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TOブックス
魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で /秋田禎信

オーフェンが主人公じゃないだと……。元シリーズから、20年後を描いた本作は、ティッシの息子・マヨールが主人公。いや、続編で子ども世代が中心になるのは、わりとありがちなパターンだけど、オーフェンでそういうふつーのことをやるとは思わなかったので、なんとなくショック。ティッシもオーフェンも子どもにストーリーを譲っている中、ひとり淋しいマジクが、すっごく落ち着くわ。<をい

そゆわけで、元シリーズから20年。新大陸で地位を固めたオーフェンのもとに、ティッシの二人の子どもマヨールとベイジットが《塔》の代表として訪問することに……。というわけで、子どもたちはわりとどうでもよくて<をい、いろんな意味で「大人」になったオーフェンとか、閑職に追いやられているプルートーとか、親になってるフォルテとティッシとか、そういう元シリーズのキャラたちの行く末のほうが、いろいろと興味深い一冊でした。というか、私の年齢的に、ふつーにオーフェンとかに思い入れするだろ。本作のオーフェンの年齢を考えると、同世代というかたぶん私より年下orz。

それはともかく、あのオーフェンが、自分の立場を考えて政治的な判断で行動するとか、それが、違和感無く年月の積み重ねを感じさせる描写になってるのが、ほんと凄いわ。娘を見守る姿なんかも凄いね。そしてマジク。元シリーズではマスコット的な立ち位置だったと記憶してるのだけど<をい、そんなに強かったっけか?(^^;。

[ 2012.03.01 ]