2007年 5月 1日
▽ [漫画]『おおきく振りかぶって /ひぐちアサ』、7巻まで購入&読了。うわぁ、初戦が終わらねぇ~~。いや、このペースで高校三年間を描こうと思ったら、いったい何巻かかるんだ(^^;。……とにかく、キャラがみんないい子で気持ちがいいわ。そして、頭脳戦を基調とした対戦が非常に燃える。もう、久々にハマる野球漫画だわ。8巻は5/23発売かぁ。
▽ [TV]『NHKスペシャル 高速ツアーバス格安競争の裏で』。法律違反してるのに、そんなに堂々と TV に出ていいのか(苦笑)。いや、過当競争のため法律の定める最低価格の半値以下でバスを運行することが常態化していて、そんな安値だから当然安全が維持できない、という話だったのだけど、バス会社を虐げる悪役として扱われてる旅行会社も、法律を無視して安価で受注してるバス会社も、社名を明かして取材を受けるにはマイナス面しかないと思うのだけど、良く取材をO.K.したよなー。
▽ TVアニメーション作品「らき☆すた」監督交代のお知らせ。4話もふつーに面白かったんだけどなー。少なくとも、作品のクオリティに問題はなかったと思うんだけど、むしろマネージメントとか人間関係とか、そっちの問題? ……ネタだったら凄いんだけどな(^^;。
2007年 5月 2日
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エンターブレイン ファミ通文庫
◆ “文学少女”と穢名の天使 /野村美月 -
うわぁ、ほんと重いなぁ。行方不明のななせの親友・夕歌を探すななせと心葉。探していくうちに、ななせにも秘密にしていた夕歌の暗く哀しい秘密が明らかになっていく……。相変わらず、ミステリ的な構成の巧みさは素晴らしいなぁん。そして、切なく綺麗な結末も見事。
ただ、あとがきに「琴吹さんメイン」と書いてあったので、ななせの恋愛模様をめちゃ期待して読み始めたわけよ。うーん、確かにななせがメインなのだけど、心葉との嬉し恥ずかし展開が少ねぇよっ!! 特に、中学時代の思い出を語る部分とか、もっと盛り上げろよっ!! まあ、今回は、夕歌を心配するななせと、そんなななせを支える心葉という位置付けだったからなぁ。や、遠子先輩の出番も減ってしまっていて、キャラクタ小説としては、ちょっと残念でした。
まあ、ななせと心葉の関係は大きく変わったわけだし、心葉と美羽の関係もほぼ明らかになってきたし、次巻いよいよはじまるハズの美羽編が非常に楽しみです。……しかし、ななせがヒロイン的な側面が強くなっていくと、遠子先輩の位置付けは、どうしていくつもりなんだろう。受験だし(^^;。
参考:
感想メモリンク → Mr.もやしさん、 黒白さん、 Shamrockさん、 読丸さん、 deltazuluさん、 ゐんどさん、 notDoさん、 新型さん、 hobo_kingさん、 parganさん、 kanadaiさん、 和泉うららさん、 mizunotoriさん、 iris6462さん、 NOGさん、 Run2さん[ “文学少女”シリーズ ]
2007年 5月 3日
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集英社 コバルト文庫
◆ 流血女神伝 喪の女王(6) /須賀しのぶ -
タイアスはどうした、タイアスはっ!! や、結局は、タイアスとザカリアの夫婦喧嘩のために被害を被る人間たち、という話なわけだけど、こー、タイアスの甲斐性がないから、みんな苦労してるんだよっ!! たまには信者を助けてやれよ、ルトヴィアは本拠地なんだろっ、ドーン可哀相だろっ、うわ~ん(T-T)。
ルトヴィア帝国の皇帝ドーン倒れる。ドーンが意識不明で生死を彷徨う中、皇后グラーシカを通してルトヴィアの支配を目論むユリ・スカナと、それに対抗するためにグラーシカの離婚とミュカの即位を画策するルトヴィア。一触即発な情勢の中、自分の立場に悩むグラーシカとミュカ。そして、ドーンとルトヴィアはホントに滅してしまうのか?という話。……あとがきによると、あと二巻で完結ということで、とにかく緊迫する情勢になっていて凄いことになってますっ!! ただ、あんまりルトヴィアの話とカリエの話はリンクしてない気がするのだけど、どう纏めるつもりなんだろ。とにかく、続きが楽しみです。
参考:
感想メモリンク → 葉月あきさん、 deltazuluさん、 月季さん、 永山さん[ 流血女神伝 ]
▽ 連休に入ってから、サトウのごはん+納豆ばかり食べてる気がします。
▽ いや、本のまとめのページ を、どう纏めようかというのは昔からの課題で、試しにレーベルごとに分けたらどうだろう?と思ったのだけど、ハヤカワSFシリーズJコレクションぐらいの量でもめんどくさいわ。これじゃ電撃文庫なんてやってられねー。うーん、やっぱり、今のうちのシステムだと手詰まりな予感が(^^;。
2007年 5月 4日
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角川書店 スニーカー文庫
◆ 円環少女 (5)魔導師たちの迷宮 /長谷敏司 -
うわぁ、うわぁ、うわぁ~~~。その展開は凄ぇ~~。とにかく、ラストの展開が全てだよなぁん。や、仁とメイゼルの明日はどっちだ?!
