好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! - 2010年1月


2010 1 1

アスキー・メディアワークス メディアワークス文庫
[映]アムリタ /野崎まど

芸大生の二見遭一は、天才と評される最原最早の自主制作映画に出演することに……。という感じで、映画サークルを舞台とした青春ストーリーかと思ったら、なんという驚きの展開っ!! いやぁ、発想はおもしろいし、真相へ至る構成も巧い巧い。だけど、いまひとつ物足りなく感じるのは好みじゃないためかなぁ。青春物語としてもサイコ的な物語としても、中途半端という印象が。もっと徹底的に恐怖心を煽っても良かったんじゃないかしらん。

[ [映]アムリタ ]


新年早々、日記の更新がうまくいかなくて焦りました(汗;。これだから自分で書いたスクリプトは信用できねぇ。……というわけで、この日記も、15年目に突入。本年もよろしくお願いいたします。


2010 1 2

アスキー・メディアワークス メディアワークス文庫
太陽のあくび /有間カオル

愛媛の農協の少年部に所属する高校生たちが、ミカンの新品種を通販で売り出そうとする話なんだけど、ローカルな雰囲気の中での、コミカルで明るい登場人物たちの空回り気味なドタバタが、NHKの連続テレビ小説みたいな作品だな。なるほど、これは、電撃文庫で出そうと思ってもつらそうで、いかにもメディアワークス文庫向けという感じ。

や、文章はこなれていて、読後感も爽やかでわりと綺麗なジョブナイルなんだけど、ただ、それぞれのイベントは発生させるだけ発生させて、その後のフォローがなく投げっぱなしだったり、ちょっと主人公たちに都合が良すぎたりする展開は、好みじゃないなー。特に、高校生側のドラマは、正直かなりいまいちだったので、テレビ通販会社の柿崎照美側を中心に描いてくれればよかったのに……。

[ 太陽のあくび ]


2010 1 4

今日から仕事。正月休みが短かすぎる。

この正月三が日は、ひたすら、[WIN]『わいどにょ』をやってました。進捗は、異空窟LV77、キャラGET 52/120、異次元MAPは一周目完了、という感じ。

アリスキャラの中では、実は、パットンがいちばんのお気に入りで、そのパットンは早々に仲間になったのでラッキーと思ったのだけど、その後、肝心の好きな女の子キャラがぜんぜん出てこねぇ~。マリアもいない、志津香もいない、シグルーンもいない、ううぅ(T-T)。……あと、知らないキャラが増えてる件。アリスソフトは、昔はデフォ買いしてたけど、ここ最近は、あまりプレイしてないからなぁ。『にょ』シリーズを楽しむために、『エスカレイヤー』と『ハルカ』はプレイしとかないといけない気がする……。


2010 1 5

アスキー・メディアワークス メディアワークス文庫
探偵・花咲太郎は閃かない /入間人間

事件に巻き込まれるものの、事件を解決するわけではない探偵・花咲太郎の物語。入間人間は、デビュー作を読んで、「好みじゃないなー」とそれ以降読んでなくって、この作品が、読むの二作目だったのだけど、やっぱ、好みじゃないなー(^^;。……西尾維新を彷彿とさせる主人公の戯言メインで進む物語は、雰囲気はいいのだけど、ただ、雰囲気だけという印象。そもそも、こういうシニカルな物語は、あくまで中高生向けで、大人が読むには少々ツライと思うんだ。四章「マリオ」みたいに、そういうシニカルな要素を抑えて書いてくれると、きちんと面白いんだけどなぁ。

[ 探偵・花咲太郎は閃かない ]


2010 1 9

小学館 ガガガ文庫
とある飛空士への恋歌3 /犬村小六

号泣。先の悲劇を暗示させつつ、死亡フラグが積み重ねられていく幸福すぎる日常と、そして、いよいよ始まる過酷な戦争。とにかく戦闘シーンが圧巻で、そして、いかにも泣かせる展開が、ただただ素晴らしい。

「聖泉」を目前として、青春を謳歌するカルエルたち。そして、いよいよ始まる「空族」との戦争は、そんなカルエルたちに学徒出陣を強いる……。と、「こいつら楽しく青春してるけど、もうすぐ死ぬんだぜ……」と言わんばかりの前半が、読んでてむちゃくちゃ心が痛い。そして、その予想すら上回る、過酷で圧巻すぎる後半。ミツオぉぉぉぉっっ!! アリーぃぃぃぃっっっ!! ……えぐえぐ(T-T)。いかにも泣かせる展開は、まさに、最高傑作っ!!

