけど、キャラデザが同じゲームの『私立グリモワール魔法学園』のCMを見るたびに、といつかコラボでもやるのかと気になってたのだけど、もう完結したらさすがにやらないか。いや、ゲームをプレイしてるわけではないので、すでにやってたのかもしれないけれど。
で、せりきゃん可愛いいよせりきゃん。確か別の世界では、せりきゃんは颯太の子供まで作ってた気がするのだけど、なるほど、この可愛さは凶悪だっ!! や、せりきゃんは非常に可愛く切ないのだけど、やっぱり、颯太があまりにクズすぎる(笑)。なぜ、最終巻になって、こんなダメな展開に。いや、一応、切ない展開を描こうとしてたっぽいのだけど、よりにもよって主人公の颯太のひどさに、すべてが台無しだよなぁん。せりきゃんや茜たちに見せ場を用意しようとしたんだろうけれど、もうちょっとなんとかならなかったものか……。
いつも通りのノリながらも、最終巻らしいモチーフで、物語のラストとしては上手い決着の見せ方で悪くはなかったのだけど、うーん、やっぱり、颯太がちょとクズすぎるのが気になって、もったいないラストだなぁ。
[ 彼女がフラグをおられたら ]
2016年 9月 14日
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SBクリエイティブ GA文庫
◆ りゅうおうのおしごと! 4 /白鳥士郎 -
“白い棋士が勝つわ” ……をい(笑)。
最高傑作級。相変わらず、クオリティ高くて、むちゃおもしろいな。今回は、あいと天衣のはじめての公式戦。二人はアマも参加可能な女流タイトル戦「マイナビ女子オープン」へ。と、今更だけど、「マイナビ」「ニコ生」と、ふつーにリアルな名前を出してくるのんな。「マイナビ女子オープン」は実在する女流タイトル戦で、ニコ生での中継もやってるらしい。ということは、リアルもJS生放送満載なのかっ!? ……いや、今回、ニコ生ネタでやってたのは、棋帝戦だけど。
「小学生は最高だぜ!」と笑えるネタを挟みながら、燃える展開と感動的なシーンをきちんと盛り込んでくるスタイル。相変わらず素晴らしい。おそらく八一のために勝利にこだわる あい と、おそらく女流棋士への最期の機会になるだろう桂香さん。はじめから泣かす気満々な展開だけど、マジ泣ける。や、桂香さんはもちろんだけど、あい と天衣の想いが、マジ泣けて、号泣だろっ!!
もちろん、対局も、新キャラの雷とのモノを含めて、熱い戦いが目白押しで、素晴らしすぎるわっ!! 特に、雷との対局は、イラストの使い方も秀逸でクるものがあるよな。そして、ほんとに凄いのが、ラストの対局。うわぁ、続く次巻は、これを超える闘いになっていくのか。マジ凄い、凄すぎる。今から次巻が楽しみすぎるだろっ!!
[ りゅうおうのおしごと! ]
2016年 9月 17日
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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
◆ 魔法科高校の劣等生(20) 南海騒擾編 /佐島勤 -
水着回っ!! 水着回っ!! いや、みんなで意味もなく沖縄に行くという、いかにも水着回なフォーマットなのだけど、それにしては、一人ほのかが頑張ってるぐらいで、ちょっとサービスシーンが少なくないですかね?
そゆわけで内容は、達也と深雪は四葉の仕事で沖縄へ。一方、雫やほのか、三年生たちもたまたま旅行で沖縄に行くことに……。と、まあ、中休みな回で、卒業する三年生を中心に沖縄で活躍するという話。ベタに典型的な水着回フォーマットなのだけど、どうにもサービスシーンが少ないのは、どういうことよ? はっちゃけ感が少なすぎるよね。敵役にロリババア的なオーストラリアの魔法師も出てくるのだけど、いまいちレギュラー陣との絡みもなくさほど活躍もなく退場するのも、なんだかなー。そもそも、大国中国や世界最強のアメリカですら達也の敵ではないのに、いまさら鎖国中のオーストラリアが出てきたって役不足感が酷いだろ。まあ、まったく苦戦もせずやっつけてしまうのは、『魔法科高校の劣等生』らしくていいとは思うのだけど。
いつのまにか次巻では、達也と深雪も三年生なのか。新入生の三矢詩奈は、また十師族らしいのだけど、どんなキャラなんですかね?
[ 魔法科高校の劣等生 ]
▽ 引き続き、サイトのカスタマイズ中。「ライトノベル感想リンク集」や「ライトノベルあんてな」のレイアウトを変更。スマホでの見栄えが良くなるように変更してるつもり……。あとは、誰も見ない「トップページ」も十数年ぶりにイラストを差し替えてラノベサイトっぽくしてみたり。まあ、そもそも、うちのサイト構成だと、サブディレクトリではなくサブドメインな構成で作るべきだったんだよなぁ。トップページがあまりにいらない娘すぎる。
2016年 9月 19日
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SBクリエイティブ GA文庫
◆ ゴブリンスレイヤー(3) /蝸牛くも -
ふつう。もともとエログロで話題になった作品なのに、まったくそういう要素はなくなってしまい、あまりに普通すぎるだろっ!!
