2004年 7月 1日
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朝日ソノラマ ソノラマ文庫
◆ 封神機伝マカリゼイン /神野オキナ -
うわ~、いかにも神野オキナらしい内容で、めちゃくちゃおもしろいわぁ~~。
そゆわけで、男勝りで年上属性な九龍と、線の細い美少女風なハルカが、巨大ロボットで共に闘うという内容。神野オキナらしいエッセンスを詰め込んだ、キャラの魅力を生かしたオーソドックスな巨大ロボットモノで、やっぱ、ヒロイン役の九龍が素晴らしすぎるわぁ~~。……ただ、読了感が多少弱いのと、梓を上手く使いきれてない、という感じで、そこはちと残念。まあ、今後に期待ですなぁん。<って、続くのか(^^;
参考:
感想メモリンク → あずみん、 adramineさん、 狩田さん、 高森さん[ 封神機伝マカリゼイン ]
▽ [WIN]『らくえん』は、結局、Amazon で買ってみたり。
▽ 集英社コバルト文庫―『なかないでストレイシープ めぐる聖夜と愛の家 /竹岡葉月』『楽園の魔女たち 楽園の食卓(後編) /樹川さとみ』、角川スニーカー文庫―『お・り・が・み 天の門 /林トモアキ』、購入。
▽ [WIN]『魔法少女リリカルなのは』、TVアニメ化ですとーーーっ!! ……しかし、そうか、田村ゆかりなのかぁ。
▽ [WIN]『夏音』6月期。覚えが ない、と思ったら、「メリー・メリー・バレンタイン」は、CDを買え ということなのねん(^^;
2004年 7月 2日
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新潮社
◆ フェルマーの最終定理 ――ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで /サイモン・シン (青木薫訳) -
十分に面白いんだけど、ただ、全体的に冗長で本筋とはあまり関係ないことまで書いてあるくせに、その一方で、「それ説明になってねーよ」みたいな部分もあって、もちっと整理されてても良いと思ったり。あと、どうせ書くなら、谷山、志村の愛と友情の日々を書けーーーっ!! <をい
そゆわけで、友人に無理やり薦められたり(^^;。タイトル通りの内容で、もともと BBC のドキュメンタリー番組だったらしいけど、これ、NHK教育辺りでもやったよね。多分、観てます。いや~、とにかく、主役のワイルズが、猜疑心の塊な人に見えて、ちょっとねー。策略を練って秘密裏に研究を進めるてみたり、どうしようもなくなったら、同僚や教え子の中で自分の意の通りになる人に協力させたり。特に、TV で観た時には、あまり良い印象は抱けなかったりして。まあ、改めて本で読むと、そんなに酷い人には見えないんだけど(^^;。……それにしても、やっぱり日本人としては、むしろ、谷山=志村予想と、その周辺の逸話の方が興味深いよね。
2004年 7月 3日
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角川書店 スニーカー文庫
◆ お・り・が・み 天の門 /林トモアキ -
つまんね~~~。……ダメダメ。
林トモアキの新シリーズ。バカで萌え系なキャラ達が、神の使いと悪の組織に別れて闘ってますという内容なのだけど、中身がなさすぎ。そしてなにより、中身がないなりの魅力がないのよ。や、この設定と内容は、キャラデザと声優で売るようなアニメにしたら、そこそこ面白いと思うんだけど、この内容で、大して出来も良くない工夫もなにもない小説にされても、そりゃ駄作だろ。すまん、もちっと頭を使って作品を作ってくれよ。
▽ 宝くじがまったく当りません。やはり、株とかを始めたりしないといけないんでしょうか。<や、あと数ヶ月で、うちの家計は崩壊する見込みなので、ちと不安感に苛まれている今日この頃
▽ 「早見裕司 ジュニアの系譜」#最終回。コバルト・ピンキーって、ノヴェライズ中心から“オリジナルも収録するようになる”というより、もともとオリジナルも多かったのがノヴェライズばかりになった、という印象なのだけど、違ったかしらん?? ← うちにあるので確認したら、やっぱ、そうだったっぽい。……ついでに、当時の作品リストみたいなのを見ると、その頃、どうも私は、コバルト文庫は完全にアウトオブ眼中で、コバルト・ピンキーシリーズしかチェックしてなかった、そんな感じが(汗;。<好み的にそりゃそうなんだけど