核爆弾はテロリストの手に落ち、きずなと神和は王子護ハウゼンに連れ去れる。仁たち《公館》の面々は、核によるテロを防ぎ、きずなと神和を救うことができるのか? という感じで、警察と協力体制を築いたり戦中や全共闘時代の歴史が絡んだりと、現実世界に即した方向で物語のスケールが大きくなってるのだけど、その割には説明がぜんぜん足りず説得力がねー。や、魔法世界と謎の非合法組織が中心のファンタジーならともかく、ある程度現実に則すなら、もっと違和感を消してくれないと没入できないよなぁ。
そして、足りないのはキャラの描写も同様で、作者の都合で動かされてるだけにしか見えないのよな。や、作者の意図はわかるんだけど、そのキャラの想いや葛藤がきちんと伝えきれてないのが残念無念。……なんというか、全体に、書くべきことと書く必要のないものの取捨選択が全くできてない予感。印象的なシーンをなんでもかんでもぶち込めば良いってもんでもないだろー。
そんなこんなでこの巻は、やたら出来の悪い部分が目立って仕方がなかったのだけど、それはともかく、ラストの展開がとにかくスゲー、めちゃスゲー。マジに続きはどうなるんだぁ~~。
参考:
感想メモリンク → INNさん、 adramineさん、 吉田@HZさん、 Shamrockさん、 deltazuluさん、 Run2さん、 hobo_kingさん、 kanadaiさん、 仮面の男さん、 コモリケイさん、 永山さん、 ゐんどさん、 mizunotoriさん、 iris6462さん[ 円環少女 ]
2007年 5月 5日
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富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ 鋼殻のレギオスV エモーショナル・ハウル /雨木シュウスケ -
おもしろい、おもしろいっ。特に、合宿の朝のやり取りが、さいこーーーーっ!!
そゆわけで、レイとん一行は二泊三日の合宿へ。レイとんを巡るニーナ、フェリ、メイシェンの戦いの行く先は? 深夜の密会はどうなる? といった感じで、いやぁ、おもしろかった。この作品は今回みたいに、変にスケールを広げずに、レイフォンのごく周辺の仲間たちだけを多少コミカルな演出で描いた方がおもしろいと思うのだけどなぁ。といっても、次回はキビシイ内容なのかしらん? リーリンも本格参戦して、もっと軽い内容になってくれると嬉しいんだけどなー。
[ 鋼殻のレギオス ]
2007年 5月 6日
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ホビージャパン HJ文庫
◆ ビンヅメ乙女ゴコロ /雨森麻杜 -
ヒロインが眼鏡でドジっ娘という表紙に惹かれて買ってみたのだけど、ううぅ、微妙というか、未完成品のまま出版されてしまった感じで、がび~~~ん(T-T)。……それと、この表紙のデザインはセンスが悪くて駄作臭漂うんだけど、HJ文庫には、もちっとまともなデザイナーはいなかったんかい?
眼鏡でドジっ娘な遥乃と主人公の継人は恋人未満な幼なじみ。そこに偶然出会った鬼娘の朱留が入ってきて、遥乃と継人の関係はどうなる?というお話なのだけど、正直、出来は非常に悪い。いろいろな設定がほとんどストーリーと関係してなかったり、そもそも、そのストーリー自体がちぐはぐでブツ切れだったりして、はっきり言って、まだ商品になってないレベルだと思う。あとがきに、「初期の企画から改稿を重ねて意味不明なものになってしまった」みたいなことが書いてあるんだけどまさにそんな感じで、わかってるんなら、もうちょっと、どうにかしようよ(^^;。
いや、キャラのやりとりや、コンセプトはきちんとおもしろかったので、そんな商品未満のレベルで出版されてしまったことが非常に残念。あああぁ、ここまで改稿したんなら、もうちょっと、ほんとにもうちょっと粘って欲しかった。めちゃくちゃもったいない。……というか、担当編集の人は、なんでこんな中途半端な段階で、原稿をO.K.してしまったんだっ。きちんと仕事してくれよ。めちゃ泣ける(T-T)。
参考:
感想メモリンク → deltazuluさん、 asyminorさん、 コウさん[ ビンヅメ乙女ゴコロ ]
2007年 5月 8日
▽ 昼夜逆転が直らず、夜眠れません(T-T)。
▽ [TVA]『らき☆すた』#5。バルサミコ酢(笑)。
▽ 作家心理と、ファンレター。ネガティブ評を読んでマイナスの影響が出る作家のために担当編集者がフィルタリングソフトを導入してあげるケースがある、という話。……“これ読んでへこむ様な人はそれこそネットごと遮断した方がいいんではないか”というのは、まー、そうだよなぁ。
▽ 『BROKEN THUNDER』の稚拙なコメントとお詫び。未完成で販売→アップデートで対応というのは、ままあると思うのだけど(苦笑)、……しかし、“稚拙なコメント”って、虎の穴からでもクレームがあったのかしらん(^^;。
▽ なるほど、『BROKEN THUNDER』の経緯&動向については、騒動のまとめWiki を一読すべし、ということですカー。しかし、“現状全員尻をまくってる状態”というのは、にんとも。
▽ booklines.net がページランクダウン? Googleダンスの脅威ということなのかしらん? ……そいえば、以前は、わりとライトノベルのタイトルで検索すると、わりと上位に載ってたうちのページも、最近は、そうでもなくなりつつあって、しょぼん。ていうか、最近は、わりとライトノベル感想系のブログも増えてるしなー。
▽ [文庫]『ヤマモト・ヨーコ』完結編。“詳細は原稿が完成してから決定されますが、文庫ではなく単行本になるかも知れません”。……おい(^^;。
