2022年 4月 4日
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KADOKAWA 電撃文庫
◆ アクセル・ワールド26 —裂天の征服者— /川原礫 -
前巻で白の王の軍門に降ったハルユキ。今回は胸糞悪い展開になるかと思ったのだけど、……なんだか、すげーラブラブした展開なんですけど(^^;。
まあ、白のレギオンもなんやかんやで悪者というわけではないだろうと予想はしてたけど、予想以上に普通でいい子たちだし、一方、ハルユキに去られたネガ・ネビュラス側もハルユキを気づかって優しく、なんか思っていた以上にハルユキに優しい世界だ。そして、黒雪姫、うわー、うわー、うわー。うきゃーーーーーーーーーーーーーっ!!
オシラトリ・ユニヴァースに移籍して、加速研究会側の事情がわかったり、ハルユキのパワーアップイベントとかあるかと思ったのだけど、そういうこともなく展開遅いと思っていたら、ラストでいきなり急展開かっ!! って、でも最近の『アクセル・ワールド』の引きはいつもそうなんだけど、いまいち続きが面白そうじゃないんだよなー。わりと大きな新展開なんだけど、そういう展開はもっと場を盛り上げてからやらないものかなぁ。驚きだけで場面が全然盛り上がってない。しかし、あの人たち、あのタイミングですぐに出てきたってことは、ずっとあの格好でスタンバイしてたってこと?
[ アクセル・ワールド ]
2022年 4月 11日
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TOブックス
◆ 本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身VIII」 /香月美夜 -
フェルディナンドを救うためアーレンスバッハへ。いよいよ最終決戦、読む前は、一気にシリーズのラストまで進むかと思ったのだけど、流石にあと数巻かかりそうだ。すごく盛り上がってきていて、うわ〜、一気にラストまで読みてぇぇぇぇっっっ!!
何と言っても、最終決戦のためか、前巻ではポンコツだったフェルディナンドが、いきなり覚醒した感。すげーおもしろい。いやー、敵との戦闘になると生き生きするのんな。そしてなんだか、フェルディナンドとローゼマインがすごくラブラブなんだけど、あれ? そんな関係でしたっけ(汗;。
一方、ラスボス?のゲオルギーネは、……えっと、毒親でかわいそうではあるのだけど、フェルディナンドやローゼマインは全く視野に入ってなく、戦術家としても戦略家としても微妙にしか見えず、どう見てもボロ負けする未来しか見えない。いろんなフラグも、ゲオルギーネの負けフラグばかりで、ここから最終決戦に入るところで、敵を弱く見せる短編を入れてくるのは一体。ゲオルギーネは、しょせん噛ませということかーーーーっっっ!!
[ 本好きの下剋上 ]
2022年 4月 18日
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SBクリエイティブ GA文庫
◆ りゅうおうのおしごと!(16) /白鳥士郎 -
ロリホーム(笑)はともかく、いよいよ あい の初タイトル戦だだだっ!!!!
そのタイトル戦、対戦者のエターナルクイーン・釈迦堂里奈の過去と恋愛を重ねながらの展開は、いやぁ、これは、あい ではなくエターナルクイーンを応援したくなるよね。正直、こういう描かれ方をすると、あい はまだまだ役者として力不足な部分が目立つよなぁ。と、そう思わせておいて、うわぁ、そこで師弟愛を見せてくるかぁ。休憩からの展開は泣ける(T-T)。
一方で、同じくタイトル戦中にもかかわらず放置されてる天衣の方は……、これからどうするつもりだ、これ!? マジに先が読めないのだけど、どう決着つけるつもりなんだ?
[ りゅうおうのおしごと! ]