2004年 7月 5日
▽ 『冬のソナタ』とか『秋の童話』とか HDDレコーダー とかをお勧めされた週末でしたが、やっぱり、後半は、頭痛で死亡(T-T)。おかげで、ゲームがぜんぜん進まね~~。<そいえば、「最近、いちせはゲームをしなくなった」と誤解されてる方を散見しますが、単に、プレイ速度が以前に比べて、かなり遅くなっているだけです。かわらず毎日プレイはしてるんだけど(^^;。
▽ [TVA]『蒼穹のファフナー』#1#2。監督、羽原かいっ。えっと、あの眼鏡っ娘は、結局、いったいどうなったん…、って、アレ?なんでみんなして、黒い服着てますか?はう~~~。……なんだか、ツッコミどころ満載な設定にしか見えないんだけど、とりあえず、ふつーに面白い~~~~。
▽ あと、[TVA]『マリみて』の新シリーズは、あっさり見逃したり(T-T)。日曜のあんな朝早くなんて、滅多なことでは起きれません。
2004年 7月 6日
2004年 7月 7日
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集英社 コバルト文庫
◆ なかないでストレイシープ めぐる聖夜と愛の家 /竹岡葉月 -
ラストは綺麗で良かったけれど、う~~ん、全体的には、いまいちでがっくし。
お嬢様と執事の恋を描いたシリーズ第三弾。正直、中盤にかけてそういうネタを持ってきたのは、今更だし、説得力がないし、なによりそれを、シリーズのクライマックスに絡めてしまっているのが、私的には大きくマイナス。っていうか、クライマックスが、いまいち弱いしっ!! 所詮、竹岡葉月に恋愛ストーリーは期待できないということでしょうか……。ただ、ラストはなかなか良かった。『不思議の国のアリス』と絡めた内容も、なかなかにグッド。まあ、この話で、ああいうネタを持ってくるとは、冒険だと思うんだけど(^^;。
あっ、そういえば、このシリーズ。ストーリーうんぬんというより、とにかくなにより、菊池久美子のイラストがとにかく素晴らしいっ!! と書いておかなくちゃならなかったんだっ。このイラストは、ほんとに素晴らしい。この表紙画像を見るだけでも、ほんとに、凄く良いですよ、このイラストっ!!
[ なかないでストレイシープ ]
▽ うちの りなざう「SL-C760」、スリープから復帰しなくなってしまい、が~~ん(T-T)。
▽ [TVA]『月は東に日は西に』#1。原作は未プレイ。第1話は意味のないキャラ紹介だけで終わってるし(^^;。とりあえず、結先生に期待。
▽ [TVA]『Wind』#1。これも原作は未プレイ。あっ、上手い。アニメとしてはなかなか上手くて、かなり期待できそう。あぅ~、ヒロインはCV.倖月美和だし、わかばちゃんは良い眼鏡っ娘だっ!!
2004年 7月 8日
- ◆ [WIN] 何処へ行くの、あの日 /MOONSTONE
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1st、青井さん
うわぁ~~、めちゃくちゃ凄いラストだぁ~~~~。
後悔しつつ、妹とエロエロな関係を続けている主人公。ある日、タイムトリップ=過去を変えられるという薬の噂を耳にして…、という内容。演出は酷いし萌え系な内容でもないんだけど、それでも、シナリオはわりと雰囲気も出てて、なかなか面白い。でも、きちんと収束するんでしょーか? や、青井さんシナリオだけでは、謎もなにもさっぱり解決してないんですけどぉ~。<そもそも、ツッコミどころが多そうというか、すでに破綻そうな予感もするんですが(^^;。……ってしかし、ほんとこのラスト凄いよ、ある意味、感動だよっ!! <客観的には微妙だと思うんだけど、私的にはわりと好き
あと、キャラ的には、桐季(CV.九条信乃)と千尋(CV.みる)が、非常に美味しい。や、千尋は、あの「にやり」な表情が良いよね。
▽ 「さくらインターネット、月額125円のホスティングサービスを開始」。え~~っと、うちは今、さくらの月1000円コースに入ってるんだけど、安くなるってこと???