2007年 5月 9日
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中央公論新社 中公新書
◆ 核爆発災害 そのとき何が起こるのか /高田 純 -
おもしろいと書くと不謹慎な感じもするけれど、や、おもしろかったです。広島原爆やビキニ環礁の核実験などを検証することで、もし核攻撃を受けたらどうすれば生き延びれるか?ということを論じた内容。まー、核爆発は世間一般で言うほど絶望的な状況ではなくて、正しい知識があればそれなりに生き延びることが出来る、というのが骨子ですなぁん。
とりあえず、以下メモ。
- 空中核爆発(広島/長崎)と地表核爆発(ビキニ環礁)では被害は大きく違う
- これは地表核爆発の場合、大量の土砂が放射化され死の灰となるため
- 広島での放射線被害は半径2km以内だがビキニ環礁の核実験では150km以遠でも急性放射線障害が発生している
- 広島では、放射性物質は1週間で急激に減衰し1年後には核汚染は残っていない
- 地表核爆発のソ連核実験場では、50年経った現在でも危険なレベルの核汚染が残っている
- 広島での生存率は、爆心地から500mでは10%だが、2,250mで90%、4,000mで99%まで上がる
- 500m以内の近距離生存者のいた場所は、コンクリート建造物内、地下室、満員電車内に集中
- 近距離生存者の死亡時の平均年齢は 74歳。直後の死亡を避けられれば、健康被害は発生するが寿命が短くなることはない
- 即死者の主要な死因は、衝撃波によるガラス片の飛散による
- 核攻撃の警報があったら、可能であれば地下街へ。せめて、ガラス窓の見えないところに退避
- 都心が20ktの核攻撃を受けた場合、初期被害で50万人が死亡。負傷者は300~500万人。その後の死傷者数は、放射線対策で軽減可能
- 在京テレビ局のうち、距離的にフジテレビだけは生き残る可能性が高い。他は全滅
- 東京タワーも爆心地が2,100m以上離れていれば生き残る可能性はある
- 地下鉄はおそらく無事。地下は核汚染も受けにくいので、都心脱出には地下鉄を使う
- 周囲の建物が大破してる地域(爆心地から2km以内)は、とにかく危険なので逃げる
- 半壊地域(2~5km)では、死の灰が降り注ぎ放射線が大量に飛び交う爆発後1時間は近くの屋内に退避。その後脱出
- 建物に被害がない地域(5km~)では、退避せずに、1ヶ月ほど部屋を閉め切って極力出歩かない方が安全。ただし、死の灰が降下する地域は除く
- 1ヶ月も経てば、野外の放射性物質は、比較的安全なレベルまで減衰する
- 出歩くときは、帽子、マスクは必須。ただし、死の灰が降ってるときは絶対出歩かない
- 死の灰を被ったらとにかく洗え。着てた服は屋内に持ち込むな
- 昆布を食べると吉
[ 核爆発災害 ]
▽ 電撃文庫新刊―『いぬかみっ!14 完結編(下)~fly high high~ /有沢まみず』『とらドラ・スピンオフ! 幸福の桜色トルネード /竹宮ゆゆこ』『アスラクライン(7) 凍えて眠れ /三雲岳斗』『うさぎの映画館 /殿先菜生』、購入。『うさぎの映画館』は新人作品。
▽ [TV]『クローズアップ現代 “カリスマ”続々登場! ブログ新時代』。書評メインの人も出てたけど(ここの人みたい)、昨年のアフィリエイトの結果は、12,000冊、100万円とのこと。月に直すと 8万円。NHK で取り上げられる人でもアフィリエイトの金額は本代程度で、生計を立てるには程遠いのかぁ。夢がない(T-T)。
▽ しかし、ラノベ中心で100万円/年を稼ごうと思ったら、bk1で5~6万冊ぐらいの売上が必要? や、電撃組が年間1,700冊という話を考えると、ムチャだよなぁん。いや、アルファブロガーな人のブログのアクセス数は20~30万/月ぐらいらしいので、単純なアクセス数なら実はうちともそんなに大きくかけ離れてるわけでもないんだけどなぁ(^^;。
2007年 5月 10日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ いぬかみっ! 14 完結編<下>~fly high high~ /有沢まみず -
超最高傑作。なでしこ、せんだん、いぐさ、たゆね、ごきょうや、てんそう、フラノ、いまり、さよか、ともはね、薫、カオル、仮名、大妖狐、赤道斎、はけ、宗家、留吉、狸、河童、それに新堂ケイや変態たち、そして、ようこと啓太。全てのキャラが活躍しつつ一つになって、そして、綺麗に、とにかく綺麗に迎える大団円。ホントに素晴らしくて、感動のラスト。マジに泣けたよ(T-T)。
そゆわけで、シリーズ完結。なでしこの生命の代償は?薫は無事に復活するのか?そしてみんながみんなのために動き始める、という内容。とにかく、めちゃくちゃ綺麗で感動のラストでしたっ!! ……それにしても 1巻の頃は、「おもしろいけど、くだらなくて内容がない」と思っていたんだけど、ホントに化けたよなぁ。途中からは、特に薫の秘密と復活がストーリーの軸になるようになってからは、綺麗に読ませる作品になって、ほんと良いシリーズでした。次回作も期待しています。
参考:
感想メモリンク → Mr.もやしさん、 deltazuluさん、 狷介庵さん、 iris6462さん[ いぬかみっ! ]
▽ 講談社ノベルス―『イナイxイナイ /森博嗣』、購入。森博嗣の新シリーズかぁ。登場人物欄を見ると、萌絵がいない。絶望したっ!! <をい。いや、一応、見覚えのある名前はあるので、例によって、別シリーズとリンクしてそうだけど、どれぐらいの係わりなんだろ。
▽ MORI LOG ACADEMY: イラストレータの待遇。文芸の出版界ではイラストレータの待遇が非常に悪いという話なのだけど、ライトノベルでも似たような感じなのかしらん?
