2008年 6月 1日
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メディアファクトリー MF文庫J
◆ 死神ナッツと絶交デイズ /早矢塚かつや -
おもしろいおもしろい。とにかく、あざとい設定なのだけど、そこがなんと言っても素晴らしい。……ただ、プロットレベルでは、これ以上なく最高なストーリーに思えるのだけど、それだけに、もったいない部分が目に付いて、残念。いや、全体に、ちょっと完成度が低いんだよなぁ~。
最近、仲が良くなった二人の少女、詩夏と夜空。夜空と詩夏のどちらかしか助けられない状況に追い込まれた主人公・ホローの選択は?という内容なのだけど、やっぱり、このあざとさが素晴らしい。そして、二人のヒロインがすごく魅力的なのよ。どこまでもヒロイン的な詩夏と、ぜっこーぜっこーと連呼するツンデレ風な夜空。この二人のうち一人が死んでしまうとは、なんと、あざといことかっ!! ……ただ、全体に描写が足りず、展開も強引に思えてしまうのが、すごく残念。端的に完成度が低いだけなので、もうちょっと書き込んで欲しかったなぁ。
[ 死神ナッツと絶交デイズ ]
▽ そいえば、先週の [TV]『ETV特集』が石ノ森章太郎、[TV]『プライム10』が赤塚不二夫。微妙に昭和の漫画家特集で懐かしかったり。
▽ 昨日試しに貼ってみた、ジオターゲティングブログパーツ。ほぼ1日だけの集計でも、おおよそ全ての都道府県からのアクセスが確認されて面白い。あと、鳥取と宮崎からのアクセスがあれば、パーフェクトだったのに(^^;。まあ、東京、神奈川、埼玉の首都圏と、愛知、大阪からの多いのは当たり前か。ただ、三大都市圏からのアクセスは、せいぜい50%程度で、思ったより少ないのんな。
2008年 6月 2日
2008年 6月 3日
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角川書店 スニーカー文庫
◆ 円環少女 (8)裏切りの天秤 /長谷敏司 -
すげぇーーっ、めちゃくちゃすげぇーーーーっっっ!! なんという、ピンチの連続&スケールのでかい戦いっ!! もう、激しいバトルに次ぐバトルに、非常に面白かったですよっ!!
《賢者の石》を巡り、神聖騎士団の大規模な攻勢がはじまる。神聖騎士団と《公館》の戦いに、きずなと仁は否応なく巻き込まれていく……。という感じで、圧倒的な神聖騎士団の力の前に、ピンチに次ぐピンチ。いやぁ、めちゃくちゃ面白い。ていうか、全裸は遊びすぎだろっ!! 全裸はっ!!(爆笑)。いや、メイゼルも美味しすぎるよなぁ。そしてなにより、舞台を移した後の、終盤のバトルは、もう圧巻すぎる。ほんと、すげー面白かったですっ!!
ただ、相変わらず、下手なんだよなぁ。いや、無駄に凝った描写をしてる部分がある一方で、必要な設定や描写が圧倒的に足りてないのよ。特に、きずなの心情描写はダメダメ。もっと、読者に伝えるべき情報を取捨選択して、効果や演出を考えて描けばいいのに。めちゃくちゃ凄い展開だっただけに、下手な部分が目立って目立って、とにかく勿体無いんだよなぁ。
[ 円環少女 ]
2008年 6月 4日
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文藝春秋
◆ 荒野 /桜庭一樹 -
眼鏡っ娘・荒野の、少女から大人へ変わっていく様を描いているのはファミ通文庫そのままなのだけど、がはっ、第三部の某イベントは、もうガッカリですよ(T-T)。そして、イラストがないのは、ある意味、正解だと思ったりして。や、もし、そんなイラストがあったら、涙ちょちょぎれてますっ!!