▽ 電撃文庫新刊―『悪魔のミカタ(13) It/MLN /うえお久光』『キーリV はじまりの白日の庭(上) /壁井ユカコ』、購入。……『悪魔のミカタ(13)』、めちゃくちゃ分厚いよ。
2004年 7月 9日
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双葉社 双葉文庫
◆ 十八の夏 /光原百合 -
「第55回日本推理作家協会賞受賞作」みたいに、ミステリーとして売ってはいるけれど、ミステリー要素はほとんどなし。というか、ほんのわずかなミステリー的な要素が、物語の本来持つ魅力を、むしろ邪魔してると思うんですけど。あくまで、“花”をモチーフに恋愛の愛憎を描いた連作短編。
ただ、恋愛モノとしても、私的にはわりと微妙。まあ、「出来が悪い」というより、「好みじゃない」という感じなのだけど。……4つの短編のうち、まともに面白いと思ったのは、「ささやかな奇跡」ぐらいかなぁ。や、描写は綺麗なんだけど、もちっとキャラの内面を描いてくれた方が好みなんだよなぁー。
2004年 7月 11日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ 悪魔のミカタ(13) It/MLN /うえお久光 -
いやぁ、面白かったっ!! とにかく見どころの 山本さんxサクラも素晴らしければ、ストーリーの締め方は秀逸で、コウの扱いもグッドっ!! ……一連のザ・ワンの話は、『悪魔のミカタ』でやるには、無駄なサイドストーリーが多くて冗長でバランスが悪いという印象が否めないと思うんだけど、まあ、面白ければ、それで良いや。500ページ超でも、いっきに読ませる内容は、ほんとに素晴らしいわ。
参考:
感想メモリンク → けんじょさん、 あずみん、 NOGさん、 adramineさん、 CAXさん、 INNさん、 びっとさん、 さくらぃさん、 永山さん[ 悪魔のミカタ ]
▽ [TVA]『DearS』#1。出来も悪く下らないだけ。単に女の子を出せば良いと思ってる程度の製作者だとすれば、死んでもらいたい。……あ、エンディングの寧々子だけは、非常に良かったけど。<をい
▽ [TVA]『ニニンがシノブ伝』#1。面白いっ、めちゃくちゃ面白いっっっ!! 最高っ!! 素晴らしすぎる~~~。や、作りもなかなか上手いし、このセンス最高だわ~~。
▽ [TVA]『マリみて~春~』#1#2。……出来は悪くないけど、題材的にいまいちだなぁ。というか、やっぱり見どころは、CM のマツケンサンバ?(笑)。
2004年 7月 12日
- ◆ [WIN] 何処へ行くの、あの日 /MOONSTONE
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2nd、一葉
うわぁ、やっぱ凄いラストだなぁ。……って、でも、こういうラストは、ちと頭悪そうに見えちゃうと思うんですけど(^^;。
3th、桐李お姉ちゃん
CV.九条信乃、素晴らしい~~。この桐李の声質は、九条信乃の中でもなかなか好み。いや、他の声優さんの声が、このゲームに関しては、微妙に私の好みからずれてて残念だったので、なおさら良い感じだだだっ。
それはともかく、構成がちぐはぐで、心情描写が下手。うーん、このレベルのシナリオを描くには、ライターの力量がぜんぜん足りてないんじゃないかなー。……や、話の筋そのものは悪くないので、なおさら、もったいないというか、どうにもこう行き場のない不満がぁぁぁ。
▽ うちの りなざう「SL-C760」、どーにも調子が悪いので、スペシャルカーネル に入れ替えてみたり。<や、調子が悪いのは、カーネルのせいではないと思うんだけど
▽ ハヤカワ文庫新刊―『クレギオン5 タリファの子守歌 /野尻抱介』、購入。<毎巻、読み終わるたびに、「萌えが足らん!」と文句を書いてるわりには、なんやかんやで買ってるよなぁん(^^;。
▽ [WIN]『Dear My Friend』は、最高傑作級らしい。って、現時点で、[WIN]『らくえん』の封も空けてない状況なので、微妙な勧められ方だと、にんとも(^^;。