収穫祭を前に、受付嬢や牛飼娘、女神官、妖精弓手は、それぞれ……。と、リア充爆発しろっ!! いや、三巻にして、すっかりふつうのハーレムラブコメになっちゃてるのだけど、えっと、『ゴブリンスレイヤー』に求めていたものって、こういうライトノベルらしいファンタジーでしたっけ? 血と泥にまみれた陰鬱な戦闘はなくなり、さらわれた娘が凌辱されて絶望するような展開もなくなり、単に、ゴブリン一筋な朴念仁とそんな彼に惹かれる女の子たちの物語になっていて、ええっと、つまらなくはないけれど、求めているものが違う……。
ここで、ヒロイン一人を犠牲にするぐらいの展開を見せてほしいのだけど、もう、ふつうのラノベ路線で行くのかな? でもそれでは、せっかくのダークファンタジーがもったいない……。
[ ゴブリンスレイヤー ]
2016年 9月 22日
もともと雑な語りの多いライトノベル界隈ですが、雑語りが結果として集合知を集めてみんな幸せになる というようなことは稀になり、最近では、間違ってるツイートをどんどん晒すマン と 晒すのをやめるまで殴り続けるマン の間で、流血沙汰も辞さないような抗争も勃発し、殺伐した世界になってきています。
そもそも、間違ったツイートを「晒す」「晒すな」という以前に、「ちゃんと正しい知識を身につけよう」という話だと思うのですが、あまりそういう話にはならないんですよね。ただ、ライトノベル評論ブームの端緒となった日経BP『ライトノベル完全読本』の刊行から12年たち、それなりにラノベ本も出ているので、ライトノベルを語る上で必読書のようなものを挙げておきます。って、三冊しか挙げられなかったorz。……まあ、せめて、この程度の知識は頭に入れて語ろうよ、ということで。
って、雑語りで最も問題になるのは「最近のラノベ」で、ここら辺の知識を仕入れるのはなかなか難しかったりするのですが。せめて、宝島社『このライトノベルがすごい!』のコラムを毎年ちゃんと読んでいれば、そんな変な言動は出てこないと思うのだけど。
ライトノベル☆めった斬り! /大森望、三村美衣/太田出版(2004年)
ライトノベルの起源が『超革命的中学生集団』と呼ばれているのはだいたいこれのせい。出版当時はSF史観が強いと批判されていたのだけど、結局、このラノベ本ほどライトノベルの歴史を、その周辺も含めて網羅的に的確に扱ったものは、今のところ出てきていません。
このラノベ本では、ライトノベルの歴史を網羅的に的確に取り上げているだけでなく、大森望と三村美衣の解説にはきちんと説得力がある。この『超革中』起源説のあとも、新城カズマが『ライトノベル「超」入門』で1990年ライトノベル元年説を提唱したり、大橋崇行が『ライトノベルから見た少女/少年史』でライトノベルの起源を戦前戦後まで遡ろうという試みをしてるのだけど、大森望の論ほどの説得力がぜんぜんなくて、結果、支持されていない。ライトノベルの起源というと、『ロードス』だ『スレイヤーズ』だ、いや、立川文庫だという話はよく耳をするのだけど、じゃあ、その理由をちゃんと説明できますか?というと、これが、なかなか難しいんですよ。ライトノベルの起源や歴史を語るのであれば、追認するにしろ意義を唱えるにしろ、まずは、この『ライトノベルめった斬り!』がベースラインになると思います。
ライトノベルよ、どこへいく―一九八〇年代からゼロ年代まで /山中智省 /青弓社(2010年)
具体的な資料を挙げながら、今までライトノベルがどのように語られてきたのかをまとめた良書。ライトノベルについてて語るのであれば、90年代とゼロ年代の受容のされ方の違いや、「ライトノベル」と呼ばれるようになった経緯、SFや一般文芸との関係がどのように語られてきたかは、当然、知っておくべき。というか、ジュブナイルやヤングアダルト、SFや一般文芸との違いもわからずにライトノベルとはなにかと語れないですよね? それが、この一冊で大体把握できます。少なくとも考えを纏める切っ掛けにはなる。
ライトノベルの名称に触れておくと、他のラノベ本でもパソコン通信のニフティサーブで生まれた経緯は語られるのだけど、そのニフティサーブのローカルな名称が、どのように世間一般に受容されていったかをきちんと記したものって、あんまりないんですよ。例えば、『ライトノベル「超」入門』では、ライトノベルの名づけ親である神北氏との話を起点に「ジュブナイル」や「ヤングアダルト」との差異を解説してるのですが、どうしても、新城カズマの印象論になってしまっている。そこを『ライトノベルよ、どこへいく』では、きちんと資料を参照しながら、ゼロ年代初期にはライトノベルの読者層が30代まで広がっていたこと、そして、少年/少女向けを意味する名称では混乱が発生していたことを示し、その上で、少年/少女向けを意味しない「ライトノベル」が選択されたと結論付けていて、一定の説得力があります。