そゆわけで、ファミ通文庫の『荒野の恋』第一部&第二部に、書き下ろしの第三部を加えた単行本『荒野』。ライトノベルレーベルのファミ通文庫から文藝春秋に移ったことで、もっと生々しくなるかと思ったら、第一部、第二部と比較しても、毒のない爽やかな青春ストーリーになっていて、あれれ? 第一部、第二部の素晴らしさは再確認できたものの、第三部は、正直、物足りないかな。かなり無難で予定調和的。せっかく直木賞を受賞して、好きに書ける自由を得たんだろうに、なにもファミ通文庫の編集部でも普通にO.K.にするような、無難な内容にしなくてもいいのに……。
まあ、無難で物足りない部分はあるものの、荒野を中心にした人々の描写は、やっぱり秀逸。大人でも子供でもない時期の、荒野の描写は、ほんと上手いや。荒野、さいこ~~。眼鏡っ娘、ばんざ~~~~いっ!!
[ 荒野の恋 ]
▽ 友達よりも、眼鏡っ娘な彼女が欲しい、今日この頃です。
2008年 6月 5日
[ 片岡ともラノベデビュー ]
▽ [TVA]『RD 潜脳調査室』#9。落ち度がないのに組織の都合で責任を取らされる課長っ!! せつなすぎる……。
▽ [TV]『クローズアップ現代 ランキング依存が止まらない』。読者の本の選ぶ方がランキング重視に偏向し、書店側も売れない本は即返品。結果として、売れない本は書店に並ばないこととなり、出版文化が危機に瀕している。……という内容だったのだけど、一日、2,000冊も書店に配本される現状で、売上げを無視して棚を作っていたら、そちらの方が異常。そりゃ、閉店もするよ。そもそも、即返品の問題にしても、ランキングのせいではなく、出版点数が多いことが原因なので、どうにも、ピンとのボケた番組になってしまっていて、にんとも。
2008年 6月 7日
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集英社 コバルト文庫
◆ アンゲルゼ 最後の夏 /須賀しのぶ -
日本総眼鏡って(^^;。あとがきに「眼鏡青春賛歌を謳いあげたアンゲルゼ二巻」とか書かれてるのだけど、中身的には、そんなに眼鏡眼鏡してないと思うぞ。
そゆわけで、「未孵化」として軍への入隊を余儀なくされ、平凡な学園生活から遠ざかっていく陽菜の日常。そんな陽菜に、さらに苛烈な運命が待ち受けていた……。という感じで、相変わらず、容赦なく追い込んでいくなぁ。いやぁ、素晴らしい素晴らしい。まあ、追い込んでるといっても、まだまだ、明るい部分はあるので、もっと苛烈にして欲しいところ。続く、初めての実戦投入と、湊の死亡イベントに期待していますっ!!<をい
[ アンゲルゼ ]
▽ ここ数日、体調不良で死亡中。
▽ asahi.com:「なんて素敵にジャパネスク」 作家の氷室冴子さん死去 - おくやみ。[文庫]『なぎさボーイ』(→Amazon)、[文庫]『多恵子ガール』(→Amazon)は凄く好きでした。なむ。
▽ (株)小学館を提訴。 雷句誠の今日このごろ。/ウェブリブログ。編集との確執を語っている陳述書の内容が凄いなぁ。いや、あくまで、雷句誠氏の視点なんで割り引いて見るべきなんだろうけど。
2008年 6月 8日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ とある魔術の禁書目録(16) /鎌池和馬 -
うおおおおおおぉぉぉぉぉ、熱い、めちゃくちゃ熱すぎるっっっ!! あまりに強すぎる敵・後方のアックア。そのアックアに立ち向かう、天草式十字凄教の面々。とにかく燃える~~~~っ!!