2004年 7月 13日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ キーリV はじまりの白日の庭(上) /壁井ユカコ -
相変わらず、めんどくさい性格な奴らだっ(^^;。
今回は、とにもかくにも、新キャラのナナですよっ!! いい味だしまくりですよっ!! それに引き換え主役のキーリは、歳をとりすぎて、もうちょっとダメだね。<をい ……内容的には、相変わらずで、上手いんだけど地味、という感想。まあ、次の下巻次第だとは思うんだけど。
参考:
感想メモリンク → 高森さん、 adramineさん、 永山さん、 INNさん[ キーリ ]
▽ 特定口座とか作ってみたり。せっかくだから、なにか買おうと見てるのだけど、馴染みのメーカーは上場してないのかしらん。F&C とか、業界大手じゃなかったのか~~。……とにかく、なにが値上がりしそうなのか、さっぱりわかりゃにゃい。<なんだか、素直に新しいノートパソコンでも買った方がいい気がしてきたり
▽ [TVA]『GIRLSブラボー』#2。1話は見逃し。はうっ、ミハル。ミハルといえば、そりゃそうだよな(爆笑)。や、正しくバカアニメ。くだらない出来は、非常に素晴らしいっ!! こゆのはかなり好きっっっ。
2004年 7月 14日
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早川書房 ハヤカワ文庫JA
◆ クレギオン5 タリファの子守歌 /野尻抱介 -
EJ が非常に楽しい。や、面白かったぁ~~~。
凄まじい砂嵐が吹きまくる大気の中で、凄腕パイロットのマージが、その操縦の技量を発揮する、という内容。いやぁ~、オーソドックスな筋とコミカルな味付けで、純粋に面白かった~~。恋愛色がないのは私的に残念ではあったけど、野尻抱介的には、こういうスタンスの内容が特におもしろいんじゃないかしらん。ほんと、おもしろかったっ!!
[ クレギオン ]
▽ はう~、今週末の連休は、休出っぽいですよ~~(T-T)。
▽ そいえば、「さくらウェブ」から「さくらのレンタルサーバ」へお乗換えの話。うちの場合は、アンテナ立ててる関係上、cron が使えるかどうかが懸念事項だったり。……それよりも、単に手続きするのがめんどくさい、という辺りが問題な気もしますが。<をい
▽ すっかり忘れていたけれど、DC版『Lien』は、まだ延期で出てなかったのカー(苦笑)。
▽ [TVA]『はにはに』#2。天文部で久住久住言われると、一応、柊あおいファンとしては、微妙に気になる今日この頃。……それはともかく、この手のアニメは、もうちょっとキャラの魅力を引き出すことを念頭においてつくらないとイカンと思うのですけど。その点で、ちと微妙なんだよなぁ。
▽ [TVA]『Wind』#2。ああぁ、やっぱし、このコンテの切り方、むちゃくちゃ出来が良いんですけど。CV.倖月も素晴らしいっっっ!!
2004年 7月 16日
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早川書房 ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
◆ シン・マシン /坂本康宏 -
バカ小説。や、バカで熱くてくだらなくて、いい意味で荒唐無稽な漫画的な内容。ちょっとセンスが古すぎる感はするけど、非常に面白かった。ただまあ、正直、「Jコレクション」から出す内容じゃないとは思うんだけど(^^;。
そゆわけで、未来っぽい世界で、ある女性を救うために、「七本の手部隊」という化け物軍団と一人づつ闘っていく、という内容。いやぁ、とにかくバカでくだらなくて、めちゃくちゃ面白かったよ~~。……まあ、メインテーマの「生物と機械」の議論は、子供だまし以下内容でツッコミどころも多くしょーもないし、農学部卒という作者の肩書きのわりには、生物絡みの薀蓄も間違いとは言いきれないけど どうにも微妙だし、あくまで、バカになってくだらない部分を楽しむ内容だと思う。「あっ! 眼鏡っ子だ」<素晴らしすぎる~~
参考:
感想メモリンク → adramineさん、 yama-gatさん、 sasashinさん
2004年 7月 18日
