あそびにいくヨ !


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あそびにいくヨ ! /神野オキナ

十分面白かったけれど、でも、もちっと、らぶらぶというか、あまあまな方面を期待してたんだけどなー。

そゆわけで、猫耳宇宙人と同棲するはめになった主人公に、幼馴染やら、同級生の眼鏡っ娘やら、眼鏡先生が加わって、どたばたする話。ストレートに内容のない、どたばたコメディで、そゆ点では、作者の狙い通りに楽しい作品に仕上がってるのだけど、ラブコメ的にはちと弱いので、そこら辺、やっぱ、私的にマイナス。まあ、ここら辺は、続刊に期待という事で。<こういう作りで、続刊が出るとしたら、当然、ラブコメメインでしょ(^^;

[ 2003.10.30 ]


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あそびにいくヨ ! 2 作戦名『うにゃーくん』 /神野オキナ

はう~、はう~、はう~~、すばらしーーーーっっっ!!

読んでて、とにかくにやけまくりですよーーーーっ!! 猫耳宇宙人と幼なじみと眼鏡っ娘のラブコメディ~~。や、もうもう、1巻からかなりパワーアップしている感じ。「かんちょう・くぅね」だし、「ろでますー、ろでますー」だし、秋葉原でなく中野を選んだセンスは秀逸だし、というか、なんといって、アオイだ、アオイだ、アオイだぁー。うきゃ~~~、もう、たまらなすぎる~~。

ただ、後半はちと構成が悪くて、や、犬とか河崎カントク辺りは、もちっと上手く使えなかったのかなー。……というか、続刊は、もっともっと、内容のないおバカなラブコメを突き詰めて欲しいところ(^^;。

[ 2004.02.25 ]


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あそびにいくヨ ! 3 たのしいねこのつかいかた /神野オキナ

うきゃ~~、ほんとにめちゃくちゃ素晴らしい~~~。とにかく、キャラをメインに置いたおバカなラブコメ。2巻までと比べても、非常に良い方向に進んでるよ~~。もうもう、キャラの魅せ方、扱い方が、とにかく上手いよ、上手すぎるよ~。いや~~、なんといっても、アオイですよ、アオイっ!! とにかくたまらなく素晴らしいっ!! ……あぁ、こういう風に、大きな山場を置かずに、ほのぼのしたラブコメテイストに徹底して欲しいっ!! ほんと、たまらなく素晴らしいよ~~。

[ 2004.05.27 ]


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あそびにいくヨ ! 4 やめてとめてのうちゅうせん /神野オキナ

う~~ん、悪くはないんだけど、今回、軸になるストーリーがいまひとつ盛りあがらなかったのと、ネタが全体に低調だったのとで、ちょっと物足りない。や、恋愛方面は悪くはないんだけど、ただ物語に対する比率が低くて、もうちょっと話の中心に添えてくれても良いと思うんだけどなー。

そゆわけで、ネコ耳宇宙人の第4巻。あの三角関係とその向う方向性がなかなか楽しいっ。真奈美も、もうちょっと参戦しないものか(^^;。ただやっぱり、恋愛要素の比率が下がると、いまいち面白くないなー。というのも、猫vs犬は、もう一捻りも二捻りもないと、ちと面白くない。裏は見せてるけど、今のままだと、ちょっと辛いんじゃないかなー。

[ 2004.08.25 ]


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あそびにいくヨ ! 5 仔猫たちのがくえんさい /神野オキナ

軽いノリで非常におもしろかった。でも、それ以外の感想はなくて書くことなかったり(汗;。や、このシリーズ、変に敵とか対立軸は出さずに、こういうバカらしくてまったりした方向で進めて欲しいんだけどなー。騎央を巡る多角関係もハーレムエンドでいいじゃん(^^;。……いろいろ伏線は張ってあるのだけど、楽しみであり不安なところ。

[ 2004.11.27 ]