というわけで、当麻争奪戦で、いきなり五和がトップに立つの巻。って、当麻を巡る五和と美琴のアレコレも面白かったけれど、なんと言っても圧巻なのは、後方のアックアvs天草式十字凄教だよな。アックア、強いよ、強すぎだよ。そして、それに立ち向かう面々の、くぅ~~、めちゃくちゃかっこいい~~~。もうホント燃える展開で凄すぎですっ!! ……しかし、ここまで、敵のインフレが激しいと、当麻もそろそろ変身なり必殺技なり手に入れないと、どんどん影が薄くなる一方なんじゃ(^^;。
[ とある魔術の禁書目録 ]
▽ [漫画]『てけてけマイハート(7) /竹本泉』(→Amazon)、購入&読了。おもしろいっ!! いや、確かに、おもしろいんだけど、のぞみとしげるのアレコレもなく、家の新築ネタっ!! ……この漫画は、いったいどこに向かってるんだろう(^^;。
2008年 6月 9日
“他社の編集者から驚かれたのはこれだけではありません。小学館の編集者の態度、発言、作家に対しての扱い、あらゆることが「信じられない」と言われました”まあ、ここら辺は、主観が入っているだろうから割り引いて考えるとしても、
“問題のある作家には「お仕事をもらっている」という意識を持ってもらいたいし、問題のある編集者には「お仕事をしてもらっている」という意識を持ってほしいと思ったのです。(中略) その意識が、小学館という出版社には圧倒的に欠けている人間が多いというだけのことなのです”
“あれだけのすばらしい作品を生み出した雷句先生の原稿料がありえないくらい安いです!!!!!”雷句誠氏のブログ によれば、雷句誠氏の原稿料は、“白黒原稿は1ページ13,000円”……。
“新條の原稿料よりも遥かに安いってどう考えてもおかしいです! 確か、あの雑誌には1ページ10万とかの作家さんがたくさんいらっしゃるはず”
いや、原稿料については、松永豊和氏も自身の掲示板で、“IKKI時代の僕の白黒原稿の稿料は3万円だった”と書かれていて、原稿料の額を見ると、さすがにちょっと冷遇されすぎてる予感が。担当者との確執は、結局は、人間関係の問題だったとしても(でも、人間関係がここまで悪化するまで対処できなかったのは、会社組織として問題あると思うけど)、原稿料の低さは、なにかあったと勘ぐりたくなるよなぁん。
[ 小学館と雷句誠と新條まゆと ]
▽ [TVA]『コードギアス R2』#9。ニーナ大活躍の回だったのに、よりにもよって、ほとんどのシーンでニーナが眼鏡をかけていない件(T-T)。
▽ 秋葉原通り魔 事件発生現場の様子 - アキバBlog。よく行く場所だけに、あまりにショックが大きい。
2008年 6月 10日
2008年 6月 11日
▽ “BVシリーズは、数字が出せず、打ち切りになりました”(須賀しのぶのブログより)。[文庫]『ブラック・ベルベット』(→感想)は、打ち切りとのこと。残念無念。……あと、流血女神伝子供編は、来年らしい。
▽ “あとのことは久米田先生に任せるとして・・・”(新條まゆのブログより)。だははははっ、そこでそうくるかーーーーーっっっ!! いや、新條まゆ、素晴らしすぎるっ!!