- 07/27 [文庫] ハイスクール・オーラバスター オメガの空葬 /若木未生
- 07/27 [文庫] 聖石の使徒 揺籃の瞳 /前田珠子
- 07/27 [文庫] 流血女神伝 暗き神の鎖(中編) /須賀しのぶ
- 08/02 [文庫] ランブルフィッシュ あんぷらぐど /三雲岳斗
- 08/02 [文庫] 涼宮ハルヒの消失 /谷川流
- 08/10 [文庫] しにがみのバラッド。5 /ハセガワケイスケ
- 08/10 [文庫] 護くんに女神の祝福を!4 /岩田洋季
- 08/10 [文庫] 麒麟は一途に恋をする2 /志村一矢
- 08/10 [文庫] i.d. II Seven /三雲岳斗
- 08/10 [文庫] ロボット妹 改め 人類皆兄妹!~目醒めよ愛の妹力~ /佐藤ケイ
- 08/10 [文庫] 9S〈ナインエス〉IV /葉山透
- 08/10 [文庫] 空ノ鐘の響く惑星で4 /渡瀬草一郎
08/10 [文庫] ROOM No.1301 #3 同居人はロマンティック? /新井輝→ 延期- 08/上 [文庫] 復活の地 II /小川一水
- 08/19 [漫画] 天上天下(12) /大暮維人
- 08/25 [文庫] あそびにいくヨ!4 /神野オキナ
- 08/27 [漫画] よみきりもの(7) /竹本泉
▽ そいえば、試しに ぎゃるげ系親会社筋のを買ったのだけど、たちまち下落で、せつなさ炸裂(T-T)。
▽ 講談社ノベルス新刊―『新本格魔法少女りすか /西尾維新』、富士見ファンタジア新刊―『エンジェル・ハウリング9 握る小指―from the aspect of MIZU /秋田禎信』、購入。
▽ [TVA]『ニニンがシノブ伝』#2。ほとんど滑ってるような唖然とする展開の数々は、や、もう素晴らしすぎる~~~~~。このセンスは、もうひたすら絶賛するしかあるまいっ!! そのうえ、新キャラは CV.釘宮理恵かぁぁ。もうもう、さいこーーーーーっっっ!!
▽ [TVA]『マリみて~春~』#3。悪くはないけど、やっぱ、文庫版に比べていまひとつなんだよなぁ。
2004年 7月 19日
- ◆ [WIN] 何処へ行くの、あの日 /MOONSTONE
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4th、千尋
そっ、そうだったのかーーーー。すげーよ、ストーリーはきちんと納得できる形に収束しそうだよ。やっぱり絵麻はそうなわけね。や、なかなか考えて作ってるじゃないですかーーー。……ただ、根本的な部分で、主人公の気持ちというか動機というかが、きちんと描けてないし筋が通ってないのが問題なんだよなー。やはり、ライターの描きたいことと能力の間の乖離が大きい。惜しいよ、もったいないよなぁ。
5th、絵麻
えっと、その展開は、いろんな意味でダメだと思うんですけどー。あー、すでに、絵麻の本当が明らかになって時点でのここら辺の見せ方も、ダメじゃないかなー。……すまん、やっぱ、あまりに稚拙。ストーリー構成も描写も素人レベルで、加えて描きたいことも見失ってるとしか思えないんですけど。ただ、ラストはわりと良かったかも。エピローグはやっぱり微妙なんだけど(^^;。
総評
企画やプロットの段階だと、むちゃくちゃ面白かったんだろうに、やっぱシナリオライターの力量が追いついてねぇ(T-T)。あぁぁぁ、めちゃくちゃもったいない~~~~~~~~。……それでも、わやくちゃにならずに、謎も明確にし伏線も回収しきちんと物語を収束させた点は、まま素晴らしい。それだけに、ほんと、シナリオライターの実力が足りないのが、めちゃくちゃもったいない。あぁぁ、きちんと作られていたら、絶対、骨格のしっかりした物凄く作品性の高いものになったはずだよ。くちょ~~~~~~~~。
▽ [TVA]『蒼穹のファフナー』#3。うわぁ~、すげー頭の悪いシナリオだなぁ。や、小中学生とかはダマされちゃうんだろうけど(^^;。……私的には、こうゆう頭の悪いシナリオも好きなんだけど、ちゅうか、すげーおもしれーーーっ!! かなり、むちゃくちゃ大絶賛っ!! そう、シナリオなんてそれっぽければゴミでもいいんだよっ!! アニメの全ては、演出とコンテのキレだと思うのですよっ!!