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あそびにいくヨ ! 6 ぎゃくしうのビューティフル・コンタクト /神野オキナ

びみょ~~。や、内容に比べて尺が足りない予感。あと、恋愛要素が少ないのもマイナス。本来、燃えて盛り上がる展開なだけに、なおさら残念。おもしろかったのは、メイド軍団の辺りぐらいだったかなー。……まあ、描ききれてない部分は、次回に期待ということなのかしらん。

[ 2005.04.26 ]


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あそびにいくヨ ! 7 とってもあついのキャーティアシップ /神野オキナ

やっぱり、アオイがうきぃ~~~。というか、そうか、その手があったのかっ、そういう方向に進むのか~~。エピローグがくらくら、ごろごろごろ~~~~~。

そゆわけで、騎央とアオイがエリスといっしょにキャーティアの母艦に行く、という話。ほんとこの三人はマッタリとラブラブしててなかなか楽しい。ただ、内容に比べて仕掛けが大げさ過ぎな予感もするし、なにより、思ったよりも三人のラブラブが少なかったのがガックリだ。いや、事件はいらないので、マッタリしてるだけでいいんだけどなぁ~~。

[ 2005.08.27 ]


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あそびにいくヨ ! 8 バレンタインデーのおひっこし /神野オキナ

あははははっ、もう、騎央、エリス、アオイの三角関係は、凄いことになってるなー。

そゆわけで、公海上で騒動になっている「軌道エレベータ」を巡る作戦とバレンタインデーの話。あははっ、ほんと、この三角関係はいったい(^^;。あと、ストーリーの方も、おひっこし風景を想像するとかなり変でおもしろいっ。……まあ、良くも悪くもいつも通りといった感じなのだけど、ラストはちと新しい展開を予感させるので続刊はちょっと気になるなぁ。

[ 2005.12.28 ]


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あそびにいくヨ ! 9 ねことみんなのいろいろと /神野オキナ

OPとEDは歌える程度に思いだせるんだけど、挿入歌と言われても、う~ん、どんなんでしたっけ(汗;。や、聴けばわかるのかも知れないけれど、番組やってたの小学生の頃だしなぁ。

特にドラマもなく日々の日常を描いたような、外伝的な位置付けの連作短編。全体的にまったりとしたとても雰囲気のある短編集なのだけど、私的に特に良かったのは、騎央の家で過ごす年末年始を描いた「ねこもはしるねんまつでし?」かしら。この話に限らず、ほんと、まったりと優しい雰囲気が良く出ていて、非常に良い短編集でした。

[ 2006.09.27 ]


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あそびにいくヨ ! 10 わるいことしまし? /神野オキナ

いつも通り。ただ、騒動の大きさの割に、ちょっと盛り上がりに欠ける印象だったかしらん。まあそれも、『あそびにいくヨ !』らしい部分ではあるのだけど。騎央たちの身近な話のほうが面白いしな。

エリス風邪をひく、の巻。そして、なかなか交流が進まないことに業を煮やしたキャーティアは騎央に難題を……。というわけで、今回で、「犬」の人を含め、いろいろな関係が整理されたわけなので、今後は大きい話にせずに、各キャラのまったりした話として進んでいくといいんだけどなー。

[ 2007.05.30 ]


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あそびにいくヨ! 11 こねこたちのぎんこーごーとー /神野オキナ

いつも通り。良くも悪くも安定してしまっているので、感想として、あまり書くことがないな(^^;。とりあえず、『うらにわのかみさま』ネタはともかく、『シュレイオー』ネタは、そろそろ記憶も怪しくなってきてるので、簡単なまとめとかがあると嬉しいところだ。

[ 2008.06.02 ]


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あそびにいくヨ!12 仔猫ただいましっそうちう /神野オキナ