それにしても、ラストの手紙はちとビックリ。アレはアレで綺麗に纏まってるのに、混ぜるな危険ということにならないんだろうか……。

[ とある飛空士への恋歌 ]


ぽかいもの。電撃文庫新刊。
  • [文庫] 俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5) /伏見つかさ (→Amazon)
  • [文庫] らぶちゅー! ―ボクが女教師!?― /風見周 (→Amazon)

2010 1 12

メディアファクトリー MF文庫J
オウガにズームUP! 4 /穂史賀雅也

シリーズ完結。……いかにも打ち切りで、「無理矢理決着つけました」という、唐突で十分な描写もなく話の筋も乱暴なラストは残念無念。でも、この作者の人の作風は好きなので、次回作には期待したいところだなぁん。

[ オウガにズームUP! ]


2010 1 13

メディアファクトリー MF文庫J
三流木萌花は名担当! 2 /田口一

だははははっ、素晴らしい素晴らしい。美少女な担当編集が身体を張って、初心な新人作家に萌え作品を書かせるシリーズ。今回は第二巻ということで、順当に、新キャラ投入なんだけど、新キャラは取次かいっ!! また、微妙なところを攻めてきたなぁ。や、お嬢様のムチャクチャな言動が笑える笑える。

って、表紙のスク水展開はどこよ?(^^;。読み終わってみると、ドタバタは楽しいものの、ちと、エロ展開が弱いかしらん。<をい。……そもそも、新キャラの華撫さんは愉快なんだけど、キャラ配置はバランスが悪いよなぁん。ヒロインの萌花をはじめ、どのキャラも、いまいちキャラが弱く役割分担も微妙で印象が薄い印象。せめて、もうちっと主人公に絡ませないと辛いんじゃね? そういう意味では、ラストの展開には期待なんだけど……。

[ 三流木萌花は名担当! ]


2010 1 15

メディアファクトリー MF文庫J
緋弾のアリアV 序曲の終止線 /赤松中学

うひぃ~、なんだこのムチャクチャな展開はっ!! いよいよ、イ・ウーとの最終決戦。目まぐるしく変化するジェットコースターな展開が素晴らしい素晴らしい。……でも、そのイ・ウーとの最終決戦が凄かっただけに、後半に収録されてる短編三つはテンション下がってガッカリ。読者置いてきぼり的に突き進むなら、一息つくこともなく、とことんやればいいのにぃ~。……それにしても、ラストはまた、すげー展開だな(^^;。

[ 緋弾のアリア ]


今月末発売の HYBRID W-ZERO3 の予約をしてみたり。……って、日経新聞の一面が、ウィルコムの再建の記事だとぅ。


2010 1 17

[漫画]『神のみぞ知るセカイ(7) /若木民貴』(→Amazon)、購入&読了。……幼なじみだとぅ。しかも、天理ちゃんは、眼鏡こそかけてないものの、まさしく眼鏡っ娘と言えようっ!! そして、新展開と新設定に、エルシィとレギュラーヒロインのポジションを争っていくのかと思ったら、アレ? 次の話に出てこねぇ~。

新番組の感想とか↓。……しかし、最近、いろいろあって、アニメもラノベもなかなか消化出来ねぇ。

[TVA]『ひだまりスケッチ☆☆☆』#1。進級&新キャラ追加でどうなるかと思ったけど、いつも通りの板な面白さだ。安心して見れる。

[TVA]『バカとテストと召喚獣』#1。原作(→感想)は、好みじゃなくて切ったんだけど、かなり出来がいいアニメ。姫路さんがエロいねっ!!<をい

[TVA]『おまもりひまり』#1。わかりやすいお色気アニメだなぁ。

[TVA]『おおかみかくし』#1。萌えがやりたいのか、伝奇っぽいのがやりたいのか、どっちだ!? ……とりあえず、先は気になるけど、すぐに見なくなりそうだなぁ(^^;。

[TVA]『聖痕のクェイサー』#1。ハラショーっ!! や、事前に激しく中二病的でエロエロというような話を聞いていたのだけど、アレ? あんましエロくないぞ(^^;。ディレクターズカット版を見ろということかー。


2010 1 19

エンターブレイン ファミ通文庫
“文学少女”見習いの、傷心。 /野村美月

心葉、殺スっ!! 死ねっ!! や、後半はともかく、前半の心葉の行動は、とにかく腹立たしい。……それにしても、人の暗黒面に焦点をあてる、相変わらず、綺麗なのに黒い話だよなぁん。

文芸部新人・菜乃をメインにした外伝第二弾。「きみが大嫌いだ」と心葉に告げられた菜乃は……。というわけで、暗黒面を抱えて病んだ人間の多すぎる中で、純粋で真っ直ぐな菜乃が眩しい一冊。一方、ななせの扱いは、ちと酷いと思う(^^;。……作品としては、非常に高レベルで安定していて、ほんと素晴らしいよなぁ。ラストの引きがあざといよっ!!

