2013年 6月 7日
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宝島社 このライトノベルがすごい!文庫
◆ モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(入門) /谷春慶 -
おおっ、各ヒロインに焦点を当てた、これはいい短編集。“入門”と銘打ってるとおり、わかりやすく楽しい短編集になっていて、いいねぇ。って、バグとかデバッガとかの設定は、どこかに行っちゃってるけどなっ。……とりあえず、キャラが弱かった優沙ちゃんが、そのキャラの弱さを武器にし始めていて、これは一体(^^;。濃いキャラといったって、静流先輩なんかは、どうみてもイロモノすぎて、むしろヒロインレースからは脱落してるようにしか見えんのだけど(笑)。ヒロイン力的には、千夏かわいいよ千夏。
しかし、ここに来て、短編集を連続で刊行してきた『モテ泣き』だけど、単に短編が溜まってただけなのかしらん? 本編、収束が難しそうな流れになっちゃってるのが、ちと気になったり。
▽ 日記の更新も滞りがちですが、生きるのもツライです。なにもかもアカンorz。
2013年 6月 9日
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TOブックス
◆ 魔術士オーフェンはぐれ旅 鋏の託宣 /秋田禎信 -
うわぁ、凄いところで引いたと思ったら、次で最終巻かー。もっと続くのかと思ってた(^^;。
そゆわけで、リベレーターの要塞船は破壊したものの、復活したアイルマンカー結界。結界に囚われてしまったマヨールたちの運命は!? という感じで、うわぁ、イザベラが……。や、オーフェンのガチバトルで魅せた前巻と違い、駆け引き的な部分が多い今巻だけど、昔バカやってた登場人物たちが、各組織の要職について政治をやってるってのが、いまだに違和感あるな(笑)。オーフェンが魔王をやってるのはともかく、マジクがオーフェンに次ぐ最強の魔術士になっていたり、コギーが原大陸派遣警察隊の長官をしてたり、ほんと冗談としか思えないような布陣だよなぁ。そして、オーフェン亡き後の組織の心配とか、そこまで話にでてくるかー。
ただ、ストーリーのほうは、旧オーフェンとやってることは一緒で縮小再生産的な印象が否めないのががが。いきなりオーフェンと違うことやられても、それはそれで不満に思うんだろうケド、うーん、なんか物足りないよねー。
[ 魔術士オーフェンはぐれ旅 ]
▽ niconico、無料連載小説を開始--「キマイラ鬼骨変」やセガハード美少女ノベルなど
▽ ニコニコ連載小説
夢枕獏のキマイラだとっ!! ……えっと、ソノラマ文庫がなくなってから、どう続いてるのか、いまいちわからなくなってしまってるんだけど、私はどこまで読んでて、この連載はどこからの続きなんだ(汗;。
▽ 聖地巡礼ラノベ舞台マップ | ブックオフオンライン
マイナー作品まであって凄く頑張ってる感あって素晴らしい。なんか個人で頑張ってる的に、作品のチョイスが微妙に偏ってる予感も。
2013年 6月 11日
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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
◆ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない(12) /伏見つかさ -
計算に計算を重ねて組み立てた最終巻だよね。本文でも語られてたとおり、ラストが難しい実妹モノに対して、一応の決着を示したのは、ほんと素晴らしい。……まあ、不満が残るというか、いろいろと言いたくなるようなラストだけど(^^;。
そゆわけで、あまりネタばれしないように書くのは、なかなか難しいのだけど、とりあえず、ラスボス(笑)。さすが、満を持しての登場だけに、素晴らしい対決なのだけど、紙幅的におざなりなのは、どういうことよ!? そこは、もっとページを使って王者風格を見せ付けるような思い出シーンを盛り込むべきだろ~。まあ、京介のもっとも身近にいながら、結局、恋愛のステージには上がるのが遅すぎたということか、無念。
まあ、最後まで誰を選ぶかわからない展開だったので、何故、京介が彼女を選んだのか、いまいち納得力が弱かったのが、残念。ってか、別ヒロインバージョンの12巻が出ても不思議じゃないような展開だよなぁ。や、ラストも続編やりやすいような結末だし、きちんと完結してるんだけど、まだまだこれから商業展開があるんじゃね(笑)。や、よく出来た最終巻であるのは間違いないのだけど、やっぱ、いろいろ言いたくなるラストだよなぁん。
[ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ]
2013年 6月 18日
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あさ出版
◆ あなたが主役! 心理テストアドベンチャー ダークフェアリーの洞窟 /小林奨 -