▽ アフィリエイトで電撃組並の売上げの人がっ!! さすが、ラノベの杜 は違いますねぇ。羨ましいです。
▽ うちはさすがにそこまでの売上げはないのですが、それでもアフィリエイトの嬉しいところは、感想で誉めると、それがある程度売上げに反映されて見えてくる部分です。ごく稀にけちゃんけちゃんに貶した作品でも買われていく方がいるのが謎ですが(^^;。
2007年 5月 11日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ とらドラ・スピンオフ! 幸福の桜色トルネード /竹宮ゆゆこ -
うひぃ~~~、恥ずかしすぎますっ、最高傑作級ぅ~~~~~。いやぁ、「あはん」「うふん」と全編とにかくピンク色。あまあまらぶらぶでこっ恥ずかしい、非常に良質なラブコメディです。『とらドラ!』の番外編となってはいるけど、ストーリーはあまりリンクしてなくて、『とらドラ!』を読んでない人でも、きちんと楽しめます。……というか、タイトルから『とらドラ!』の名前を取ってもいいぐらいだと思うのだけど、なぜ、番外編?
そゆわけで、生徒会庶務の富家幸太は、生徒会長の妹で無防備に天然系な狩野さくらと出会い惹かれあう。しかし、富家幸太の激しい不幸体質が災いして、二人の行く先にはトラブルがいっぱい、という内容。『とらドラ!』本編の主要キャラの一人、北村祐作が話に絡むものの、基本的に本編とは別ストーリー。トラブルを巻き込む不幸体質という設定が、コミカルな恋愛ストーリーに非常によくマッチしていて、ほんと初々しくラブラブなこっ恥ずかしいラブコメとして良く出来ています。エロいしなっ(笑)。サブキャラ含めて生徒会のメンツもなかなか楽しくて、ほんと、おすすめです。
……しかし、これじゃあ、大河は勝ち目がないよなぁん。
参考:
感想メモリンク → 読丸さん、 INNさん、 asyminorさん、 deltazuluさん、 新型さん、 adramineさん 黒白さん、 和泉うららさん、 あずみん、 NOGさん、 mizunotoriさん、 kanadaiさん、 ゐんどさん、 iris6462さん、 永山さん、 コモリケイさん[ とらドラ! ]
2007年 5月 13日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ アスラクライン(7) 凍えて眠れ /三雲岳斗 -
いまいち。とりあえず、帯や冒頭で修学旅行を強調してるけど、修学旅行の設定は全く生かせてないよなー。そして今回スポットを浴びる立ち位置のはずの玲子や哀音の扱いもすげー中途半端だしなー。
怪我をした玲子の面倒を見ることになってしまった智春。ツンな玲子はデレ化するのか?という内容。……って、う~ん、なぜ玲子を面倒を見ることになったのか、とか、なぜ修学旅行なのかとか、その他もろもろ、作者の意図はわかるんだけど、ストーリー構成的には明らかに失敗してるよなぁ。そして、構成的に失敗してる代わりに、キャラの魅力を引き出してるかというと、そっちも微妙ぉ~。ストーリーもキャラも、ギャグもシリアスも、いろいろやろうとして、どれも結局、中途半端になってしまってる予感。
正直、切るに切れずにだらだら買ってるような状況なのだけど、確かにシリーズ上の大きな転換点にはなってるので、とりあえず、次回に期待かなぁ。
参考:
感想メモリンク → notDoさん、 deltazuluさん、 hobo_kingさん、 吉田@HZさん、 INNさん[ アスラクライン ]
2007年 5月 14日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ うさぎの映画館 /殿先菜生 -
骨董品店を手伝う少女・静流の平凡な日常を描いた、ほのぼのした良い話。新人作品にしては、非常に良く出来た内容なのだけど、ただ、全体にちょっと地味だよね。や、単に地味というより、物語の各構成要素が、いまいち繋がってないので、生きてこない予感。せめて、もうちょっとトラウマを上手く使ってストーリーの軸を作ってくれてたら、もう少し「心温まる話」になったと思うのだけどなー。出来が良いだけに、ちと物足りない部分があって残念無念。
参考:
感想メモリンク → 新型さん、 asyminorさん、 Shamrockさん、 kanadaiさん、 deltazuluさん、 notDoさん、 adramineさん、 INNさん、 Run2さん[ うさぎの映画館 ]
2007年 5月 16日
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講談社 講談社ノベルス
◆ イナイ×イナイ /森 博嗣 -
新ヒロインの小川令子はかなり頑張っているとは思うんだけど、やっぱり萌絵には敵わないかなー。まあ、エピローグが非常に続きを期待させる内容なので、次巻がめちゃ楽しみです。
そゆわけで新シリーズ。あの
保呂草椙田事務所の助手二名が、都心の広大な屋敷で発生した謎の事件に挑むっ!! という内容。S&M、V、四季、Gに続く一連のシリーズの後継ということになると思うのだけど、Gシリーズはアレで終了ってこと? それとも、平行して続いていくということなのかしらん? そもそも、椙田寄りの視点になっていくと思うのだけど、萌絵はどのくらい絡んでいくんだろう。や、密室のトリックがどーこーというより、このシリーズの行く末がとにかく気になったりして(^^;。参考:
感想メモリンク → asyminorさん、 parganさん、 元さん、 deltazuluさん
