好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! - 2005年10月


2005 10 1

スニーカー文庫新刊―『ポケロリ りぼんの章 /竹井10日』『世界のキズナ(1) 混沌な世界に浮かぶ月 /有澤透世』、購入。

二見書房様から、[文庫]『眼鏡っ娘大百科 /黒石翁と彼女のレンズにうつり隊』を献本していただきました。いつもありがとうございます(^^;。……執筆陣をみると、『姉☆コレクション』とかと同系統なのかしらん? あと、かーずSP の中の人とか、好き好き大好きっ の中の人とかも書いてるみたいで、ここら辺の方の関係は良くわからないのだけど、ネットでよく見かける人という意味では、どうせなら、はいぼくさん とかも呼べば良かったのに。<はいぼくさんは 9/23 にちょうど『眼鏡っ娘大百科』の感想を書かれてるとメモ

で、『このライトノベルがすごい!2006』の ライトノベルBESTランキング ウェブアンケート に、やっと回答したり。今回も一応、目利きという形で回答させていただいたのだけど、グダグダになってしまったので、ダメかもしれない(汗;。あと、そろそろ本気で、年齢を 2で割りたくなってくるなぁ。<をい

↑2005年度版を読んだときも思ったのだけど、一応、10代の読み物とされるライトノベルのガイドブックで、回答者の年齢を見ると30代が多いのはどうよ?思ったりもするんだよなぁ。ネット上だと、ここら辺界隈は20代30代が中心なので気にならないのだけど、紙媒体になると本屋さんで女子高生が立ち読みしてたりしてて、なんとも言えない気分に(^^;。……とりあえず、18禁シールとか貼ってくれないかしらん。<ちげー


2005 10 2

二見書房 二見ブルーベリー文庫
眼鏡っ娘大百科 /黒石翁と彼女のレンズにうつり隊

眼鏡っ娘93キャラの紹介を眺めてにやにやする本。ということで、眼鏡っ娘好きならそれなりに楽しめると思うのだけど、ただ、キャラ紹介のイラスト欄が空欄だらけなのは、大きくマイナスだと思うんですけどぉ。<大人の事情もあるのかもしれないけど、キャラ紹介がメインでイラストなしはそりゃダメだ

そゆわけで、アニメ、漫画、ゲームなどから、眼鏡っ娘を 8タイプに分類して紹介。93キャラというと一見多いように感じるけれど、1タイプ辺りにすると 12キャラ程度という計算になるので、実は、そんなに多くはなかったりする。ラインナップに関しては、漫画やアニメは、私は詳しくないので置いとくとして、ゲームに関して言えば、メジャーどころはそれなりに揃っているので、一応、少ないながらも頑張っているかな?という印象でした。まあ当然、あの娘がいないこの娘がいないというのはあるけれど、それは仕方ない。……あと、やっぱり問題は、イラストのないキャラが多いということなんだよなぁ。

眼鏡っ娘紹介以外では、コラム類は正直ちと薄い。いやまあ、眼鏡っ娘論は、あっちこっちで普通に濃い議論を見かけるからなー。あとは、倉田英之vs小野寺浩二のトークは面白かった。やっぱり、眼鏡は心にかけるものなわけよなぁん。


2005 10 3

朝日ソノラマ ソノラマ文庫
疾走! 千マイル急行(下) /小川一水

ラストは感動。まあ、途中までは、ご都合主義というか、ピンチの後に脈絡なく解決方法が降ってくるというのが繰り返されてて、それはあんまりに酷いと思ったけれど、ラストがよければ全て善しだ。

そういうわけで、祖国滅亡の危機の中、助けを求めてひた走る大陸横断鉄道と少年たちの話。とにかく読んでて、「いきなりそんな都合のいい話を持ってくるなよ!」とか「なんだか良くわからないうちに解決してることになってるよっ!!」とか「ていうか解決方法が陳腐にしか見えないのがなんだかなー」とか、そんな感じばっかし。なんというか、解決方法の見せ方が、ストーリー構成からみても演出からみても、非常にお粗末なんだよなぁ。……そういう風に、途中までは駄作としか思えなかったのだけど、でも、ラストはとても感動的に仕上げられていて、トータルに見れば、もう大満足っ!!

[ 疾走! 千マイル急行 ]


[WIN]『群青の空を越えて /light』、購入。インストールしてプレイ開始、と思ったのだけど、なにゅ~、起動後すぐに強制終了するんですけどぉ~。……修正パッチをあてて、さらに、G400用のセッティングをしてプレイ可能に。や、不具合ページの存在に気づかなくて、ちと時間を無駄にしてしまったよ(^^;。

ライトノベルには絵師さんのあとがきも標準装備するべきだ! 絵師のあとがきには正直興味はないんだけど、イラストが重要というのはもっともな話で、ギャラの配分なんかは、もちっと絵師の割合を増やすべきだよなぁ、と思ったりする。<いまどういう配分なのかは、良く知らないんだけど

[TVA]『はっぴぃセブン』#1。「それは私のはじめての恋の始まりでした」。原作は未読。ちと微妙な予感もするのだけど、とりあえず、好みのラインっぽいので継続視聴かな。


