変態王子と笑わない猫。


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変態王子と笑わない猫。 /さがら総

最高傑作級っ!! なにこれ、むちゃくちゃ面白いっ!! ……無表情キャラとツンデレ少女の二人の王道を押さえた魅力的なヒロインたちと愛すべきバカな主人公、そのキャラたちの軽快な会話が非常に楽しく、さらに、せつなさを加味したストーリーも秀逸。すばらしい、すばらしすぎるラブコメだっ!!

第6回MF文庫Jライトノベル新人賞<最優秀賞>。ていうか、ラスト、そういうオチかっ!!(爆笑)。や、願いを叶える“笑わない猫像”に祈ったために、本音がダダ漏れになってしまった少年・横寺陽人と、表情を失くしてしまった少女・筒隠月子の悲喜こもごも。とにかく、キャラが魅力で会話が楽しすぎる。本音しか喋れなくなった主人公の横寺が、ほんとに愛すべきバカで、素晴らしい。もちろん、ヒロインの筒隠月子と典型的なツンデレ少女・小豆梓も可愛くて可愛くて、もう、こいつらの会話のキャッチボールが、読んでてとことん楽しすぎるっ!!

いや、単にキャラが魅力で会話が楽しいだけでなく、少し切ないラブコメ展開も良く出来ていて、ほんと素晴らしいな。新人作品としては、一歩も二歩も抜きん出てると思うんだけど、いやぁ、続巻も、とにかく楽しみすぎるっ!!

[ 2011.02.07 ]


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変態王子と笑わない猫。2 /さがら総

小豆梓の扱いが酷いっ!! 不憫すぎるっ!! せっかく表紙を飾ってるのに(^^;。……というわけで、何故か自宅が消滅した横寺は、筒隠宅へお泊りに。と、表紙と違い、筒隠姉妹のターン。いやぁ、相変わらず、読んでて楽しい楽しい。とにかく、つくしが残念すぎるっ!! そして、梓といい月子といい、恋する少女の破壊力は最高っ!! いやぁ、アレで好意に全く気づかない横寺は、ラブコメの王道とはいえ、不自然すぎるだろっ!!(笑)。マジ、おもしろすぎる~~~。

[ 2011.02.08 ]


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変態王子と笑わない猫。3 /さがら総

ちょーおもしれぇぇぇっっ!! 月子に小豆梓をはじめとして、とにかくキャラの魅力と、繰り広げられる会話のキャッチボールが素晴らしい素晴らしい。一見、ごちゃごちゃと雑然としつつも、しっかりとコントロールされたストーリーもぐっどっ!! ホント、雑然とした中での軽快な会話がめちゃさいこーーーーっっっ!!!

というわけで、3巻では、妹的キャラのエミ登場。体育祭直前の学園は、猫神のせいでめちゃくちゃに……。と、なにこのスク水祭りっ!! テンポのよい会話と展開がマジ楽しい。ほんとキャラがいいよね。特に、月子と小豆梓の二大ヒロインが、ひたすら可愛いのだけど、今回は、さらに副部長が卑怯すぎるな。なんだアレは(笑)。そして、わりと凄い展開になりつつあるけど、次回、どうなるんだこれ? とりあえず、がるがるわんこ、マジ頑張れっ!!

[ 2011.05.24 ]


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変態王子と笑わない猫。4 /さがら総

短編集。各ヒロインそれぞれにスポットを当てたような、前日譚あり、本編の補完的な話あり、という内容。中でも印象的だったのは、「陸上ダイヤモンド」か。鋼鉄さん、すごく、残念です……。そして、副部長さんもいいキャラだよね(^^;。それにしても、やっぱり、小豆梓も月子も、かわゆすぎる。なんだこのベタ惚れぶりはっ!!

[ 2011.10.28 ]


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変態王子と笑わない猫。5 /さがら総

いつの間にか、SF的な内容で神との戦いを描くいてるような作品になってる。すげぇ。いや、会話が楽しい萌え系ラブコメな部分がおもしろいのは当然なのだけど、猫神と願い事に関しても目を離せず、うわぁ、ぜひとも横寺には、ハーレムエンドを達成してほしいところだなぁ。

そゆわけで今回は、横寺争奪戦で一歩リードした小豆梓に対し、せめて過去のつながりを確かめようとする月子のターン。まさかの筒隠姉妹の母親もビックリだったけれど、過去に行っていた願い事がすげぇ。そして、うわぁ、鋼鉄さんがそんな残念な約束を(^^;。……正直、後付けの設定も多いと思うのだけど、サプライズを交えつつ、きちんと整合性が取れてるのも、凄いよなぁ。や、今回は、勝ち組だったハズの梓の出番が少なく残念だったけれど、次巻は、梓vs月子のラブバトルにも期待。梓の一方的に負けな気もするけど、梓ガンバレ。

[ 2012.04.18 ]


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変態王子と笑わない猫。6 /さがら総

ちょっ、まさかの副部長大活躍の巻。修学旅行で、がるがるわんこが可愛いすぎると思ったら、うわー、まさかそういう展開かー。や、月子ちゃんズタボロすぎるっ!! 月子vs梓のラブバトルも、ここまで一方的になるとは思わなかったけれど、なんかストーリー的には、ずっと月子のターンっぽい展開だなぁ。ああうう、絶対的に、月子よりも小豆梓のほうが好きなんだけど、次回も月子メインかしら……。

まあ、今回、イベント的には、副部長なんだけど、副部長、まさかここまで濃いキャラになるとは(^^;。そんなにパンツ好きかっ!! そして、ナニしてたっ(笑)。ただ、副部長は横寺争奪戦に参加するわけではないし、全体にサイドストーリーっぽいというか、物足りなさが残る本巻でした。しかし、横寺、その解決方法は、カッコいいけど切なすぎるぞ。

[ 2013.04.14 ]


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変態王子と笑わない猫。7 /さがら総

すげぇ、まさか、ここまでのバトルが展開するとはっ!! 素晴らしいっっっ!!