2004年 7月 20日
- ◆ [WIN] らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~ /TerraLunar
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1st、紗絵
眼鏡で、CV.長崎みなみ。
や、なんだか、プロローグと本編で話が違う、と思ったら、あぁ、エロゲ会社の内輪ネタものだったのかー。……うーん、演出やテンポは良くて、なかなか楽しい。ただ、『しすたぁエンジェル』と比べちゃうと、数段落ちるかしらん。
「ら~」<これは非常に素晴らしい
とりあえず、ネタが内輪的&自虐的な感じで、かなり制作者、イタい人と化してるような(^^;。あー、あと、恋愛パートは全く陳腐でお話になっていない。萌え的にもダメだなーー。うーん、おもしろくはあるけれど、正直、金を取って売ってるもの、としては、かなりどうかと思うんですけど。……あと、とりあえず、私は、エロは求めてないんだけどぉ~
2004年 7月 21日
▽ [TVA]『はにはに』#3、委員長なのに眼鏡をかけてないのは、ダメだと思いますっ!!
▽ [TVA]『Wind』#3。素晴らしいっ!! べたな乙女心だっ!! CV.倖月美和だっ!! ……全体には、今回はいまいち(^^;。
2004年 7月 22日
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東京創元社 創元推理文庫
◆ 空飛ぶ馬 /北村薫 -
綺麗な文章で女子大生の一人称な内容と、かなり好みの方向なので、期待して手を伸ばしてみたのだけど、……う~~、ミステリ要素が強くて、なにより恋愛色がねぇ。私的には、ちと微妙だ。
そゆわけで、女子大生の「私」が日常で感じた疑問を、探偵役の円紫師匠が鮮やかに解き明かす、という形式の連作短編。円紫と「私」が恋仲になるのかと思ったら、ぜんぜんぞういう気配がねぇ(T-T)。で、文章や描写が、なかなか綺麗で魅力的なんだけど、あくまでミステリとしての構成が強くて、私的にはちとがっくし。あと、ミステリとしても、あんまりし凄いとは思わなかったりして(^^;。……もちっと、ミステリ色が弱い方が好みなんだけどなぁ。<をい
収録されてる作品の中では、表題の「空飛ぶ馬」が、いちばん面白かった。素直に気持ちの温かくなるストーリーがいいねぇ。
▽ 先週末からどうにも体調が悪かったのだけど、どうにか回復傾向に。なにか良い薬でもないかのう。
▽ ファミ通文庫新刊―『Bad! Daddy4 やっぱり!とっても!パパが好き! /野村美月』、購入。これで、シリーズ完結カー。
2004年 7月 24日
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講談社 講談社ノベルス
◆ 新本格魔法少女りすか /西尾維新 -
ダメ。キャラは魅力に欠けていて、ストーリーも表面的で、演出もちぐはぐ。……すみません、どこがどうおもしろいのか、さっぱり解らないんですけど。
[雑誌]『ファウスト』連載中?の魔女っ娘モノ。『ファウスト』のは読んでないので、私は、今回が初読。基本線は、実力があると勘違いした小学生の微笑ましくもイタい話なのだけど、なんちゅーか、変身魔法少女の設定だけを考えて他は勢いのみで書きました、という感じで、すごく場当たり的で非常にちぐはぐ。あ~、根本的に、主人公が気に入らないというのがあるんだけど、それ以上に、非常に薄っぺらい内容で、『戯言シリーズ』で感じる西尾維新の巧さも見えない。ついでに、イラストを挿入するセンスも最悪で、下手にライトノベルの真似をするなよ。>編集 ……とにかく、読んでてひたすらつまらんかった。
参考:
感想メモリンク → 永山さん、 睦月さん、 yama-gatさん、 びっとさん、 JoshuaTreeさん、 INNさん[ 新本格魔法少女りすか ]
▽ 結局、今週は、ずっと体調が悪いままで、ぐったり。
▽ スーパーダッシュ文庫新刊―『R.O.D(10) /倉田英之』、マーガレットコミックス新刊―『高校デビュー(2) /河原和音』、購入。『R.O.D(10)』は、佳境の本編を差し置いて、外伝ですカー。
▽ そいえば、『ファウスト』とかで、やたらと“新伝綺”の煽りを見かけるけど、話題の『空の境界』にしても、すでに数年前の作品で、それって新しいの?(^^;。
2004年 7月 25日
- ◆ [WIN] らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~ /TerraLunar
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2nd、可憐
きゃーーー、ナマイキな方~~~~~~。桃缶~~~~~~。ああああ…………。うわぁ、杏とカントクのやり取りが、すげー楽しい~~。萌えキャラ? 亜季と杏のやりとり、あははははぁー。