2005 10 4

角川書店 スニーカー文庫
ポケロリ りぼんの章 /竹井10日

もともとゲームの企画だったものを小説化したということらしいのだけど、えっと、元の企画ってストーリー性のあるノベル系のゲームではなく、『DALK』や『エンゲージエランズ』みたいなシミュレーションRPGだったのんね。元の企画からして小説向きではないのに、さらに、文章もひたすら描写&説明不足で、とにかく小説としては酷いという気が。

そゆわけで、[WIN]『秋桜の空に』の竹井10日がライトノベルに挑戦っ!! ということで期待してたんだけど、なんちゅーか、好き嫌い以前に、最低限、まともに読めるモノにしてくれないと困るんですけどぉ~~。<『秋桜の空に』のノベライズはわりとマトモだったと思ったんだけどなぁ。……内容は、タイトルからわかるように、『ポケモン』のモンスターの代わりに美少女を駆使して戦う、というモノ。イメージとしては、アリスソフトの『にょ』シリーズ辺りが一番近いと思うんだけど、そりゃ、『にょ』シリーズはああいうゲームだから面白いのであって、小説にしても全く面白くなるわけがない。


2005 10 5

角川書店 スニーカー文庫
世界のキズナ(1) 混沌な世界に浮かぶ月 /有澤透世

面白い、むちゃくちゃ面白い。素晴らしいボーイミーツガールですっ!! や、オーソドックスなストーリーラインを、きちんと丁寧に仕立て上げた傑作。さらに、表面的には変に見えるのに、SF的な設定やキャラクターも、その骨格はしっかりと作ってあって、とにかく非常に好感触っ!!

「第8回角川学園小説大賞≪奨励賞≫」。ヘンテコな世界で生きる情けない主人公が、ある調査で地球にきた可愛い娘に頼られて頑張っちゃう話。表面的にはほのぼのとした変なセンスで、けれど骨格は、丁寧でしっかりとしたオーソドックスな作りが最大の魅力。ほんとにほんとに、良質なボーイミーツガールですっ!!

……しかし、この話だけで綺麗に終わってるのに 1巻となっているのが、めちゃくちゃ不安なんですけど(^^;。


二見書房様からまた献本していただきました、[漫画]『火浦係数 /火浦R』。……って、成年コミックは、さすがに私の担当じゃない気がするんですがー(汗;。

[TVA]『Canvas2』#1。原作はそんなに悪くない話だったと思うのだけど、う~~ん、この脚本はなんだかなぁ。

[TVA]『クラスターエッジ』#1。なんだか少年キャラばっかしなのですけど、女性向け? とりあえず、私には合わなさそうなのでパス。

[TVA]『エンジェルハート』#1。『シティハンター』の続編だっけか? うーん、いまいちだなー。


2005 10 6

二見書房 SUZURAN COMIXα
火浦係数 ハコニハウチュウ /火浦R

火浦R(→作者のHP) の初単行本ということらしい。病院を舞台にした心に傷のある少女と普通の少年の連作短編をメインに、その他、演劇部とか、貧乳双子姉妹とか、眼鏡っ娘の初恋っぽい内容とか。基本的には、ぺたでロリ系? あと、わりとカラーページも多くコラムとかも充実した凝った作りで、単行本としては、やけに力が入ってる予感。……そんなこんなで、絵柄や雰囲気も比較的好みのラインなんだけど、いかんせん私はエロは求めてないからなぁん(^^;。


[TVA]『灼眼のシャナ』#1。原作は未読。日常のすぐ隣には化け物の世界が広がっていた、というか、人知れず人外と戦う少女とそれに巻き込まれた少年、という内容? ラブコメ展開もありそうで、初回のストーリー導入としては、非常に面白く今後に期待っ!!

[TVA]『ARIA The ANIMATION』#1。素晴らしいめちゃ面白いっ!! 水の惑星を舞台にしたゆったりとした日常を描くような作品かしらん? とにかく、まったりとした変な雰囲気が Good。


2005 10 7

ハヤカワ文庫新刊―『ブルースカイ /桜庭一樹』、購入。

浅木原さん経由 で、『いぬかみっ!』来春アニメ化決定! ……好きな作品ではあるんだけど、ほんと、ラスト間近というこのタイミングでやることないのに(^^;。<そもそも、アニメ化自体びみょーだと思ったりも

βが取れたということで、Sleipnir 2.00 RC1 インストール。……って、うーん、引き続き 1.66 でいいや(^^;。<単に、勝手がわからないだけかもしれないけど、要らない機能が増えただけという印象で、さらに、良く使ってる機能が行方不明だったりカスタマイズ方法がわからなかったり(汗;

↑って、カスタマイズに関しては、Sleipnir 2.00 カスタマイズまとめ が、とりあえず参考になりそう、とメモ。

[TVA]『舞-乙HiME』#1。ファンタジーな世界で王朝ロマンとかそんな感じ? って、前作の『舞-HiME』との関係って、どうなってるんだぁ?? 単に、キャラの使いまわしなだけなのかしらん?? まあ、とりあえず、第一話としてはきちんと面白かった。

