[WIN]『水月』感想
1stぷれい、和泉ちゃん@眼鏡っ娘 エンド
はう~、和泉ちゃん、雪さん、和泉ちゃん、雪さん、和泉ちゃん、雪さん、和泉ちゃん、雪さん、和泉ちゃん、雪さん、和泉ちゃん~~~。もう、ドジな眼鏡っ娘の和泉ちゃんと、ボケボケなメイドの雪さんの二人の魅力のハーモニーに、もう、死んじゃう死んじゃう死んじゃうよ~~。めちゃくちゃ、めちゃくちゃ、もう、めちゃくちゃ、可愛いよ~~~。はう、はう、はう~~。
と、でも、ストーリー的には、陳腐で下手。伏線もきちんと出来てないし、場面展開も唐突、ダメのダメダメ。ストーリー構成も言わずもがな。や、ストーリーは、カクテルソフトの定型パターンだと思うのだけど、あのストーリーは、カクテル風味のラブコメテイストを活かすための、いわば脇役的な存在だからこそ良いのであって、たとえシリアスに加工しても、あのシナリオをゲームの中心に据えるには、ぜんぜんダメ。……ヴィジュアルノベル形式で、しかも、シリアス路線というなら、当然、きちんとしたストーリーが要求されるのだけど、てんでお話にならない。
そゆわけで、キャラ的には好きだけど、ゲームとしては、くそゲー。萌え的には、強力なんだけどねぇ。
[ 2002.05.13 ]
2ndぷれい、雪さん@メイドさん エンド
…………ほお、最高傑作級。<をい(^^;
や、確かに、和泉ちゃんルートとは、段違い(大汗;。祭り辺りまでは、ストーリーの流れも繋がりも悪くて、やっぱり駄作と思いつつプレイしてたのだけど、その後の展開が、わっ、アレもソレも、きちんと繋げてるよ、あそこら辺の構成も、なんか上手いよ、はう~~、と、正直、困ったり。<プレイ中に、評価が乱高下するのは、あたしスタイルなのだけど、前評価にわりと反応があったりすると、微妙に書きづらい(^^;。
あと、雪さん、やっぱ、可愛い、可愛い、めちゃ可愛い~~。寝間着姿とか、パタパタとか、ちゅっ、とか、もうもう、ひたすら凶悪。素晴らしい~~。<や、ラスト付近の構成で、印象はいまひとつ弱まってしまったけど(^^;
[ 2002.05.15 ]
3rdぷれい、花梨@幼なじみ エンド
わ~、ただでさえ、酷いシナリオなのに、ナナミ、喋りすぎ。くそゲー。<をい
や、私が、雪さんルートを評価していたのは、物語を、文章ではなく、構成で表現&説明していて、それが物凄く絶妙で、しかも、めちゃくちゃ上手いと思ったからこそなのだけど、この花梨ルートは、まるで、とってつけたような展開で、必要な描写が抜けてるように思えるし、しかも、終いには、めちゃ蛇足な説明が入るという、花梨ルートだけじゃなく、雪さんルートにも、ちとケチをつけちゃって、……もったいない。
あと、恋愛的な部分の構成も、まったく評価できなくて、構成的には、どうしても、従的な扱いになってしまい、ちぐはぐなキャラの動きになってしまうのも理解できるけど、でも、もうちょっと、庄一と和泉ちゃんをうまく動かせなかったのかなぁ。や、上手く動かせていたら、和泉ちゃんルートも、あんなに悪くならない、という説もあるけど。あ、あと、最後のぇちしーん、いらん(^^;。
萌え的にも、和泉ちゃんや雪さんと比べて、圧倒的に弱いし、このルートは、私的には、ダメダメですな。
………
で、次はじめたら、初っ端から、突然、謎の娘が乱入なのだけど、もう、めちゃくちゃ くらくら。可愛い、可愛ゆすぎる~~。くぅ~~~、これ、これだよ、もう、はぅ~~~~。なんですか、この娘は~~~。↑くそゲー発言、撤回決定。<をい
[ 2002.05.18 ]
4thぷれい、鈴蘭エンド
………………ええっと(^^;。
や、ソフ倫的に、O.K.なのは理解できるけど、こゆのが、許容されてしまう、この業界の文化って変だよ。そもそも、昔の F&C なら、こういうキャラは、絶対、ぇちしーんなしだった気が。<って、でも、ここ最近の F&C 作品の中では、『水月』って、もっとも、F&C らしいゲームだけど。<や、「ぇちしーん多くて F&C らしくない」という意見を見かけるけど、それ、ぜんぜん本質的じゃないよね、と、一応(^^;