▽ アキバOS >> 涼宮ハルヒの驚愕発売延期「理由は遅筆ではなく社内のゴタゴタ」みたい。『涼宮ハルヒの驚愕』の発売延期の理由は電撃文庫の横槍ため、という噂があるらしいのだけど、それはさすがにないと思うんだけどなー。どうなんだろう。
▽ りめジェネフェア第四回。“微妙なラインにいる(?)作家陣による手作りプレゼント企画”という話も、もはや、アニメ化作家が半分を占めてるんだよなぁ。
2007年 5月 17日
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文藝春秋 文春文庫
◆ ぼくと、ぼくらの夏 /樋口有介 -
麻子は、もちっとセオリー通りに活躍すると思ったんだけどなー。まー、可もなく不可もないという感じの青春ミステリーでした。……それにしても、高校生の描写や扱いが、ライトノベルと違うのが印象的だったのだけど、春一はなんであんなんでモテモテなんだ?(笑)。
クラスメイトの自殺に納得できない二人―警察官を父に持つ春一とヤクザの一人娘の麻子は、級友の自殺の真相を追ううちに、だんだんと惹かれあっていく……。まー、ミステリとしてはふつーにおもしろかったかしらん。良くも悪くも予定調和な展開。そして、キャラはライトノベルを読み慣れてると、多少違和感を感じる予感。ツンデレという麻子はともかく、やっぱり春一がなぁ(^^;。むしろ、親父の方を主人公にしたほうが作風的には違和感がなくてよかったんじゃなかろうか。<をい
[ ぼくと、ぼくらの夏 ]
▽ ちなみに、[WIN]『僕と、僕らの夏』の感想は、こちら。
▽ ガガガ・トークLIVE!! に、とりあえず当選したり。メールをプリントアウトして持ってこいとのことなのだけど、プリンタを持ってない私に、どうしろと(^^;。……ちなみに、2名まで参加可能なのだけど、プリントアウト可能で、一緒に行っても良いという方とかいます?<そもそも、わりとどうでもいい感じのイベントなんで、プリンタ持ってても行くかは微妙なんだけど。や、ゲストがグラビアアイドルって、どういう層を狙ってるんだ(笑)
2007年 5月 18日
▽ めちゃくちゃ首が痛い(T-T)。
▽ [漫画]『てけてけマイハート(6) /竹本泉』、購入&読了。「いつのまにか吉田のぞみ(30)にーっ」って、はじまってから6年も続いてるのか。いやぁ、ホントいい感じに続いてるなー。そして、眼鏡っ!!
▽ STUDIO CELLOのライトノベルレーベル“カノン文庫”創刊決定! セロだからカノンなのかしらん。や、編集部の意図はともかく、鍵系の作品ばかりが集まったらおもしろいのに(^^;。
2007年 5月 19日
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ソフトバンククリエイティブ GA文庫
◆ おと×まほ /白瀬 修 -
いい意味でバカ(笑)。無理やり魔法少女にされてしまった少年の話なのだけど、非常にコミカルでおもしろかったです。内容ないけどなー。……まあ、ネタとしてはおもしろいんだけど、ストーリーメイクには、明らかに失敗してるのが、にんとも。伏線の置き方とか下手すぎるだろ(^^;。どうせストーリーなんていらないような内容なんだから、素直にネタだけで攻めりゃいいのに。
しかし、私にとって、魔法少女モノの基本は[TVA]『クリィミーマミ』なんで、魔法少女って擬似三角関係のためのギミックという印象が強いのだけど、最近の魔法少女モノって、基本的にバトル中心なのんな。や、この『おと×まほ』も、恋愛要素はほとんどないのがなー。
[ おと×まほ ]
▽ 痛みが首から肩に広がってる(T-T)。痛くてパソコンのキーも打てにゃい~。
▽ B's-LOG文庫新刊―『ファルティマの夜想曲 恋するカレン /葉山透』、購入。
▽ booklines.net: [森博嗣] イナイ×イナイ。“美術品鑑定業ってところで気づけよ”。や、とりあえず、『ηなのに夢のよう』の再読をお勧めします(^^;。
▽ GORRYさん経由 で、ネットプリント。うわっ、PCデータをコンビニでプリントアウトできるサービスがふつーにありましたか(^^;。ありがとうございます。
2007年 5月 20日
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エンターブレイン B's-LOG文庫
◆ ファルティマの夜想曲 恋するカレン /葉山 透 -
冒頭からベッドシーン。ヒロインは娼婦かよっ!! ……さすが、少年向けじゃない葉山透は一味違うぜっ!!<をい
港町ファルティマで娼婦として働くカレン。あくまでビジネスとして男と肌を重ねていたカレンの前に、はじめて気になる客が現れて……。というわけで、男を知り尽くした娼婦の遅れてきた初恋といった内容。『9S』の葉山透が少女向けレーベルにっ!! というのが売りなのだけど、う~ん、正しく少女小説してるんだけど、むしろ、ありがちで凡作になっちゃってるのがなー。ていうか、恋愛モノとしてみたら、いまいち。魅力的な男性を数人用意してヒロインが場当たり的にふらふらというのはパターンではあるんだけど、そのままパターンを取り入れるだけじゃ駄作だろ。いや、葉山透が今までの技術を生かしてる部分がさっぱりなくて、単に新人作家が初めて少女小説を書いてみました、というレベルでしかないのがなー。
参考:
感想メモリンク → 月季さん、 deltazuluさん、 葉月さん、 t-snowさん、 iris6462さん[ ファルティマの夜想曲 ]