↑って、やっぱり、使いまわしですカー


2005 10 8

徳間書店 トクマ・ノベルズ Edge
空色勾玉 /荻原規子

デビュー作といってもきちんと巧いのはさすがなんだけど、ただ、キャラの描写が弱いせいか、今ひとつ登場人物の気持ちが伝わってこないのがマイナス。恋愛モノとしては、キャラ配置も、いまいち良くないんだよなー。

そゆわけで、荻原規子のデビュー作、1988年の作品らしい。天照大御神、月読命、須佐之男命といった日本神話を下敷きにしたファンタジーで、帯によると、“<水の乙女>と<風の若子>の運命の恋”ということなんだけど、ただ、キャラの描写も弱いし恋愛描写も弱いしで、あんまり恋愛モノっぽい感じはしないんだよなー。あくまで、半神と人の戦いが中心といった風で、そこら辺はどうにも不満でいまいち。ロマンチックで綺麗な題材なだけに、ちょっと残念。


モノグラフさん経由 で、我が富士見書房は独立した会社となりました!(10/6)。富士見書房が角川書店の一事業部にすぎないというのは、わりとメジャーな話だったわけだけど、別会社にするメリットってなにがあるんだろ? 萌え経済とかの絡みなんだろうか?

漫画とかライトノベルの作家たちってどうやって生活しているか。“このごろ、初版1万部割れ、印税10%未満、なども多い”というのは、1冊600円として、1万部で印税10%だと60万円。それより少ないのは、うーん、どんなもんなんだろうなー。……そいえば以前、鷹見一幸氏の印税に関する発言で、メディアワークス分だけで約740万円 という話があって、角川とあわせると推定年収1500万円ぐらいということだった予感。<鷹見一幸の位置付けは「中堅で筆が速い」という辺りだと思うのだけど、そのぐらいだと十分稼げるのんね

ちとライトノベルの部数ってどのくらいじゃろ?と思って検索。電撃文庫の「しおり」 によると電撃文庫は、刊行点数 毎月12~15点、刊行部数 毎月約70万部ということなので、初版は平均5万部? 5万部だと300万円かぁ。まあ、最頻値はもうちょっと少なそうとか、電撃以外では状況は違いそうとか、あるんだろうけど。


2005 10 9

電撃文庫新刊―『護くんに女神の祝福を!(7) /岩田洋季』『空ノ鐘の響く惑星で(8) /渡瀬草一郎』『インサイド・ワールド /周防ツカサ』『彼女は帰星子女 /上野遊』、富士見ミステリー文庫新刊―『ROOM NO.1301 #6 お姉さまはストイック! /新井輝』、購入。あ、『アスラクライン』の新刊、買い忘れた。……あと、『キノの旅』は惰性感が強くなってきたので、ちとパスってみたり。

[TVA]『BLOOD+』#1。放課後の学園で化け物に襲われて…、という導入はベタだベタすぎる~。第一話としてはなかなか感触はいいので、継続視聴かしらん。

[TVA]『銀盤カレイドスコープ』#1。そんな眼鏡っ娘いたっけかー。<すでに忘れてる(^^;。話題のラノベのアニメ化ということで注目だったわけだけど、とにかくあまりに演出が酷すぎる。切りかなー。

そいえば、ログを見ると、Yahoo!Japan がカテゴリ検索からロボット検索に代わって、微妙に影響出てるなー。や、うちはかなり昔に登録してもらってたのよねん。まあ、登録内容が古くてアレでソレだったんだけど(^^;。……あと、うちのページの場合だと、Google に比べて Yahoo!での順位が低いんだけど、順位付けの方法にどういう違いがあるんだろ。


2005 10 10

[WIN] 群青の空を越えて /light

1st、バッドエンド

うわー、趣味に走って好き勝手やってるなー。でも、作っていて楽しいだろうことはわかるんだけど、設定やその描き方は、やっぱり、かなり微妙(^^;。「日本で内戦。しかも味方側は学生主体」って時点でそもそも無理があるのに、円経済圏構想とか世界情勢を中途半端に描いても余計うさん臭くなるだけだと思うんだけどなー。や、設定やその説明的な部分はやけに無駄が多く、もっと主人公たちの描写に注力すべきなんじゃないかと。……とか思っていたら、あっ、学園祭終了後に、いきなり唐突に、バッドエンド(苦笑)。

2nd、加奈子ちゃん

なるほど、学園祭辺りでルート分岐、どのルートにも乗れないとバッドエンドなのね。

と、うくぅ、やっぱ、次々と仲間が死んでいく戦争モノって、あざとすぎるよなぁ。しかも、無意味な戦争であることを演出した上で。……泣ける(号泣)。うわ~、もうなんというかこの世界には、せつないほどバカしかいねぇ(T-T)。

ううううぅう~~~~~~~~~、いや、やっぱり、設定や展開やストーリー構成は突っ込みどころ満載なんだけど、……とにかく、とにかくっ、心が震える。凄いわ、素晴らしい。はうぅぅ~~~~~~~~。