そゆわけで、可憐エンド。……ハンニバル。特攻野郎な感じかと思ったらイメージ違うし(^^;。
3rd、みかみさん
いやぁ、みかみさんは良いねぇ。という感じで終了。<をい
このゲーム、演出が良く、部分部分は面白いんだけど、内容がイタいだけの内輪ネタなのがにんとも。や、業界内輪ネタって、もっと大げさにギャグに落してくれないと、単に愚痴を聞かされてるだけ、という感じ。商品として失格だよ。
▽ [WIN]『ホワイトブレス』も発売されたみたいなので、今日あたり、秋葉原に行かなきゃカナ。暑い~、めんどくさい~~。
▽ [TVA]『ケロロ軍曹』#17、きゃぁぁ~、眼鏡せんせぇ~~~~~~~。
▽ [TVA]『ニニンがシノブ伝』#3、もう、バカだっ、素晴らしすぎる~~。
▽ [TVA]『マリみて~春~』#4、う~ん、『春』になってからというもの、とみに原作に劣るという印象が。もともと、アニメ化が難しいのはわかるんだけどさぁ。
2004年 7月 26日
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エンターブレイン ファミ通文庫
◆ Bad! Daddy4 やっぱり!とっても!パパが好き! /野村美月 -
野村美月の『卓球場シリーズ』と比べて大きく劣る本作だけど、この最終巻はなかなか綺麗な大団円。まあ、駆け足な印象は否めないんだけど(^^;。あと、表紙の小鳥が素晴らしい~~。
そゆわけで、正義の味方な美夢と悪の大幹部なパパのご家族コメディの最終巻。結局、野村美月は、萌え系、ヲタ系の内容はダメだし、いまひとつ野村美月らしい持ち味も生かしきれてない風だったので、そこそこ綺麗に、4巻で終わったことは、正直、良かったと思う。次回作は、純粋に野村美月のセンスを生かすような作品を書いてくれないかなー。
[ Bad! Daddy ]
▽ 秋葉原。一瞬、[WIN]『はるのあしおと』や[WIN]『Dear My Friend』に浮気しかけたけど、結局、[WIN]『ホワイトブレス /F&C』を購入。あと、C・NOVELSファンタジア新刊―『天使たちの華劇 /茅田砂胡』も。
▽ [TV]『ドキュメント'04 三菱自動車の“リコール隠し”の真実』。『プロジェクトX』以上に、三菱、熱いよっ!! かっちょいいよ!! ……負けたけどな(^^;。
▽ [TVA]『蒼穹のファフナー』#4。うわぁ~、ほんと、どうしようもなく頭が悪いシナリオだよなぁ。シーン的にも、今回、見どころなし。……とりあえず、もっと、女の子を出せっ!! 女の子!! 出来れば眼鏡っ娘をっ!!
▽ メールで教えていただいたのだけど、「壬生町立歴史民俗資料館特別展 柊あおい展」。って、栃木は遠いよー。
2004年 7月 27日
- ◆ [WIN] らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~ /TerraLunar
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4th、亜季
メ、メガネ?
5th、杏
……こんな妹、欲しいよなぁ。ぇちしーんもなかなかぐぅ(^^;。
おまけ「ぼくのたいせつなもの」
がふっ、最高傑作級。短編だからこその物足りなさや描写不足はあるものの、逆に、この規模でこういう作り方をするならば、これしかないという絶妙な構成。ネタ的に、これで一作品にするのは難しかったのかもしれないけど、単なるおまけとしての扱いはもったいないよなぁ。非常にバランスの良い作品ですよ~~。
総評
おまけだけでもやる価値あり。<をい ……本編の方は、演出を中心に面白いし出来も悪くはないけれど、やっぱ、愚痴にしか見えなくて、にんとも。それになんというか、現実は、もっと楽しくてツライでしょ? あれで「堕落」というには弱いんじゃない? と思ってしまう。あと、単なる業界内輪ネタ以上の印象を持たせるつもりなら、ちゃんと、いちにーちゃんを描写するなりして、きちんと筋を通すべきだったんじゃなかろうか。結局、演出以外は、いまいち評価できない作品だと思ったり。
▽ そいえば、さっぱり下げ止まらずに、大赤字な今日この頃。あははは、はぁ(T-T)。
▽ [TVA]『GIRLSブラボー』#3。やっぱ、清く正しくバカアニメっ!! って、今回は、テンポが悪いな。こゆのは、畳み掛けるようにハイテンションじゃなければ、いけないと思うのだけど。
2004年 7月 28日
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集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ R.O.D ―第十巻― /倉田英之 -
めちゃくちゃおもしろいっ!! けどっ、いいのか? こんな舐めた内容で許されるのか? 無料ならこれで大絶賛なのだけど、値段つけて売るものとしたら、これはやっぱダメだろ。あぁぁぁ、でも、読子さん、素晴らしいですよ、読子さんっ!! はう~~~~~~~~~~。……オレは許すっ!!