[ “文学少女”シリーズ ]


2010 1 21

最近、現実逃避的に部屋の片付けをしてるのですが、そうすると、昔参加したサイン会の色紙が出てくる出てくる。そこで、せっかくなので数えてみると、
  • おみまゆちゃん 26枚
  • おみまゆちゃん&KAORI 2枚
  • 菊池志穂 3枚
  • 菊池志穂&鈴木真仁 1枚
  • 氷川恭子 1枚
  • 飯塚雅弓 1枚
  • 浅田葉子&くまいもとこ 1枚
……いろんなイベントに参加してたはずなのだけど、どんだけ偏ってるねん(^^;。
ぽかいもの。ガガガ文庫新刊
  • [文庫] 人類は衰退しました(5) /田中ロミオ (→Amazon)

2010 1 23

集英社 コバルト文庫
マリア様がみてる 私の巣 /今野緒雪

素晴らしい素晴らしい。いつもの主要メンバはほとんど登場しない番外編でしたが、『マリみて』の雰囲気はそのままに、むしろ、いつも以上に綺麗で暖かい短編でした。

精神的な原因で頻繁に立ち眩みを起こしていた朝倉百は、ある日、運ばれた保健室で、保険委員の筒井環と出会う……。というわけで、いつもの山百合会ではなく、一般学生の百と環の一年を綴った内容なのだけど、ほんとに綺麗で優しさの伝わる内容でした。行動的でいたずら好きな環と常識的な百の組み合わせがグッド。その二人の家族たちも、非常に優しく暖かく、ほんと読んでて気持ちが良かったっ!! そして、たまに少しだけ顔を出す本編の内容も興味深く面白くて、いやぁ、ほんと良い読みきり短編でした。

[ マリア様がみてる ]


2010 1 27

最近、生きていくのが辛いです。

ぽかいもの。スーパーダッシュ文庫、MF文庫J新刊。
  • [文庫] ベン・トー5 北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円 /アサウラ (→Amazon)
  • [文庫] ゼロの使い魔18 滅亡の精霊石 /ヤマグチノボル (→Amazon)
  • [文庫] かのこん14 ~どきどき☆らぶれっすん~ /西野かつみ (→Amazon)
  • [文庫] あそびにいくヨ! 13 おかーしゃんにあいましか? /神野オキナ (→Amazon)
  • [文庫] 剣の女王と烙印の仔IV /杉井光 (→Amazon)

2010 1 29

来月の新刊チェック。ラノベの杜 と 某書籍購入支援 から。
  • 02/01 [文庫] 円環少女 (11)新世界の門 /長谷敏司
  • 02/10 [文庫] アクセル・ワールド4 ―蒼空への飛翔― /川原礫
  • 02/10 [文庫] アスラクライン(14) The Lost Files /三雲岳斗
  • 02/10 [文庫] ロウきゅーぶ!(4) /蒼山サグ
  • 02/20 [文庫] SH@PPLE ―しゃっぷる― (8) /竹岡葉月
  • 02/23 [漫画] 日々にパノラマ(1) /竹本泉
  • 02/25 [文庫] 疾走れ、撃て! 4 /神野オキナ

2010 1 31

予約してたウィルコムのスマートフォン「HYBRID W-ZERO3(WS027SH)」が到着。9(nine)からの機種変更なので、あくまで電話機として使おうと思ってたんだけど、無駄にいろいろ機能がついててわけわからん上に、肝心の電話機能は作り込みが甘く使いづ~ら~い~~。や、求めるものが間違ってるのはわかるんだけど、でも、PDAとして使おうと思っても、今度は、QWERTYキーがないのが、やっぱり辛いなぁん。

まあ、いろいろカスタマイズできるのが Windows Mobileの魅力だと思うので、まずは、いくつかソフトをインストール。
  • ブラウザ: IEはいまいち使い勝手がわるいので、Opera Mobile 10 beta
  • Twitterクライアント: いくつか試して、使い勝手もカスタマイズ性もいちばん好みだった ちーたん
  • 電話帳: デフォルトの電話帳があまりに酷いので、QDz。W-ZER03版はエラーが出るのでGeneric版
って、ここまでいぢって気づいたのだけど、もしかして、酷い酷いと思ってたデフォルトの電話帳って、Windows Mobile付属のものじゃなくて、ウィルコム製かぁっっっ!! そもそも、使い勝手もカスタマイズ性も悪く不満に思ってた部分の多くが、ウィルコムの独自インターフェイス「WILLCOM UI」のせいな気が。……なんだか、QWERTYキーがないのもそうだけど、中途半端に、携帯電話らしいインターフェイスにしようとして、失敗しまくってる残念な端末な予感ががが(汗;。

調べてみると、「WILLCOM UI」は [設定]→[Today]のアイテムタグのチェックを外せば殺せるとわかったので、さようなら。代わりに、「Xperia X2 Panel Manager」を入れてみたりもしたけれど、豪華すぎて好みにあわなかったので、結局、Today画面に CustomClock だけ入れることに。シンプル・イズ・ベスト。や、「WILLCOM UI」を外して使ってみると、素の「Windows Mobile 6.5」は、わりとバランスよく、十分使い勝手もいい印象。あとは、キー入力さえ良くなれば、申し分ないのだけど、これは慣れかなぁ。

以下、役に立ちそうなリンク

[ HYBRID W-ZERO3購入 ]


ぽかいもの。ファミ通文庫とスニーカー文庫。
  • [文庫] ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc4 /田尾典丈 (→Amazon)
  • [文庫] 円環少女(11) 新世界の門 /長谷敏司 (→Amazon)