2005 10 11

早川書房 ハヤカワ文庫JA
ブルースカイ /桜庭一樹

悪くはなかったけれど、私的にはいまいち。いやぁ、あそこら辺の普通っぽい女子高生は、理解できないからなー。

そゆわけで、中世ヨーロッパの魔女狩りの時代に、舌なめずりをしながら「そうだ。我々はまだ、子供を味わっていない」と狙った女の子を魔女に仕立てようと企む、それはどこのエロゲの世界ですカー、という感じのSF。でも、私的にはどうにもいまいち。やっぱり、女子高生に共感も理解も出来なかったのが敗因かなー。いや、こういう作りの内容だと、きちんとラストに浸れないと味わいが半分以下な予感。うーむ、良く計算された構成で、そういう部分は面白かったんだけどねぇ。

[ ブルースカイ ]


2005 10 12

メディアワークス 電撃文庫
空ノ鐘の響く惑星で(8) /渡瀬草一郎

こんちきしょう、うきゃうきうきゅう~~~。<意味不明(^^;

そゆわけで、対タートム戦。いやぁ、正直ラストは、もっと引っ張ると思ったんだけどなぁ。ちゅーか、構成的演出的に、アレはダメだろ。や、今までアレほど盛り上げてきたネタを、特に効果的にでもなく、あっけなく使ってしまうなんて。……心情的に感情移入した状態で見れば、確かに嬉しいんだけど、それにしても、くちょ~~。

まあ、それはともかく、今巻の見所は、ソフィアですかっ!! 登場シーンから終始お約束な展開で、くぅ~~~。特に、前々から来るぞ来るぞと思っていたそのまんまに展開する天幕のシーンが、とにかくくらくら。ほんとにお約束万歳っ!! 素晴らしぃ~~~。

[ 空ノ鐘の響く惑星で ]


2005 10 13

メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(7) /岩田洋季

二年に進級&新入生登場編。このスピーディな展開は、今野緒雪にも見習って欲しい。<ちげー

そゆわけで、二年生になり副会長として頑張ろうとする護くんだけれど、個性的な新入生に生徒会は大騒動、という話。とりあえず、新キャラ導入は無難にこなしたという印象なんだけど、ただ、新キャラ紹介がメインの回だったので、“激ピュア・ラブコメ”としては物足りなかったかしらん。新体制でどうなるかは、まずは次巻を読んでからだなぁん。

[ 護くんに女神の祝福を! ]


祥伝社ノン・ノベル新刊―『メモリアイズの流転現象 /上遠野浩平』、購入。って、すでに前作は完全に忘れてるなー(汗;。……あと、買い忘れてた『アスラクライン(2)』が、どうにも見当たらず買えてないのだけど、いったいどういうことだー。

[TVA]『灼眼のシャナ』#2。うわーうわーうわー、素晴らしい~。めちゃくちゃ素晴らしい~~。存在が失われていく友人というとあざといのだけど、脚本も演出も、全てが素晴らしい~~。……とりあえず、最高傑作級認定でいいと思うのだけど、うわぁぁ~~~~、原作も読むべきかしらん。


2005 10 14

富士見書房 富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #6 お姉さまはストイック! /新井 輝

もともと、さっちさんのイラストは好きだったのだけど、なんだか、ぷにぷにとやたら凶悪に進化してるのは、いったい何なんですか~~。ラストのホタルとか、もう、見てるだけで、うひぃ~~~~。

というわけで、大絶賛な『ROOM NO.1301』。まあ、今巻に関しては、窪塚姉妹はなんとなく流れてしまって今後に続く&それ以外も次巻への仕込みが中心といった印象で、内容的にはあまりこう見せ場が弱く書くこともなかったりしたりして(^^;。とにもかくにも、次巻はまだかっ!!<をい

[ ROOM NO.1301 ]


[TVA]『舞-乙HiME』#2。うーん、思ったよりも、ちょっとコメディ色が強いなぁ。そこら辺は、ちといまいち。

書評左翼・書評右翼。左翼vs右翼というより、褒めるvs貶すだと思うのだけど、私の場合、駄作も傑作も同様に言いまくっているだけあって、どっちも当てはまる項目があんまりなくて、いまいちおもしろくなかったり。ほぼ中道。……それはともかくそういえば、本を投げつけるというのは、むしろ褒め言葉じゃないのかーー。や、本を投げたり、壁を叩いたり、ゴロゴロ転がったりするのは、萌え系の作品を楽しむ上での当たり前の行為だと思ったり(笑)。

ちなみに、私が感想を書くときに気を配ってるつもりなのは、1)出来るだけ思ったそのまんまを書く、2)作品の善し悪しとおもしろい/つまらないは分離して考える、3)貶すときはある程度確信出来る範囲にとどめる、という辺りかしらん。あと、客観/主観という話だと、客観的な評価は、複数の書評or感想を横断してみてはじめて浮かび上がってくるもので、それなしに「これは客観的な評価だ」というのは、無理があると思っていたり。


