護くんに女神の祝福を!


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を! /岩田洋季

あははははーーー、なるほど、すばらしぃぃぃぃーーーーーっ!!

や~、めちゃくちゃ面白かったぁ~~。壊れた性格と恐怖で語られる天才で、もっとも恋から縁遠いと思われていたお嬢様が、転校生に一目惚れするという話。絢子お嬢様の純情ぶりが、とにかく、とにかく素晴らしい~~~。もう、赤面しまくりな絢子お嬢様に、ただひたすら、くらくらくらくらくら、くぅぅ~~~~っっっ!! もう、ほんとに、くらくらだよ~~~~~っ!!

日頃は、冷徹で暴力的なお嬢様の恋に壊れた純情ぶりを楽しむだけ、という、かなり割り切った内容で、とにかく素晴らしい。や、ほんとに、絢子お嬢様の魅力だけ、という内容で、それ以外の要素は、めちゃくちゃ弱いんだよね。普通、もうちょっと他のキャラを絡ませたり、恋愛のストーリー的な要素があるもんだと思うのだけど(^^;。や、そういう点では、続刊が出るとしたら、どうするつもりなんだろ。

[ 2003.09.13 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(2) /岩田洋季

こっぱずかし~~~~~~。<もう、素晴らしすぎますぅ

初心な二人のあまあまな恋愛模様は、とにかく、とにかく、くらくらです。ほんとに、素晴らしい~~~。展開や文章は、冷静に見ると、かなりダメだと思うのだけど、そんなのは、まったく問題にならず、ただただ、初々しい二人の付き合いとその二人を囃し立てる友人たちが、気持ちが良くて楽しい。ほんと、面白いわ~~。

祐巳&祥子さまにダブってしかたない”というのは、確かに、そうですね。というか、そのまんま(^^;。ただ、そこら辺の描写は、『マリみて』よりもストレートなので、そゆ方向では、『マリみて』以上に楽しめる予感~。

[ 2003.12.10 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(3) /岩田洋季

くぅ~~、はうぅぅ~~~~~~。や、シリーズ第三巻というと、そろそろ勢いだけではつまらなくなってくる頃合かと思ったのだけど、クリスマスに温泉旅行、まだまだおもしろいよっ!! 特に、後半は、なかなか楽しい~~~。……そうわけで、絢子と護のラブラブを楽しむだけの潔いシリーズ。エメレンツィアはわりと微妙だと思うし、今後の展開は、ちょっと不安だけど、まあ、まだしばらくは期待とゆーことで。

[ 2004.05.11 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(4) /岩田洋季

がふっ、萌えが足りてません(T-T)。や、萌え小説であるならば、護の戦いはどうでも良くて、もっと、絢子さんを描きやがれ、コンチクショーーーーっ!! あと、エメレンツィアの役回りも、それじゃもったいないだろーーーーっ!! ……ついでに、恋愛モノとして見た場合、護の目標と結末は、ストーリーの組み立てとして根本的に間違っていると思うんですけどぉ~~。

あぁ、そういえば、今回は、逸美はなかなか良かったですな。

そゆわけで、護と絢子さんのバカップルを描いたシリーズ第4弾。今回は、「プロイセンの魔王」ヨハンが、絢子さんを求めてドイツからやってくる、という内容。ラブコメでは定番の「恋のライバル」の出現という話なのだけど、ただ、ラブコメの文法というより、むしろ、格闘漫画の強敵出現、という感じ。とにかく今回はターニングポイント的な内容だと思うんだけど、次回からどーするつもりなんだろ。

[ 2004.08.15 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(5) /岩田洋季

これだっ、これだっ、これなんだっ!! もう傑作っ!! 最高傑作級っ!! 読んでてとにかく、とにかく顔がにやけるのを抑えられないよ~~~~。

「激ピュア・ラブコメ」を謡う『護くん』の 第5弾は、バレンタインネタ。あはははっ、とにかく、二人のバカップルぶりが素晴らしいっ!! 絢子がとにかく飛ばしまくりっ。とにかく、にやけまくりで、くらくらだぁ~。すげーよ、すげーよ。めちゃくちゃさいこーーーーーっ!! あと、エメレンツィアの立ち位置もなかなかナイスっ!! 今後がとても楽しみだぁ~~。