さすがに、10代の女の子に成りきるのは無理だぁ~~。いや、物語の主人公になって、「こんなとき、あなたはどうする?」→「そう思ったあなたは○○なタイプ」と、ストーリーの途中途中で心理テストを行っていくという、いかにも女の子が喜びそうな作品なんだけど、いやぁ、もともと私って、主人公と自分を重ねあわせて読むような読み方ってしないのんな。さらにその上で、いい歳したおっさんが、10代女の子に成りきるのは、無理だ(笑)。
それはともかく、試みとしてはおもしろい。読書中の感覚としては、毎回推理クイズを入れ込んでた『聖エルザクルセイダーズ』のその推理クイズを増量したようなもの、というよりも、素直に、分岐しないゲームブックという方が近いかしらん。80年代には単なる読み物ではなく、こういうテストというか遊びを入れた作品も多かった気もするけど、今では、こういう作りの作品は珍しくなった、よね? 女の子向けということであれば、女の子はこういう心理テストは好きそうだしアリだと思うけど、ただ、ターゲット層は、かなり狭いよな、これ(^^;。……私と同世代向けに作ろうとしたら、やぱし、『なれる!SE』っぽい物語で、「なんとかバグを一つ潰した。あとどのくらいバグが隠れてる?」みたいな感じになるのかしらん。うわっ、鬱になりそうだ……。
[ ダークフェアリーの洞窟 ]
▽ ほぼ一週間ほど、絶賛、体調不良中。……経済的にだけでなく、肉体的にも死にそうだ、うぐぅ。
2013年 6月 21日
▽ [漫画]『神のみぞ知るセカイ(22) /若木民喜』(→Amazon)、購入&読了。うーん、ユピテル編は、個人的には、やっぱいまいちだなぁ。恋愛中心ではなくループものなゲームをベースとした謎の解決がメインになってるのが、にんとも。てか、ヒロインが、ほぼうらら一人体制では、ちと物足りない(^^;。
▽ [TVA]『咲 阿知賀編』#終。ニコ動で観てたのは、もう先週だけど(^^;、いやぁ、いい最終回でよかったよかった。TV放映時は、千里山編の間違いだろ~、とか思ってて、ごめんなさい。山の神の風格すげぇ。「そこはもうあなたのテリトリーじゃない」に、しびれまくり。これは確かに、咲でもやべぇ。能力の優劣よりも支配力の強さで勝敗が決まる展開だよなぁ。うわぁ、本編続きがめちゃ楽しみすぎるっ!!
2013年 6月 23日
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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
◆ 魔法科高校の劣等生(10) 来訪者編<中> /佐島勤 -
だはははははははっ、ピクシー最高っ!! というか、ほのかっ、ほのかっ、うわぁ、不憫すぎる(爆笑)。まさか、『魔法科高校の劣等生』で、こういう愉快なラブコメ展開を持ってくるとは思わなかったよ。素晴らしい素晴らしい。
いやぁ、達也が無敵すぎるので、てっきり、異世界から新しい敵を連れてきたのかと思ったら、まさかの展開ですよっ!! ほのかっ、ほのかっ、わははははははっ!! 単なる新ヒロインを追加するだけにしては、作風的にも、ストーリー展開からしても、いろいろとムチャがすぎると思うのだけど、どうするんだよ、これ。もっとヤレ(笑)。や、マジに、このまま、ラブコメ路線に転換しても、いいんじゃないかな、いいんじゃないかな。『魔法科高校の劣等生』って、とにかく突っ込みどころ満載で、シリアスの皮を被ったギャグ作品だと思ってるのだけど、このままコメディに進むのもアリだよなぁん。
『来訪者編』としては、次巻で完結か。最強の魔法師、アンジー・シリウスとの戦いといっても、達也が一蹴する未来しか見えない時点で、やっぱ、この作品は、もうシリアス展開は無理なんじゃないかな。や、世界最強の米軍の魔法部隊が、高校生の集団と比べて雑魚にしか見えなかったりするし、このままバトル展開しようとしても、宇宙人か異世界人連れてくるしかないもんなー。
[ 魔法科高校の劣等生 ]
2013年 6月 25日
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アスキー・メディアワークス 電撃文庫
◆ アクセル・ワールド14 ―激光の大天使― /川原礫 -
どうにかこうにか、大天使メタトロン戦。今までが嘘のようにスピーディーな展開だっ!! この薄さで、まさかメタトロン戦まで進むとはなぁ。まあ、苦しんでるリンを思うと、一刻も早く解決して欲しいところだけど。……そして、引きが相変わらず凶悪だなぁん。
そういうわけで、まさかのセイリュウ戦→メタトロン戦のダブルヘッダー。主人公補正とはいっても、《シルバー・クロウ》、レベル5で大活躍すぎるな。や、セイリュウ戦で《レベルドレイン》が強調されてるのだけど、レベル関係ないような強さを見せるキャラが多いので、ちとレベルダウンの深刻さがわからんよね。そして、ニコのヒロイン化強化な展開だけど(^^;、ラストがあざとすぎる引きだ。うわぁぁぁ、続きが、楽しみすぎるっ!!
[ アクセル・ワールド ]