2005 10 15

来月の新刊チェック。太洋社ライトノベル新刊案内 から。

  • 11/01 [文庫] 流血女神伝 喪の女王2 /須賀しのぶ
  • 11/08 [小説] ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い /西尾維新
  • 11/10 [文庫] ボクのセカイをまもるヒト /谷川流
  • 11/10 [文庫] アガルタ・フィエスタ!(2) 石のナイフと褐色の巫女 /三田誠
  • 11/10 [文庫] とある魔術の禁書目録(7) /鎌池和馬
  • 11/19 [文庫] 狗狼伝承 天涯少女・シノ /新城カズマ
  • 11/25 [文庫] 銀盤カレイドスコープ vol.6 ダブル・プログラム:A long, wrong time ago /海原零
  • 11/25 [文庫] 初恋マジカルブリッツ ぜったい言わない、愛してる! /あすか正太
  • 11/25 [文庫] ゼロの使い魔(6) /ヤマグチノボル
  • 11/30 [文庫] BLOODLINK(5)(仮) /山下卓

ゲームのアンケートで内容を貶していた奴のメアドをエロサイトに登録”という話があったらしい。個人情報漏洩とかブログでの不用意な発言とかの話は今までもあったけれど、わりと身近な問題なので怖いなぁ。


2005 10 16

[WIN] 群青の空を越えて /light

3rd、美樹

あはははっ、どうにも、冬子@僕夏を思い出すなぁん。

と、小隊長殿は良いことを言いますなぁ~。って、なんだか告白の嵐だし(^^;。……う~ん、シナリオの都合があったり、もともとそういう部分も描きたかったんだろなとは思うのだけど、ただやっぱり政治的な部分は、この登場人物たちの視点からでは、中途半端で見せ方として悪いと思うんですけどぉ~。もっと登場人物のドラマに注力すべきだったのではないかと、ひしひしと。

と、そんな感じで美樹エンド。ラストはかっこよく悪くはなかったんだけど、ただ、先に加奈子ルートのラスト展開を見ていると、どうしても物足りない印象が(^^;。


せめて一夜漬けぐらいしようかと思ったのだけど、その手の参考書は、引越の際にすべて処分したことに気づいた昨晩でした(汗;。

[TVA]『ラムネ』#1。こういうのすげー好きだ(^^;。とりあえず、原作は未プレイ、幼なじみモノかしらん? いやぁ、出会いのシーンといい、この天然ボケ幼なじみがめちゃくちゃ美味しい。声もナイスっ!!

これで、今期のアニメも一通りかしらん。現時点でとりあえず継続視聴なのは、『はにぽにだっしゅ』『ガンソード』『灼眼のシャナ』『ARIA』『舞-乙HiME』『BLOOD+』『ラムネ』という辺り。まだ、多いなぁ。

REVさん経由 で、群青の空を越えて 用語集


2005 10 17

メディアワークス 電撃文庫
インサイド・ワールド /周防ツカサ

「第5回電撃hp短編小説賞<大賞>受賞」。ロケットを小道具にして、登校拒否だったりいぢめられたりと、心に傷を抱えた少年少女たちを描いた連作短編。地味ながらも良く出来た作品だと思うのだけど、明らかに10代向けだよね(^^;。こういう読者の共感を誘うような内容の話って、やっぱり、対象から外れて共感できないと、どうにも味わえないんよなー。……そゆわけで、決して出来が悪いわけではないんだけど、少なくとも、私には合いませんでした。


2005 10 18

メディアワークス 電撃文庫
彼女は帰星子女 /上野 遊

面白かったっ!! いやぁ、とにかくベタ、めちゃくちゃベタ。全くタイトル通りのそのまんまの内容なのだけど、だからこそ面白かった。まあ、好み的には、もちっとラブ方面に振って欲しかったというのはあるんだけどさ。

新人作品。新人賞落選からの敗者復活かしらん? 内容は、美人で高慢なヒロイン(宇宙人とのハーフ)が地球に里帰り、主人公の家に同居することで巻き起こる騒動、といった感じ。とにかく、ストーリー展開はお約束で非常にベタ。お約束なだけにきちんとツボは押さえているし、筆力も新人にしてはそこそこなので、十分に面白かった。ただまあ、好み的にも構成的にも、もちっとラブ色を強めないと生きてこないシーンとかもあるんだけど、そこら辺は、今後に期待かなー。


2005 10 19

メディアワークス 電撃文庫
アスラクライン(2) 夜とUMAとDカップ /三雲岳斗

コケた、ダメダメだ(T-T)。あああぁ、一巻は良かったんだけどなぁ。

そゆわけで、悪魔や幽霊を交えた美少女いっぱいなラブコメディ。今回は、合宿で怪物退治編。サブタイトルを見てもわかる通りコメディ色をより強めた内容になっているのだけど、やっぱり、三雲岳斗はコメディな話を書いちゃダメだって(T-T)。どうにも、くだらなくつまらないだけで、続刊はパスかなぁ。

[ アスラクライン ]


2005 10 20

講談社 講談社文庫
ときめきイチゴ時代 <ティーンズハートの1987~1997> /花井愛子

おもしろいっ!! やっぱり、新しい分野を切り開いた、その時を書いたエッセイはおもしろいわぁ~~。ただ、全体に愚痴っぽい印象なのと、きちんと事実確認を行ってない、という辺りはちと残念だったりするんだけど。

