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小学館 ガガガ文庫
とある飛空士への誓約3 /犬村小六 -
うひゃ~、終始、ミオのレイプ目を眺めるような展開かと思ったら、一応、うれしはずかし展開もあって、ちょっとだけ救われるな。<をい まあ、とにかくミオが不器用すぎて、あまりに不憫すぎる。ミオがせつなすぎてせつなすぎて、読むのが、ほんとツライ一冊でした。
ウラノス側のスパイとなり、清顕と距離をとるミオ。一方、清顕とイリアは、少しずつ距離を縮めて……。と、ほんと、途中で自殺しなかったのが不思議なくらい、とにかくミオを追い込む追い込む。うわぁ、宗教じゃないけど、思想に染まって視野が狭くなってしまったミオの父親が怖すぎるわっ!! 一方で、ハチドリの人の、なんやかんやのフォローに救われる。本当に救いになってるかどうかは、これからかもしれないけど(^^;。バルタザールのかぐらへの想いも癒されるエピソードだけど、でも、さすがに失恋する展開しかねーよね(笑)。
状況が大きく動いたこの3巻だけど、まだまだイリアと清顕が敵味方に分かれる展開は遠そうだけど、今後、どうなるんだこれ。ミオもああなると、泥沼の展開にしかなりなさそうで、今後が、怖い、怖すぎるっ!!
[ 2013.07.28 ]