[ 2004.12.11 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに番外編で祝福を! /岩田洋季

電撃hp掲載分+書き下ろしの短編を集めた番外編。裏表紙のエメレンツィアの表情がなかなか楽しい。や、帯に書かれているほど、エメレンツィアの出番が多いわけではないけど、エメレンツィアの使われ方がバカップルのアクセントになってて良い感じ。まあ、正直、本編ほどの強力さはないように感じたけど、短編の良さを生かしてバランスの良い作品に仕上がってるんじゃないかしらん。

まあ、バカップルはそれはそれなりにおもしろいんだけど、でも、そもそも本編も、エメレンツィアの出番を増やせっ!! とか、なにか新しい展開が欲しいところではあるんだよなぁん。

[ 2005.03.12 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(6) /岩田洋季

あうあうあうあうあう、だはははは~~。うきぃぃぃぃぃぃぃ、だんだんだんだん、ああああああぁぁ、はきゅ~~~~~~~。もうもうもうもう、確かに最高傑作級ぅぅーーーっっっ!!

とにかくとにかくっ、エメレンツィアですよ、エメレンツィアですよ、エメレンツィアですよっっっ!! エメレンツィアは、もうひたすらに、鬼でした。激しいまでに鬼でした。ここまでやられちゃ、もう、べた褒めするしかありませんっ!! とにかく読んでて、ひたすらと転げまわりながら大笑いでしたよ。ああもう、これでもかというイベントの数々に、ほんとにもぉ~~~、大絶賛っっっ!!

[ 2005.05.13 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(7) /岩田洋季

二年に進級&新入生登場編。このスピーディな展開は、今野緒雪にも見習って欲しい。<ちげー

そゆわけで、二年生になり副会長として頑張ろうとする護くんだけれど、個性的な新入生に生徒会は大騒動、という話。とりあえず、新キャラ導入は無難にこなしたという印象なんだけど、ただ、新キャラ紹介がメインの回だったので、“激ピュア・ラブコメ”としては物足りなかったかしらん。新体制でどうなるかは、まずは次巻を読んでからだなぁん。

[ 2005.10.13 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに番外編で祝福を!(2) /岩田洋季

激ピュア・ラブコメの番外編&短編集。番外編でもいつも通り。ただその中でも、「BLACK&WHITE」がちと毛色が違い良い意味で期待を裏切られるような内容で、印象的でした。……まあ、もうちょっとラブ度が高い方がいい気もするけれど、エメレンティアも既に完全な噛ませ犬になってしまっているし、なかなか難しいのかなー。

[ 2006.01.15 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(8) /岩田洋季

さすがにそのエメレンツィアの水着はやりすぎだろっ!! 「ポロリもあるよ!」ってなんだよっ!! いや、生徒会の親睦旅行で南の島へ、という話なのだけど、いつも通りにあまあまラブラブなだけでなく、各キャラのせつない想いを描くことで、わりとシリアスな恋愛モノとしても読めるところも、なかなか好感。まあ、最大の見どころは、やっぱり巻頭カラーのエメレンツィアのイラストだったりするわけだけど。<をい

そして、最終エピソードへの導入として、そんなところで終わられると、続きが気になって仕方がないわけだけど、それにしても、アニメ化も決まったのに、そんな最終エピソードへの仕込みをはじめるとは、いったい(^^;。商業主義的には、しばらく今の状態を続けるのが正解じゃないのか~。

[ 2006.06.12 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(9) /岩田洋季

素晴らしい。なんといってもバトルがとても面白く描かれています。そして、その後の各キャラの心情描写もなかなかに Good。恋愛モノとしても、また、青春グラフィティとしても、非常に高いクオリティを維持して、ほんとに良かったです。