で、ストーリー的には、某ナナミ様とか、見事としか言えない作りだけど、ただ、鈴蘭の出番が少なすぎる~~。なんというか、ベタベタ感が少ないぞ~~。あと、演出的には、声が欲しいな、と、そんなところ。<ヴィジュアルノベルの演出技法としては、声がないのは正しいのだけど、このゲームに関しては、文章とイベントの作りが、いつもの F&C の文法なので、演出的には、いつものように声があったほうが、正解だったと思う。
[ 2002.05.20 ]
5thぷれい、那波@盲目少女 エンド
あう、わけわからない(汗;。
や、伏線が、きちんとはってなかったり、最後がすごく駆け足なのは気のせい? 構成のせいで、とにかく説明不足に見えてしまう予感。いや、実際、説明不足という話もあるけど。あと、他ルートで語ってなくて、ぜったい、このルートで説明してくれると思ってたことも、ぜんぜん、明かされなくって、大汗。もちっと、各ルートの関連性は高いと思ってたのに。……いや、私が、理解しきれてない or 見落としただけかもしれないけど
加えて、一般的な伝説や神話をストーリーに絡めるのは、あくまで、きちんとした知識の裏付けがある場合に有効なのであって、今回の場合のように、突っ込まれてしまうような内容では、逆に、ストーリーが陳腐化してしまうだけだと思うのだけど。そもそも、シナリオに置けるナナミ様関連の話の位置付けが、これでは、すごくバランスが悪い。いっそ、まったく説明なかったほうが、良かったのでは。
この那波ルート、やけに説明的なために、ストーリーも構成も面白味がない、という感想をもったのだけど、さらにその上、その説明もいまいちに思えるので、オレ評価、大きくマイナス。みどころは、「にこーっ」だけですか、「にこーっ」。<これは、凄く良かった(^^;
[ 2002.05.23 ]
6thぷれい、マリア エンド → アリス エンド
マリア、可愛い~~、けど、ぇちしーんはない方が。……って、エピローグにがび~~ん。
アリス、可愛い可愛い、めちゃ可愛い~~。はう~、このゲームで、はじめて、Ctrlキーで飛ばさずにプレイしたよ~~。<……
マリア&アリス ルートは、バランス良いシナリオで、なかなか好印象。や、なにより、可愛いし~~~。
で、あとは、CG 回収したりして、オールクリアかしらん。
総評
そゆわけで、ベースは、カクテルソフトのラブコメ路線の典型で、それをヴィジュアルノベル化したら、まあ、こんな感じかしらん、という内容。というか、[WIN]『晴れとき』シリアス版。だから、花梨はビシバシ叩くし、那波は主人公のモノだし、やたらとなついてる妹が出てくるし、雪さんは色白でえっちだし、年上の女性には甘えるし、記憶をなくしたり、平行世界を渡り歩いたり、前世だったり、時も超えたりするわけです(^^;。
でも、このカクテルソフトのラブコメ路線の良さは、割り切って書かないトコは書かないコトとか、破綻してても、ノリで強引に押しきるトコなのだけど、シリアス化したせいで、中途半端にいらん設定を作ったり、理屈っぽくストーリーを展開させようとして、蛇足を付け加えてしまったり、かなり失敗してる予感。……まあ、代わりに、構成は凝ろうとしてて、そこら辺は、評価。といっても、肝心の花梨とか那波ルートは、質的には以下略で、私的には「意欲だけ買います」という感じなのだけど。
結局、雪ルートの構成の素晴らしさと、キャラ萌え的な部分が良いわけだけど、ま、キャラ萌えも、けっして、萌えゲーといえるレベルではないからなー。……くそゲーとは言わないけど、いまいちという感じの評価かしらん。や、好き嫌いと言うことなら、わりと好きなんだけど。
↑なんやかんやで、1stぷれい時の印象そのまま(汗;。あっ、書こうと思ってて、書き忘れ。最後に一言。実は、水着姿の和泉ちゃんも、かなり好きー(^^;。
[ 2002.05.24 ]