ちなみに、ニフティサーブでライトノベルが名づけられた経緯は、名づけ親である神北氏もいろいろ書いているので 名付け親だぞ: 神北情報局 を参照。
コバルト風雲録 /久美沙織 /本の雑誌社(2004年)
ごめんなんさい。元になったWeb連載の「創世記」のほうしか読んでない。
初期のライトノベルを語る上で、Web上で公開されている 久美沙織「創世記」 と 早見裕司「ジュニアの系譜」 は必読。また、余裕があれば、こちらは書籍になりますが、花井愛子の「ときめきイチゴ時代」も。90年代ゼロ年代にも同種の書籍なりがあればいいんですが、あかほりさとる本はちょっと違うよなぁ。
よく「最近のライトノベルは質が落ちた」という人がいますが、きちんと知識があれば、そんな無謀なことは、なかなか言えないのではないかと。まだ、子供の読み物としてライトノベルがバカにされていた時代、当時、低レベルと批判されていた表現も、きちんと作者たちが計算して組み込み、そして実際に結果を出していたことが、随所に見て取れる。今の表現も同じであることは容易に想像できるのに、安易な批判はかなり難しい。そうはいっても、やはり当時はいろいろとむちゃくちゃで、それが30年かけてここまで進化してきたと理解することができます。にもかかわらず、質が落ちたってどういう……。
2016年 9月 23日
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KADOKAWA ノベルゼロ
◆ 皿の上の聖騎士(2) ―A Tale of Armour― /三浦勇雄 -
うーん、なにか期待していたものと違うな。もっと絶望的な物語になるのかと思ってたよ……。
偽りの伝説に翻弄される姉弟を描いたファンタジー第二弾。人智の及ばない霊獣との対決に、霊獣一体倒すごとに大きな代償を払っていくような展開を期待していたのだけど、いまいち絶望が足りない。イージーモード感。もともと、大人向けのレーベルとの謳い文句だったので、もうちょっとハードな物語を期待してただけに、どうにも物足りないなー。求めているものが違うんだろうけれども。
姉の身体を取り戻すという目的のほかに、世界の謎のようなものも出てきて、物語の進む方向がいまいち見えないのも気になるな。霊獣と対峙する絶望も、奪われた姉の身体を取り戻すことへの切迫感もなく、世界の謎と奪われた姉の身体の絡め方次第なんだろうけど、コミカルにするにしろシリアスにするにしろ、もうちょっと尖がった部分がほしいなぁ。
[ 皿の上の聖騎士 ]
2016年 9月 29日
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幻冬舎 幻冬舎コミックス
◆ 翼の帰る処5 ―蒼穹の果てへ― 下 /妹尾ゆふ子 -
ちょっっっ、皇女様ぁぁぁぁぁっっっ!! 遂に迎えた最終巻だけど、すべて皇女様が持って行った感(笑)。素晴らしい最終巻でした。
そゆわけで、魔界の蓋が開かんとする世界の危機に対処しようとするヤエトだが、急転直下で怒涛の展開。……最終巻とはいえ、怒涛の展開すぎるだろっ!!
いきなり打ち切りになったような展開なんだけど、当初から全十巻予定だったということで、予定通りなんだよね、これ。このラストに向けて、一応、全十巻かけてプロットを組み立ててるつもりだということはわかるので、だからこそ、「ぽかーん」としか言えないようなこのストーリー展開は酷いとしか言えないし、全体に説明不足で出来は悪いんだけど、いやぁ、でも、皇女様が素晴らしい。やっぱり出番は少ないのだけど、それまでの不満を帳消しにして、すべて持っていったなぁ。そこでそうくるかっ。
これで、もうちょっとスーリヤが絡んできたら言うことなかったのだけど、まあ、スーリヤは、出てきただけでも良しとすべきところだよな。なんやかんやで、皇女様が素晴らしく読後感も最高な、満足できる最終巻でした。
[ 翼の帰る処 ]
2016年 9月 30日
- 10/14 [文庫] ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(11) /大森藤ノ
- 10/14 [文庫] のうりん(13) /白鳥士郎
- 10/15 [文庫] ユケ、鉄路 夜行急行『北星』北東北突破戦 /早狩武志
- 10/20 [文庫] 天と地と姫と(2) 武田信玄 虎の覚醒 織田信奈の野望 全国版 /春日みかげ