そゆわけで、少女小説らしい改行の嵐&下半分が真っ白というフォーマットを生み出した花井愛子が、そのティーンズハートの時代を振り返って書いたエッセイ。私は当時、コバルト文庫よりもティーンズハートを読んでいた人なので、非常に興味深く面白かった。でも、花井愛子の作品自体は、まったく記憶に残ってないのだけど。<をい

とにかく面白いのは、やっぱり初期の頃の話で、あの文章や装丁にどれだけこだわりがあったか、そしてそれを認めさせそのまま出版させるのにいかに苦労したか、という辺りは、めちゃくちゃ熱くて、ほんとに面白かった。まあ、花井愛子視点なので、過度に大変そうに見えるというのはあるのかもしれないけれど。それに、あくまで花井愛子の主観バリバリな「大変だった」という話なので、非常に愚痴っぽく見えるのはマイナス。特に後半、当時の話からズレはじめると、なおさらそんな風に感じだったのは、ちと残念だったり。

あと、せっかくなので、同様に当時を語っている 久美沙織「創世記」早見裕司「ジュニアの系譜」 に、改めてリンク。併せて読むとおもしろい。や、『ときめきイチゴ時代』は、「当時のティーンズハートを語る」というより「当時の話をネタに花井愛子の想いを語る」と言った切り口なので、特に「ジュニアの系譜」の方が、当時のティーンズハートを知るにはわかりやすいというのもあるんだよね(^^;。


2005 10 21

富士見ファンタジア文庫新刊―『愛と哀しみのエスパーマン /秋田禎信』『ザ・サード 今日の午後は /星野亮』『ご愁傷さま二ノ宮くん 4 /鈴木大輔』、購入。

あとは、[WIN]『あやかしびと』のおまけソフト『あやかしばん』、到着。

[漫画]『ラバーズ7(4) /犬上すくね』、読了。「ちこくちこく!!」って(爆笑)。相変わらず、なつきは可愛い~~。でも、ストーリー的には大きな山もなく、待て次号っ!!だからなぁん。

新世代モバイルコミュニケーション端末“W-ZERO3”。うわ~、Zaurus の WinCE版といった感じかしらん? これは物欲を刺激されるなぁ~~。


2005 10 22

祥伝社 ノン・ノベル
メモリアノイズの流転現象 /上遠野浩平

びみょ~。ブギーポップと同じ世界を舞台にした上遠野浩平らしい雰囲気の作品なのだけど、なんというか、キャラもストーリーラインも、どうにも地味。や、奈緒瀬お嬢様はいいんだけどなぁ、奈緒瀬お嬢様は。

そゆわけで、勝気で強気な奈緒瀬お嬢様が、家を出てふらふらしている兄にやきもきする話。って、奈緒瀬お嬢様の出番が少ないのはどういうことだっ!! 結局、奈緒瀬お嬢様と、あとはせいぜいロボット探偵以外には、魅力を感じない作品なのだけど、こう出番が少ないとにんとも。……続きを買うかはちとびみょうだなー。

[ ソウルドロップシリーズ ]


なにゅ~、「最高傑作級」はとうとう韓国進出ですかーーーっ!!(汗;。


2005 10 23

[WIN] 群青の空を越えて /light

4th、若菜

うわーうわーうわーうわーうわー、素晴らしい恋愛モノだっ。うわー。
って、なんだか、意味もなくぐだぐだになってるよ~。

くぅ~、ラブラブだ、羨ましいくらいラブラブカップルと化してるよ~~。

おおぅ、そういう展開か、筑波が指揮をとるのか、素晴らしいーーー。やっぱり、やるならきちんと戦局を動かせる側を描かなきゃいかんよな。っていうか、ほんとに学生主体で戦争してるよ。図書委員会ってなんだー(爆笑)。

そんなこんなで、若菜エンド。……ダメダメ(T-T)。や、若菜は管制官を生して残酷な選択に迫られる役どころになるかと思ったんだけどなー。仲間の死を始めとしていろいろな展開や設定がほとんど有効に使えてないし描ききれてない。がっくしだー。


MF文庫J新刊―『かのこん /西野かつみ』『ゴーレム×ガールズ /大凹友数』、購入。新人2冊。

[TVA]『BLOOD+』#3。視聴者置いてけぼりだ。なんだかなー。

[TVA]『ラムネ』#2。うわぁ、まったりとして非常に和む。やっぱり素晴らしい~~。


2005 10 24

[WIN] 群青の空を越えて /light

5th、夕紀

圭子登場。有夏@僕夏 の眼鏡っ娘バージョンですかー。っていうか、とてもステキな趣味だ(爆笑)。だはははは、どういう噂が蔓延してますかぁーーー。めちゃくちゃ面白い。このままコミカル希望ぉ~。<をい(^^;