アニメ化も決まったネコ耳宇宙人とのファーストコンタクトもの。今回は、交換留学がスタートする中、戦闘要員としての能力低下に悩むアオイの話。……まあ、物語的には、おおむね安定した状況に落ち着いてるだけあって、今回も、いつも通り(^^;。や、まったりとして心温まる物語でした。ただ、ラストは珍しく急展開なので、続きが気になるところだなー。

[ 2009.04.02 ]


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あそびにいくヨ! 13 おかーしゃんにあいましか? /神野オキナ

『あそびにいくヨ!』といえば、基本、まったりとしてて、あまり情動を刺激してくることはないのだけど、本巻は、いきなり感動的で切ない話になっていて、うぅぅ(T-T)。泣ける泣ける。アオイの妹を名乗るサヲリ登場で、今明かされる母の想いと家族の絆。いやぁ、特に、墓参りのシーンで涙腺崩壊。素晴らしいっ!! ……本筋の地球とキャーティアとの交流のほうは、順調すぎてどうよ?という気も。や、オルソニア絡みの伏線は気になるところだけど。

[ 2010.02.20 ]


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あそびにいくヨ! 14 かみさまそこにおらりましか? /神野オキナ

あれれ、そろそろ最終巻なのかしらん? ローマ法王との会談を行なう運びになり、地球とキャーティアとの関係は一つの節目を迎える……、といったストーリーで、騎央の回りも変化の兆しを見せ、エンディングに向かうような展開に一抹の淋しさが漂うような雰囲気。それにしても、真奈美のアレコレはいろいろむちゃだと思うのだけど(^^;。

[ 2010.07.21 ]


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あそびにいくヨ! 15 あねうえとにかくけっこんしやう! /神野オキナ

正式な大使館が機能を始めたことにより、外交の表舞台に立つ必要がなくなったエリスや騎央。宇宙へ戻らなければいけないエリスの事情を知らぬまま、騎央は将来の夢に想いを馳せる……。という感じで、雰囲気的には、そろそろラストエピソードだと思うのだけど、こんなところで、二年近く待つとは(^^;。

そんな二年弱ぶりの新刊は、アオイの妹・サヲリ再登場。妹にもかかわらず結婚を迫るサヲリに、アオイは思わず逃げ出してしまい……、と、サヲリ再登場のインパクトは強いけど、内容はわりと地味めにホームコメディ。スピンオフの『キャットテイル・アウトプット』側のキャラが出てきたり、Twitter や YouTube がキーになったりするのが、おもしろかったり。まあ、今回のアオイとサヲリの話より、エリスや騎央の今後のほうが気になって仕方ないのだけど、さて、続きはどうなるんだろ。

[ 2012.04.23 ]


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あそびにいくヨ! 16 あなたもここにいてほしー /神野オキナ

自然にハーレムエンドの方向に進んでいく空気感は凄いよな。そして、発情期再びって、ライトノベルでどこまで描くつもりなんだ。<をい。……そゆわけで、今回は、悩んでいた真奈美の立ち位置が定まる回。物語のラストを感じさせつつも、まったりゆったり進む空気感は、16巻も続くシリーズならではだよな。良くも悪くも、多少のイベントでは物語はゆるがず、ロシアで事件が起きるぐらいでは、もうあまり物語を盛り上げる要素としては弱い予感。エリスの旅立ちで終幕となるんだろうけど、あとどのくらい続けるんだろう。『キャットテイル・アウトプット』との絡みも増えて、大きなストーリーはそちらに移管していく流れだと思うのだけど、最期は『キャットテイル・アウトプット』の教授がらみのイベントを持ってくるのかなぁ。

[ 2012.11.20 ]


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あそびにいくヨ! 17 こねことなつとへいこーせかい /神野オキナ

掌編集というか短編集。パラレルワールドネタや、モルフェノスのメイドを仕切る摩耶さん、サラさんの過去話などなど全9話。掌編集と名乗ってるように、どれも短くて、あまり心に残るものが少ないのだけど、印象的だったのは、JACKと真奈美の話。姉妹のような関係のJACKと真奈美、JACKの真奈美への想いがじんわいと良かった、って、これもパラレルものだったのか(^^;。あと、やっぱり、サブキャラの過去話は、いいねぇ。

