-
小学館 ガガガ文庫
とある飛空士への誓約8 /犬村小六 -
うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 回避フラグが散見されてたので、てっきり、そうならないと思ってたのだけど、もう、衝撃のラストっ!! まだ、そうなったと決まったわけではないんだけどさー。うわぁぁぁぁ。
そゆわけで、『飛空士』シリーズも、いよいよクライマックス。ていうか、展開的にもうこの巻で決着つくのかとも思ったら、やはり最終巻は次か。終盤まで読んだ辺りで、アレ? ページ足りなくね?? と思ったりしたのは、ここだけの秘密だ(^^;。いや、前巻ラストでウラノス艦隊壊滅&カルエル登場までやったら、あとは、怒涛の展開でラストまで描き切るべきだと思うので、正直、この8巻はテンポ悪い。もはやウラノスが一方的に凹られる未来しか見えないのに、ここで無駄にページを重ねるのもなー。むしろ、どんだけ多国籍軍の兵力を増強すれば気が済むんだ?という話ですよ。なんか、微妙にストーリー構成に失敗してるような……。
それはともかく、舞台が大きくなってくると、清顕の存在感がなくなり、イリアがお色気担当になる件。ある意味、イリアは衝撃的すぎる。そして、もう、どうみても、バルタが主人公ですよ。国を超えた、かぐら、セシルとの三角関係<ちげーが素晴らしすぎるっ!! そして、さらにここでキャラ追加とか、マジ集大成かっ!! でも、“吉岡”はちょっとムリあるような(笑)。で、とにかく次で最終巻ということで、さっさと続きが読みたいです。
[ 2015.06.19 ]