▽ 今更感もあるけど、Google Analytics を一部のページに導入してみたり。
▽ 富士見ファンタジア文庫新刊―『鋼殻のレギオスVI レッド・ノクターン /雨木シュウスケ』『クジラのソラ03 /瀬尾つかさ』『黄昏色の詠使いII 奏でる少女の道行きは /細音啓』『あくまデふぁんたジー!? /神野オキナ』、購入。
2007年 5月 21日
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富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ 鋼殻のレギオスVI レッド・ノクターン /雨木シュウスケ -
第二部スタートということでいろいろなネタを仕込んでるだけなので、この巻だけではにんとも。ただ、今までは設定を拡大すると粗が目立って酷くなるので、ちと不安だなー。
グレンダンを旅立ったリーリンは、立ち寄った学園都市マイアスで奇妙な事件に巻き込まれる。一方、行方不明のニーナを想い、心を傷めるレイフォンとフェリは……。というわけで、いきなり第二部スタートで新たな設定が追加されまくり。正直、消化不良になっちゃってるのだけど、まー、次巻次第かなぁ。や、いよいよ合流しそうなリーリンに期待ということで。
参考:
感想メモリンク → notDoさん、 hobo_kingさん、 deltazuluさん、 永山さん、 mizunotoriさん、 somaruさん、 ゐんどさん、 iris6462さん[ 鋼殻のレギオス ]
▽ PHSのバッテリーを購入。や、まだ、買って半年なのにバッテリーが一日持たない状態になってたので(汗;。
- イベントには、中村九郎、原田宇陀児も出席
- 創刊作品には、やはり、ノベライズが多い&注力してるという印象
- 「ライトノベルの源流の一つはエロゲである」と分析していてエロゲ的なものに力を入れている
- 一応、特定ジャンルに特化するのではなく幅広くなんでもありな方向を目指しているみたい
- 作家陣は、4人の編集者それぞれの好みやコネクションで集めた模様
- で、グラビアアイドル水崎綾女はあまりに場違いで可哀相でした(^^;
- 私的ファイル deltazulu 記録再開 - ガガガトークLive!!いってきました
- 平和の温故知新@はてな - 中村九郎も来ていた「ガガガトークLive!!」イベントレポート
- Shamrock’s Cafe - ガガガ・ガガガ・ガーオガイg(ry
- ライトノベル名言図書館 : ガガガトークLive!!へ行く
- M&L日記 - ガガガ・トークLIVE!!
- かちぼし - ガガガ文庫創刊イベンドに行くの巻
- 気が向いたらのライトノベル週報 - 「あとで書く」と書いておけば、書くかもしれないから ← 削除予定らしい
[ ガガガトークLIVE!! ]
2007年 5月 22日
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富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ クジラのソラ03 /瀬尾つかさ -
素晴らしいぃ~~~。凄い勢いで風呂敷を広げつつ、きちんと盛り上がる盛り上がる。そして、なんだそのラストの展開はーーーーっ!! すげーよ、すげーよ、次巻はどうなるぅぅ~~~。
くじら憑きの兆候を見せる冬湖。そして、WG準決勝の敵として、宇宙に消えたはずの冬湖の両親が立ちふさがる。WG裏で、いったいなにが起こっているのか!? といった内容。前巻のコズミックイーターとの戦いと比べると、敵の脅威は弱まってる予感もするのだけど、風呂敷だけは広がる広がる。そして、広げた風呂敷の分だけきちんとおもしろく盛り上げていて、いやぁ、ほんと素晴らしいわぁ~。いよいよ次巻で最終話ということで、ほんとむちゃくちゃ盛り上がっていて、すげー楽しみ。きちんと、風呂敷はたためるのかっ(^^;。
参考:
感想メモリンク → Shamrockさん、 deltazuluさん、 NOGさん、 ゆーいちさん、 ゐんどさん、 INNさん、 永山さん、 mizunotoriさん、 iris6462さん[ クジラのソラ ]
2007年 5月 23日
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富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ 黄昏色の詠使いII 奏でる少女の道行きは /細音 啓 -
1巻同様、綺麗で良い話でした。それに、この作品に対する作者の思い入れも良く伝わってくるのもいい感じ。……ただ、ちょっとシチュエーションや展開に無理があるように感じられたのが、残念なんだよなぁん。
夏休み。ネイトたちは補講の一環として海辺の分校へ。旅行ではしゃぐ級友たちの中で、エイダは一人悩みを抱えていた……。というわけで、1巻では脇役だったエイダをメインに添えて、エイダの特殊な生い立ちと悩みを描きつつ、今後に繋がる伏線を仕込む、と言った内容。少女の自分探しの話としては綺麗でいいんだけど、とりあえず、いきなりカインツ影薄い(笑)。さらに、いろいろな点でストーリー内での「夜色名詠」の扱いが暴落してるのがちょっと(^^;。……単巻ならばこれで良いけど、1巻の続きとして読むと、いろいろと無理があるのが残念だよなぁ。さて、続きはどうなる?