あと、実験的に、ほぼひらがなで綴られた「ぼく、こいつきらい」は、子供とロボットの組み合わせが、なんか、ドラえもんを思い出した(^^;。いや、アシストロイドって、二頭身のネコ耳ロボって辺りで、ドラえもんが念頭にないわけないのだけど、いままであまりそういう風には感じてなかったわ。

[ 2013.08.16 ]


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あそびにいくヨ! 18 ~こねこたちのびっぐ・じゃーにぃ~ /神野オキナ

がっかりだよっ!!<をい ……いや、発情期を迎えたエリスといよいよ、という話で、そういうシーンはないんだろうなとは思っていたけれどっ、やっぱり、がっかり感が否めないなぁ(^^;。

キャーティアと各国政府との調整はほぼ山を越え、あとは、宇宙に戻るエリスとの関係をどうするか、という話にフォーカスが移っていたのだけど、残り二冊を残したこのタイミングで、そこまで事が進むとは、ちょっとビックリ。やっぱり、騎央、エリス、アオイ、真奈美、あの四人の関係性はいいよなぁ。そして、時系列的に、そういう形で、『キャットテイル・アウトプット』と絡んでくるのか。終盤の展開は、いよいよラストエピソードへの序章なんだろうけれど、今になってどうするんだろ。とにもかくにも、残り二巻か。

[ 2015.03.08 ]


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あそびにいくヨ! 19 ~とりのひとふたたび~ /神野オキナ

いよいよラストエピソードなのだけど、うーん、いまいちだ。

ここで、とりのひとが再登場。敵味方、オールキャスト登場&キャーティア最大のピンチという、いかにもオーソドックスなラストエピソードなのだけど、うーん、『あそびにいくヨ!』で、いまさらこの展開をするか? や、途中から、さほどストーリーのない、まったりした展開で進めていた作品なんだから、無理にラストで盛り上げなくてもなー。美陸先輩のエピソードも、決着させたかったのはわかるのだけど、なんだか中途半端で、それなら描かなかったほうがよかったような。

素直に、騎央、エリス、アオイ、真奈美の四人に焦点を当ててストーリーを描いてくれればよかったものの、『あそびにいくヨ!』のラストとしては、この展開は失敗じゃないか? なにはともあれ、次で最終巻なんだけど……。

[ 2015.03.09 ]


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あそびにいくヨ! 20 ~そしてこねこはあそびにいくよ?~ /神野オキナ

えっと、ラストは『ドラえもん』だっけ!?<をい や、なにはともあれ、大団円。

バルンムウ艦隊の地球強襲、そして、キャーティアシップ轟沈!? という感じで、キャーティアが最大の危機を迎えた最終巻。うーん、もっと危機的状況に陥ってからの逆転劇になるかと思ったよ(^^;。なんだか、ニルメアを出し抜いた方法もすっきりせず、マーの攻撃も間が抜けていて、正直、中途半端な感じが否めないかなぁ。いや、確かに、最終巻らしく、手に汗握る燃える展開ではあるのだけど……。19巻20巻はいかにも定番のラストといった展開ではあるのだけど、だからこそ、無理矢理とって付けたような感じがしてしまうのが。やっぱり、18巻までで、一通り、物語上の決着を付けてしまって、そこから、エンディングのために、そこまでの流れを変えて燃える展開に突入するというのは、ストーリー構成としては、失敗だったんじゃないかなー。少なくても、ちょっと不満が残っちゃうよね。

そういえば、ラストのほうで、「イコライザー」が出ていた気がするのだけど、やっぱり、ダッシュエックス文庫の新シリーズがらみかしらん。

[ 2015.03.10 ]