というわけで、夕紀エンド。綺麗だけど、中途半端なラストだ。<というか、圭子ルートに乗ってると思ってたので、エンディングが流れた時にはびっくりした。

6th、圭子

やり直して、圭子エンド。えっと、このルート、中身もないし要らないんじゃ(^^;。


そいえば、明後日10/26(水)は、BIGLOBEはサーバ変更でサービス中止な予感なので注意。


2005 10 25

富士見書房 富士見ファンタジア文庫
ご愁傷さま二ノ宮くん4 /鈴木大輔

終盤まではあまりに酷くてどうしようかと思ったのだけど、とりあえず、今後に期待できそうなラストなので、次巻を楽しみにしやう。

そゆわけで、麗華お嬢様と二ノ宮くんのウキウキ初デート@遊園地編。デート風景は、とにかくイベントの配置と演出が酷すぎて、ひたすらつまらないだけだったのだけど、ただ、終盤の展開は今後に期待を残す内容だったので多少救われた予感。……でも、3巻4巻とこう低調なのが続くと、そろそろ買うの止めようか考えざるをえないよなぁ。

[ ご愁傷さま二ノ宮くん ]


[TVA]『ガンソード』#17。水着女王ってなんだよ。バカだ、バカすぎる。だははははははははは~。もう、エンディングまで大笑い。

ライトノベルの「発見」と「崩壊」。ライトノベルって、以前はゲームやアニメに隷属していたり流行りもワンテンポ遅れて導入されてるように感じてたのだけど、最近はむしろエッジに近い感じがしまふ。まあ、感覚的なものなんだけど、一応、内在する原因がある予感。少なくとも、ラノベがエロゲの受け皿になれたのは、そこら辺が理由なのではないかと。「崩壊」に関しては、新規レーベル参入よりも電撃が最近パッとしないほうがやばい予感。


2005 10 27

[WIN] 群青の空を越えて /light

7th、GRAND ROUTE

あははは、これだっこれが見たかった。やっぱし、学生が指揮命令までやらないとなぁ~。って、あんましそこら辺までは描かれないか(^^;。それ以前に、めちゃくちゃ説明不足なんですけど~~。……そんなこんなで、最後の社の演説はいまいちかなぁ、という感じで終了。

総評

おもしろい、めちゃくちゃおもしろかった。でも、おもしろいけど、突っ込みどころ満載(苦笑)。いや、GRAND ROUTEまでプレイすると、設定はきちんと作りこんであるのがわかって、「突っ込みどころ満載」と言っても、設定の問題と言うより、構成的&演出的な問題が主ということなんだけど、まあ、やりたいことを無理やり美少女ゲームの枠に押し込めたような作りなので、いろいろと破綻している部分が散見されるのは仕方ないのかなー。

そんな中でも、特に、ウソのつき方が下手すぎるというのは、ちと気になるかしらん。や、この作品が舞台としてる世界って、単なる近未来ではなくて、古代の日本統一が遅れて現代でも関東と関西で民族的に差異のあるパラレルワールドということだと思うんだけど、その説明が作中にまったくないのは、さすがに問題あるだろー。あと、設定はやけにきちんと作りこんであるのだけど、それを読者に提示する順序や見せ方にほとんど気を配られてない予感なのも、にんとも。設定に比べてストーリーはおなざり、つまり設定勝負という内容だろうに、そこら辺、もちっとなんとかして欲しかったところだなー。

いやまあ、そもそも、このゲームのおもしろさって、そういう適度に作りこまれた設定と隙があって想像の余地のあるストーリーという部分な予感もするのだけどね。


ぐるぐるしてると、MF文庫Jの新人三作品のうち、『クリスマス上等。』がやけに評判良さそうにみえるのだけど、『クリスマス上等。』だけ買わなかった私は、負け組人生でしょうか(汗;。や、『クリスマス上等。』だけ、パッと見、眼鏡っ娘がいなかったわけよ。

二見書房様から [文庫]『試作品少女 空想東京百景 /ゆずはらとしゆき』を献本していただきました。ありがとうございます。

第9回ライトノヴェルズ好感度アンケート」に回答。ううぅ、相変わらず『ROOM NO.1301』が入ってねぇ(T-T)。で、現時点での 読者数分布 を見ると、おおよそ想像通りの分布なのだけど、ただ、アニメ化してるにもかかわらず、『はっぴぃセブン』がほとんど読まれていないのは、いったいどういうことなんだろう(^^;。

[TVA]『灼眼のシャナ』#4。生着替えでエロエロでお約束だ。っていうか、やっぱりお約束だーーーー。って、なんで、眼鏡のおばさんと戦うことになってるんだ(^^;。

漠とした不安。電撃文庫の場合、他の老舗文庫に比べて、「実力ある作家よりも今後売れ筋になりそうな作品」を選んでデビュー。市場にスクリーニングさせて実際に売れたら続編投入、作家の力はデビュー後に鍛える、というスキームで、今の地位を確立した部分はある風味だからなー。大量投入も仕方ない予感。


2005 10 28

二見書房 二見ブルーベリー文庫
試作品少女 空想東京百景 /ゆずはらとしゆき

うわぁ~、いかにもファウスト系っぽい内容で、ジョブナイルポルノと銘打たれるとむしろ違和感が、や、確かにエロ分は多いんだけど(^^;。装丁だけでも講談社ノベルスっぽくした方が売れるんじゃないか?という気もしなくもなかったり。<をい