参考:
感想メモリンク → notDoさん、 新型さん、 葉月さん、 hobo_kingさん、 INNさん、 deltazuluさん、 t-snowさん、 コウさん、 adramineさん、 永山さん、 iris6462さん[ 黄昏色の詠使い ]
▽ アニマライトの問題。そもそもうちは、キャッシュをまともに取ってもらえてません(T-T)。<たまにしか感想を拾ってくれない上に、キャッシュの保存も変だったりするのよ
▽ ちなみに、今、ライトノベルの感想リンクサイトでは、リクリップス が最強だと思うので、そもそもリクリップスがあれば、他の感想サイトはいらないんじゃないか、という気もしてたりして(^^;。
2007年 5月 24日
- 06/01 [文庫] うらにわのかみさま ~邪神さまにおねがい~ /神野オキナ
- 06/01 [文庫] グランドマスター! 総長はお嬢さま /樹川さとみ
- 06/08 [文庫] SHI-NO ―シノ― 呪いは五つの穴にある /上月雨音
- 06/15 [漫画] 海皇紀(32) /川原正敏
- 06/19 [文庫] 十八時の音楽浴 漆黒のアネット /ゆずはらとしき
- 06/20 [文庫] 殺×愛7 ―きるらぶ SEVEN― /風見周
- 06/25 [文庫] かのこん7 ~さよなら、オオカミ~ /西野かつみ
- 06/25 [文庫] ねくろま。 /平坂読
- 06/29 [文庫] ヴェルアンの書 /榎木洋子
- 06/30 [文庫] バード・ハート・ビート 夜姫天炎! /伊東京一
- 06/30 [文庫] 108年目の初恋。(2) /末永外徒
▽ [TV]『めざましテレビ』で、ガガガ&ルルル文庫の CM をやってて、ちとビックリです。
▽ [漫画]『おおきく振りかぶって(7) /ひぐちアサ』、購入&読了。桐青戦、いやぁ、そういう決着ですかぁ。構成的には勝ち負けどちらもありえそうだったので、非常に展開が気になる内容でした。……それにしても、阿部はあんまりに不憫だよなぁ。
▽ [TV]『プロフェッショナル 装丁家 鈴木成一』。本のカバーデザインをやってる人の話。橋本紡の本もあった予感(^^;。それにしても、ふつーにフリーでやってると、料金未払い、いきなりの契約破棄、無理な〆切の押し付け、高圧的な原稿の取り立て、というのが当たり前に発生するのかー。出版業界は大変すぎる~。……今回の人は、倒れて入院したのをきっかけに、事務所にくる条件の良い仕事だけを受注 → 仕事を減らす代わりに質を上げる → 仕事の評価が上がって成功、みたいなことらしい。
2007年 5月 25日
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富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ あくまデふぁんたジー!? /神野オキナ -
内容が薄くネタも低調。や、神野オキナらしい作品だとは思うのだけど、せめて、もうちょっとネタが面白くないとなぁ。さくさく気楽に読める点では悪くはないけど、ダメダメ。
神野オキナの初富士見ファンタジア作品。のんきな倫弥が偶然落ちこぼれな悪魔ランニーヤを召喚することではじまる日常系ドタバタコメディ。……って、う~ん、ほんと、書くことに困るぐらい中身がない(^^;。軽くのんびりした日常系コメディは、神野オキナらしくはあるんだけど、こー、いつもに増して、骨がなければネタも弱いのよ。ちょっと酷いなぁ。
参考:
感想メモリンク → あずみん、 deltazuluさん、 INNさん[ あくまデふぁんたジー!? ]
▽ ガガガ文庫新刊―『人類は衰退しました /田中ロミオ』、ルルル文庫新刊―『沙漠の国の物語 ~楽園の種子~ /倉吹ともえ』、MF文庫J新刊―『ゼロの使い魔11 追憶の二重奏 /ヤマグチノボル』、購入。あう、『沙漠の国の物語』は間違ってCD付きを買ってしまった、聴かないのに(T-T)。……一応、田中ロミオとルルルの大賞は買ってみたけど、まあ他は、評価待ちという感じで。
▽ “ガガガ文庫の「武林クロスロード」:深見真が エロ的になかなか凄いことになっていると小耳に”。先のイベントでは、「全国のPTAに挑戦」みたいなことを言っていたのだけど、マジにぎりぎりの線を狙ってたんだろうか(^^;。
2007年 5月 26日
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メディアファクトリー MF文庫J
◆ ゼロの使い魔11 追憶の二重奏 /ヤマグチノボル -
相変わらずのルイズでした。ただ、ストーリーの転換点的な話だったので、見せ場としてはちと弱いか。……タバサの母を無事救出したルイズ一行。タバサとその母を見ているうちにサイトは望郷の念に駆られるように、という感じの内容。タバサがもうちょっと頑張るかと期待してたのだけど、ルイズから一歩引いた感じなので、そこはちと残念無念。シエスタもちと影が薄くなっちゃってるしなぁ。私的には、もっとラブバトルが見たいわけですが(^^;。
参考:
感想メモリンク → hobo_kingさん、 deltazuluさん、 asyminorさん、 INNさん[ ゼロの使い魔 ]
ライトノベルの源流の一つには『雫』『痕』といった美少女ゲームがあると考えています。