そゆわけで、南の島後編。《銀のマリア》の誘拐事件に巻き込まれた護たち。絢子の叔父である正樹と一緒に、強力なビアトリス使いの犯罪者と立ち向かう。バトルの中で予想以上の成長を見せる護、そして、エメレンツィアや、由良理の気持ちは……。や、ラブコメとしてだけでなく、純粋に超能力バトルとして面白かったのが、岩田洋季の成長を感じさせてビックリだったのだけど<をい、加えて、悩みながらも自分の想いに自分なりの回答を得ようとするエメレンツィアや、由良理の描写がほんとに綺麗。非常に良かったです。最終エピソードへの仕込みといった要素も強いのだけど、その最終エピソードも、今から大期待。ただ、今後シリアスになっても、ラブコメは忘れずにいてほしいところであるけど(^^;。

[ 2006.10.11 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(10) /岩田洋季

エメレンツィア~~~。や、パーティーからのその後の展開は綺麗に仕上げていて、Good。ただ、あまあまラブラブな部分が少なかったせいか、ちょっと物足りなかった予感も。

南の島での初Hがおあずけになってしまった護と絢子は、帰国後も微妙にぎくしゃくした日々。一方、エメレンツィアの留学期間も残り僅かとなり、日本滞在中の最後のイベントになるであろう修学旅行がはじまる……。あとがきによると、残り 2冊でシリーズ完結ということもあるためか、ラストエピソードに向けて地固めといった印象の巻でした。エメレンツィアの話はいまさらな感じもあったのだけど、わりと綺麗にまとまっていて、満足。ただ、護と絢子の関係は、唐突感が強くいまいち納得できない上、やっぱりいちゃいちゃラブラブが弱くて、物足りないのがなぁ。そもそも、もうちょっと、仲に進展があっても良かったと思うんだけど(^^;。

[ 2007.01.02 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(11) /岩田洋季

だはははははははははっっっ。いよいよ次巻で最終巻ということで、とにかく続きが待ち遠しいなぁ~~。

エメレンツィアの帰国まで残り一週間。絢子と護の前にいきなりガーティが現れ、一方、ヨハンと正樹は……。という感じで、いよいよ最終エピソードが開幕。いままでの伏線をいまひとつ生かしきれてない感もあって細かい部分では不満もあるのだけど、なんといってもラストでやられた、というか、とにかく次巻だ、次巻っ。めちゃくちゃ次巻が楽しみだぁ~~。

[ 2007.03.09 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに女神の祝福を!(12) /岩田洋季

最終巻らしい最終巻。いやぁ、非常に面白かったです。「恋って、なに?」という、ラストらしいテーマがいい感じの雰囲気を生み出し、そしてラスボスとの対決に向けた展開が、盛り上がる盛り上がる。第一巻からの護を中心とする各キャラクターの成長と想いを感じさせる内容で、ほんとに良い最終巻でした。……ただ、「正しいのはどっちだ?」的な部分は、そもそも、理屈として成立してないのが気になって仕方なかったんだけど、まあ、そこはご愛嬌かなぁ。

[ 2007.08.11 ]


メディアワークス 電撃文庫
護くんに番外編で祝福を!(3) /岩田洋季

短編4つ。なんといっても、絢子の子供時代を描いた「Don't You Cry」が、しんみりと切なく、秀逸。本編を補完しつつ、きちんと泣ける話に仕上げてあって、ほんと素晴らしいなぁ。あとは、エメレンツィアがメインの「最初で最後のしゅーがくりょこー」も、タイトル通り、切なく仕上げてあって、なかなか。……で、他の 2編はゴミ。<をい。や、今更、毒にも薬にもならない短いコメディを読まされてもなぁ。う~ん、あとがきによると、しばらくは番外編として続くのか。素直に新シリーズに注力すべきだと思うんだけどなぁん。

[ 2008.01.19 ]


アスキー・メディアワークス 電撃文庫
護くんに番外編で祝福を!(4) /岩田洋季

作者の人は、ほんと『護くん』のシリーズが好きなんだなぁ。……とは思うのだけど、内容的には、これといった見どころはなく、正直、だらだら続いているだけ、という印象。まあ、『護くん』らしいといえば、確かにそうではあるんだけど。そして、ええっと、あとがきによると、まだまだ番外編は続きますか。

[ 2009.03.10 ]