そゆわけで、昭和30年代の東京を舞台にした殺し屋と犬耳少女の話。殺し屋の内面と平行世界を扱った内容で、尖がったエロゲとかファウスト系といった風味。まあ、やっぱりというか「空想東京百景」は、ファウストにも掲載してるらしいし。……いや、「ジョブナイルポルノ」と銘打ってはいるんだけど、ファウスト系の枠内でも普通におもしろいのよな。これなら、むしろエロを強調した作りにしない方がいい予感が。特に、昭和30年代という舞台設定とその描写がなかなかに雰囲気を出していて Good。ただ、ラストはちょっとぐだぐだな感じなのが残念だったけど。

あと、煽りに「萌え&アクション」とあるのだけど、ストーリー的には「萌え」はなくて、「萌え」を担当してるのはイラスト。犬耳少女をヒロインにした本領発揮という感じで、特に、各章の扉はなかなかに素晴らしい。あとは、犬食いとか。


あああぁ、やっぱり昔のぐだぐだな文章は読みたくない、というか思った以上に時代の流れは早いよっ。

星野亮&後藤なお「ザ・サード」アニメ化企画進行中! 各地で言われてるように「いまさら」だよなぁ。富士見ファンタジアも、もっと旬な作品はいくらでもあるだろうに、どういう経緯で決定したのか、聞いてみたいところだ。

XANADUとワタクシ。X1テープ版で遊んだ私の思い出。ゲームをはじめるのに40分ぐらいかかって、はじめても随所でテープロードで数分待ち(^^;。……それはともかく、『群青の空を越えて』もクリアしたので、週末にでもなにか買おうと思うのだけど、買うとしたら、『ザナドゥNext』とか『Fate/hollow ataraxia』辺りなのかしらん。


2005 10 29

メディアファクトリー MF文庫J
かのこん /西野かつみ

巻頭イラストの眼鏡で買ったのだけど、おもしろい、めちゃ好きだ(^^;。や、ちょっとエッチなラブコメなのだけど、とにかく王道的な展開で、楽しすぎるぅ~~。

「第1回MF文庫Jライトノベル新人賞 佳作」。転校初日に、いきなり美人でおっぱいな先輩に告白されて押し倒されるというラブコメディ。潔いぐらい記号的というか、ストーリーの要求すら無視してひたすらテンプレートを並べただけという内容なのだけど、だからこそ、おもしろいっ!! っていうか、おっぱいな先輩がなんかツボった(^^;。とにかく私は、すげ―好きだ。あと、狐印さんのイラストも魅力的ですなぁ~。


2005 10 30

メディアファクトリー MF文庫J
ゴーレム×ガールズ /大凹友数

終盤の展開が強引というか無理があるのはマイナスだけど、とにかく、ありがちなようで独特なセンスが Good。……しかし、最近は、ちょっとエッチなのが流行りなんだろうか(^^;。

「第1回MF文庫Jライトノベル新人賞 佳作」。ひきこもり思考の主人公が、ネガティブな思考のあまり、「ゴーレム」の女の子を作ってしまうお話。お互いネガティブな思考に囚われがちな二人の恋愛モノとしては、雰囲気も独特でそこそこ人も描けていて、なかなかに面白かった。ただ、やっぱり問題は、終盤の強引な展開かしらん。無理にオチを作らなくても良かった気がするんだがなー。<無理があるというより、むしろ、いろいろいぢっているうちに変になっちゃったという感じなんだけど


昨日は秋葉原。迷ったのだけど、結局、[WIN]『Fate hollow atanaxia /TYPE-MOON』、購入。

あとは、[漫画]『ひだまりスイッチ(1) /蒼樹うめ』、購入&読了。表紙にひかれて買ったのだけど、ほのぼのとまったりしていて、なかなかによろしい。

[TVA]『ラムネ』#3。やっぱり絶賛だ、大絶賛だっ。や、ストーリーらしいストーリーはないんだけど、この作品の雰囲気、めちゃくちゃ好みで、ほんとたまらない~~。ゲームの方もこれなら、買うべきかもしれず。

アニメーターに高給を支払った最初の経営者。なにゅ~、アニメーターはいつの間に、年収1000万円貰える職業になってたんですか~~。

富士見ファンタジア作家の目録掲載率。富士見ファンタジアでは、一年に平均9.3人デビュー。そのうち、生き残れるのは 3.9人ですかー。

1日かがりでキャラメイク”は、さすがに誇張なのだけど、『ザナドゥ』はアレぐらいのんびりとプレイしないと、 やっぱり雰囲気が出ない予感(^^;。


2005 10 31

富士見書房 富士見ファンタジア文庫
愛と哀しみのエスパーマン /秋田禎信

そいや、『オーフェン無謀編』のコミカルなノリはあんまり好きじゃなかったんだよなー、とか思い出しました。とにかく全編ギャグ主体な内容なのだけど、私には合いませんでした。