そゆわけで、第10巻は外伝。〆切に追い詰められてハイな状態で勢いのみで無理やりページを埋めただけだけ、という内容。追い詰められたら、やりたくなるけど、それでも自制するような内容を、ほんとにやってしまってるのはある意味凄いし、それをきちんと面白く仕上げるのは、それもある意味、プロの仕事なんだけど、やっぱ、プロとして失格な内容だろ(^^;。いや、最高に面白いし、私は好きなんだけど。非常にバカで、素晴らしい~~~。
参考:
感想メモリンク → あずみん、 永山さん、 高森さん、 NOGさん、 十夜さん、 keimieさん、 adramineさん、 ゆーいちさん、 一歩さん、 INNさん[ R.O.D]
▽ [TVA]『はにはに』#4、結先生、やっぱ、美味しい~~。<でも、内容がなさすぎだよ~~
▽ [TVA]『Wind』#4、こっちも内容なさすぎ。脚本、もちっとなんとかしろー。
▽ [文庫]『銃姫』は、読んでないです。……読まないとダメですか(汗;。<気になってはいるんですけど
▽ [本]『ライトノベル完全読本』って、けんじょさんも参加されてたのカー。って、各地で話題だけど、買うつもりも読むつもりもあんましなかったりして(^^;。
2004年 7月 29日
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中央公論新社 C★NOVELS Fantasia
◆ 天使たちの華劇 暁の天使たち 外伝2 /茅田砂胡 -
つまらない、もうダメだ。これ以上付き合いきれない。や、もともと、作者が自分のために書いた二次創作&同人小説と揶揄されていたこのシリーズだけど、それでも本編は、なかなか面白かったんだけどなー。……外伝は、ほんとにつまらない。新シリーズも、多分、こういうノリなんでしょ? あぁぁ、私はもう、これ以上は買いません。多分。
そゆわけで今回は、『デルフィニア戦記』&『スカーレット・ウィザード』のキャラ総出演で学園生活を描くと言う、……あああぁ、ほんとに、二次創作の世界だよ。や、実際的には、そんなにつまらなくはないんだけど、それ以前に、作者のイタさが前面に出た作りなので、読んでて非常にツライ。私的には、もうダメだーーー。
参考:
感想メモリンク → kateさん、 macomoさん、 korutoさん、 一歩さん、 がるさん[ 暁の天使たち ]
▽ コバルト文庫新刊―『流血女神伝 暗き神の鎖(中編) /須賀しのぶ』『聖石の使徒 揺藍の瞳 /前田珠子』『ハイスクール・オーラバスター オメガの空葬 /若木未生』、購入。
2004年 7月 31日
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富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ エンジェル・ハウリング9 握る小指-from the aspect of MIZU /秋田禎信 -
奇数巻と偶数巻で主人公の変わるこのシリーズ。今回はミズー側の最終巻だったのだけど、……結局、盛りあがらないまま終了。や、構成は非常に悪いし、読者を物語に没入させる気配りもないし、なにより、表面的に飾って書いてるわりには、中身はスカスカなんだよねぇ。
そゆわけで、次巻で、ほんとうのラストなんだけど、期待せずに待っていよう。<や、作品の性質上、きちんとシリーズ構成を意識してるはずなのに、にもかかわらず、そこら辺の作りが非常に悪いんだよなー
[ エンジェル・ハウリング ]
▽ [TV]『視点・論点』の「変わる秋葉原」。ネタはいつもの奴だったけど、NHK の中でも特に淡々としたあの語り口で、オタク系うんぬんと語られると、なかなか趣が(笑)。
▽ 書評 リンク の話。私は、気が向いたら bk1 にトラックバック送ってるのに(^^;。……それはともかく、すでに、書評Wiki や blogmap が、それなりに機能してるので、それでいいんじゃないかなー、と思ったり。<より活用or改善というのはあるかもだけど