だから、『雫』の原作とも言える『オモイデ教』の外伝を企画し『ホワイトアルバム』の原田宇陀児に執筆を依頼しました。
まー、その編集の人はどうみてもエロゲ好きで、「美少女ゲーム的なものをラインナップに増やそう」という気概がよくわかるトークだったので(笑)、その編集の人のいうオーケンの影響は、あくまで、『雫』を介した間接的な影響という意味な予感(^^;。
……しかし、ガガガ文庫も、もし、『ハヤテ』『ぼくらの』『FREEDOM』がコケて、『オモイデ教外伝』『人類は衰退しました』『武林クロスロード』辺りが当たったら、今後のレーベルのカラーはなかなか楽しいものになると思うんだけど、そうはならないかなー。<をい
2007年 5月 27日
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小学館 ガガガ文庫
◆ 人類は衰退しました /田中ロミオ -
まったりのほほんとした傑作。や、雰囲気としては、竹本泉の『ねこめ~わく』を彷彿とさせる感じなんだけど、あんな感じで非常に和むよなぁん。ホントに素晴らしい。
人類が衰退し、可愛い妖精さんたちが暮らすようになった未来。そんな牧歌的となった世界で、妖精さんと人の間を取り持つ“調停官”の少女と、小さくお菓子大好きな妖精さんたちの、のほほんまったりとしたお話。牧歌的な世界観の中で、いーかげんな性格の少女といい、コミカルで変な妖精さんといい、非常に雰囲気が出ています。いやぁ、ほんとまったりと和むよなぁ。オススメっ!!
参考:
感想メモリンク → 平和さん、 読丸さん、 Mr.もやしさん、 mizunotoriさん、 asyminorさん、 コウさん、 Shamrockさん、 hobo_kingさん、 新型さん、 deltazuluさん、 コモリケイさん、 永山さん、 INNさん、 ふなさん、 megyumiさん、 ゐんどさん、 adramineさん、 黒白さん、 狷介庵さん、 kanadaiさん[ 人類は衰退しました ]
▽ いきなりグラフィックボードが逝きました。ギャーーーースっ!!
▽ MF文庫J新刊―『あそびにいくヨ!10 わるいことしまし? /神野オキナ』、C★NOVELS新刊―『フリッタ・リンツ・ライフ /森博嗣』、購入。
2007年 5月 29日
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小学館 ルルル文庫
◆ 沙漠の国の物語 ~楽園の種子~ /倉吹ともえ -
びみょ~。いや、無難に上手いことは上手いんだけど、尖がった部分がないのよん。せめて、砂嵐旅団の設定を生かして終盤で盛り上げてくれたら、印象変わったんだろうけどなぁ。
第1回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門、大賞受賞作。天真爛漫で元気な少女ラビサは、沙漠に水をもたらすという奇跡の種子を運ぶ“シムシムの使者”に選ばれる。盗賊“砂嵐旅団”が暗躍する中、ラビザは無事に使命を果たせるのかっ!! と言った感じで、ストーリーは非常にオーソドックス。まあ、オーソドックスなストーリーや設定は、わりと上手いんだけど、問題は演出なんだよなー。いや、このストーリーと設定で、なんで盛り上がらないんだ(^^;。結局、無難に書けてはいるんだけど、それ以外にはなんだという部分がなくて、どうにも物足りなさを感じる内容。いまいちでした。
参考:
感想メモリンク → t-snowさん、 葉月さん、 Shamrockさん、 新型さん[ 沙漠の国の物語 ]
2007年 5月 30日
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メディアファクトリー MF文庫J
◆ あそびにいくヨ! 10 わるいことしまし? /神野オキナ -
いつも通り。ただ、騒動の大きさの割に、ちょっと盛り上がりに欠ける印象だったかしらん。まあそれも、『あそびにいくヨ!』らしい部分ではあるのだけど。騎央たちの身近な話のほうが面白いしな。
エリス風邪をひく、の巻。そして、なかなか交流が進まないことに業を煮やしたキャーティアは騎央に難題を……。というわけで、今回で、「犬」の人を含め、いろいろな関係が整理されたわけなので、今後は大きい話にせずに、各キャラのまったりした話として進んでいくといいんだけどなー。
参考:
感想メモリンク → deltazuluさん、 adramineさん、 高森さん、 INNさん[ あそびにいくヨ! ]
2007年 5月 31日
▽ Ajax って、XMLHttpRequest を使えばいいのん? というわけで、ちとテスト↓。
▽ 感想リストを別ファイルにして、perlで整形。JavaScript経由で呼び出してる感じ。や、感想メモリンクの部分を、管理しやすいように日記本文から分離することを構想してたりして。さらに、リクリップス からデータを貰って来てマージというのもありかしらん?と思ったり思わなかったり(^^;。
▽ ダメダメです(T-T)。や、バグ報告ありがとうございましたm(__)m。……う~ん、ぐぐってみると、Ajaxって、高頻度で文字化けが発生するみたいですね。とくに、Mac の Safari だと。とりあえず、対策コードっぽいのを入れてみたり。やっつけなんで、まだダメかも(汗;。