修学旅行以降、月子は横寺や小豆梓から距離をとるようになり……、と、いやぁ、月子のダメージが思いのほか強いし、梓は鈍感なところがあるしで、もうちょっと、こういう状態が続くのか通っていたら、まさか、ここまでガチに正面から殴り合うような展開になるとは思わなかったよっ!! ただただ、圧巻。三角関係ラブコメの中でも、ここまでガチにやるのは、なかなかないよね。凄い凄い。

それに引き換え、というか、一応、恋愛に絡んでるハズの鋼鉄さんは、完全にギャグ担当になってるな。同じくギャグ担当のエミと比べても、扱いが酷すぎる(笑)。月子vs梓のバトルの一方で、どうするんだ、これ?

や、とにかく、恋愛バトルが素晴らしくて、猫神様関連の話は正直いらないと思うのだけど、このあとどう展開させるつもりなんだろ。……そいえば、『艦これ』ネタもちょいちょい入れてきてて、そこも笑えたり。

[ 2014.01.04 ]


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変態王子と笑わない猫。8 /さがら総

うわぁ、せつなく鬱い展開だ……。身を犠牲にしてヒーローになる横寺という話なのだけど、う~ん、好み的にこのシリーズは、もっと明るくバカやってる萌え的な展開のほうが好きなんだよなー。正直、横寺くん内面を綴られても、楽しくないというかなんというか……。

や、家に忍び込んで横寺の様子を伺おうとする月子ちゃんとか、デートに浮かれる小豆とか、おもしろかったですよ? でも、そういう女の子を描いてなんぼで、横寺の活躍と苦悩を中心に書かれてもどうよ?と思ってしまうわけですよ。……次回、鋼鉄さんが不穏な感じなのだけど、鋼鉄さんの活躍に期待しています。

[ 2014.05.16 ]


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変態王子と笑わない猫。9 /さがら総

楽しいラブコメ作品だったハズが、いつの間にか、せつなさと哀しさしかない……。

横寺の自己犠牲精神が極まりすぎて、楽しいはずのシーンも哀しさしが感じない件。まあ、それに反発する月子がいるからこそ、今巻のループ展開に繋がり、そして、そこから先に進んでいくわけなんだけど、いやぁほんと、ただの萌え系ラブコメが凄いところまで来たなぁ。表面的な軽いノリに反して、シリアスで非常に重い。楽しいラブコメしてりゃ、それでよかったんだけど(^^;。

正直、萌え系ラブコメがここまで化けたというべきか、単に方向性を見失っておかしなところにたどり着いてしまったのかわからないけれど、そろそろ終盤なのかなぁ。いい加減、どん詰まりな感じがして、ここら辺で終わらないといろいろツライような。……というか、特に盛り上がりもなく、小豆梓方面が決着ついちゃった感があるのだけど、これはいったい。ほんとにそろそろラストなのかなー。

[ 2015.02.06 ]


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変態王子と笑わない猫。10 /さがら総

子供時代で問題解決っ!! と思ったら、横寺が子供ボディを使って、好き勝手するだけの話じゃねーか(笑)。銭湯はともかく、おもらしはヤバイ、ヤバすぎるっ!! ……ここ最近の巻は、コミカルな表面の裏に哀しみが濃厚に漂っていて、ラブコメとしてはいまいち楽しめなかったけれど、一応、すべての解決に向かって歩き出してるわけだし、そういう哀しさは多少減じた印象。って、ぜんぜん、解決に向かって進んでないけどな(^^;。子供時代の小豆梓も巻き込んでコミカルに変態的なセンスで進むのだけど、やっぱ、不安が拭えないストーリー展開は、上手いというか凄いな。おもしろかった。

しかし、例の青い紐とか、パッキャオ戦とか、ごく最近のネタを仕込んできてるのだけど、どういうスケジュールで書いてるんだこれ!? 特に、パッキャオネタなんて、試合から発売日まで、実質20日もないじゃん。

[ 2015.06.01 ]


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変態王子と笑わない猫。11 /さがら総

おー、綺麗だ。綺麗にまとめてきたなぁ。正直、こういう風にはならないと思っていたので、これは予想外に嬉しい展開。とにかく綺麗で最高すぎるっ!!

そゆわけで、未来を変えるために過去に渡った横寺と月子。まだ存命している母親ツカサとの最高に幸せな時間。しかし、その幸せな時間は終わりに近づいていた……。と、うわぁ、期限付きの幸せな風景というのは、ほんとにせつないね。“未来から来てくれる親孝行な子供はそうそういない”、ツカサさんとのあれこれが刺さる刺さる。泣けるー。そして、猫神様の秘密。おいっ(^^;。

“ちぃ覚えた”は懐かしすぎて、むしろ、どれだけの人がわかるのか心配になるレベルだけど、それにしても今回は、やたらメタなネタを突っ込んできたなー。あとがきによると、次巻は長いエピローグとあるけれど、つまり、次巻で最終巻かしらん。まあ、ここで終了でもいいくらいなラストだったからな。いやー、今回は重ね重ね、ほんとに綺麗で最高でしたっ!!

[ 2016.05.01 ]