▽ アキバ歩行者天国、当面中止の公算高まる(読売新聞) - Yahoo!ニュース。あうぅ、通り魔事件でこんなことに……。
2008年 6月 12日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ アスラクライン(10) 科學部カイメツ /三雲岳斗 -
がはっ、そういうことかーーーーーーーっ!!!!!! 次々と明らかにされる謎と、急展開するストーリー。特にラストが、めちゃくちゃ素晴らしすぎますっ!! ああもう、この後、どうなっちゃうんだぁ~~。
真相を知る操緒の姉・環緒と再開した智春。しかし、そんな環緒を巡り、激しいバトルが巻き起こるっ!! という感じで、いっきに明らかになる謎と、物凄い急展開。いやぁ、凄い凄い凄い凄い凄い。いやもう、そうか、そうくるかっ、まさか、そういう展開ですかぁ~。うわぁ~、ホントに続きはどうなるんだっ!? うひゃ~~~~~~~~。もう、すげー続きが楽しみですぅ~。
[ アスラクライン ]
▽ “メガネスキーは今すぐプレイするのだ!”。とりあえず、Amazonに 注文してみた。<DL販売は、ちとアレなんで(^^;
2008年 6月 14日
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メディアワークス 電撃文庫
◆ シフトI ―世界はクリアを待っている― /うえお久光 -
うわぁ、エピローグで感動っ!! めちゃくちゃ素晴らしいっ!! いやぁ、全体になかなか面白い内容なんだけど、ただ、この中高生をピンポイントにしたような、あまりに痛い設定は、気恥ずかしいというか、なんというか(^^;。
ゲームのようなファンタジー世界と夢を通じて行き来する、少年少女たちの物語。ハードカバーで出版されていたものが、今回、文庫落ち。もともとハードカバーなので、電撃文庫と違うターゲットを狙ってたのかと思ってたのだけど、むしろ、電撃文庫以上に、ガチに中高生向けだったので、ちとビックリ。いや、だから、続編は、文庫版のみで発売ということになったのかしらん。ハードカバーでは売上げ的に厳しそうだ(^^;。
それはともかく、おもしろかったっ!! 人間の本性が剥き出しになるファンタジー世界で、まっすぐな純粋さを持つ、まだ初心者レベルの少女・セラと、非人間な外見のため差別されているトカゲ男・ラケルの心の交流。いい感じのラブコメテイストで、微妙にエロが入るのも、さすがうえお久光、といったところ。そして、エピローグのエピソードがめちゃくちゃ泣けるなぁ。アレは卑怯だ。まあ、ストーリー的には序章といった感じなので、今後が楽しみ。ちと、現実世界側の話が弱いので、そちらの方も、もうちょっと強化してくれると嬉しいんだけどなぁ。
[ シフト ]
▽ 東北地方で地震らしい。岩手で震度6強。仙台も5強か……。
2008年 6月 15日
- ◆ [WIN] さかしき人にみるこころ /light
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#1
プレイ開始。唯一の攻略対象で眼鏡っ娘の亜利美(CV.青山ゆかり)は、激しくツンだな。……って、ちんまい娘・真路乃(CV.木村あやか)の方が楽しいぞ(^^;。だははははははっ、真路乃スゲェーーっ!! マジ、スゲェーー―ーーっ!! ほんとほんと、真路乃かわいいよ真路乃、って、むちゃくちゃいい性格してるなぁ~。“ぐへへのへ♪”って、真路乃ぉ~~~。……そして、どんちゃん(笑)。
って、ここで Bad End かいっ!! どの選択肢でミスったのか、全く見当がつかないんですが(汗;。
#2
オフィシャルホームページ の攻略記事を参考に、はじめから。って、うわぁ、こういうルート選択になってるのか、自力でやるには、めんどくさすぎる~。……で、前半戦は無事クリアして、後半戦に突入。
がはっ、そんな理由だったのかーーーーーっ!! ……そして、こいつら、『信長の野望 全国版』より後に生まれた世代だったのか。ちょうど私、大学受験時代に、ファミコンで『信長の野望 全国版』をプレイしてたよ。なんと残酷な設定(T-T)。
そして、無事に、エンディング。セーブからやり直して、別パターンも回収。……それにしても、ぇちしーんで、やたら眼鏡の有無を聞かれるのは、いったい(笑)。
#3
攻略記事にある「越前風すき焼き」を通過していなかったので、はじめからやり直し。エンディングがちょっと変化するだけで、基本的に一緒か。……CG は 100%になってないけど、これで一通りかしらん。
総評
真路乃、さいこーーーーーーーっっっ!!<をい。いや、進学への悩みを絡めた、筋のいい恋愛ストーリーでした。変に話を膨らませずに、コンパクトにテーマを絞ってるのが、勝利の鍵かしらん。正直、期待していた眼鏡っ娘要素はそれほどではなかったけれど、真路乃が可愛いいからいいか(^^;。つまり、ヒロインの亜利美だけでなく、ヒロインの友人として脇を固めるどんちゃん&真路乃といったキャラも、きちんといい味だしているのがナイスでした。
[ さかしき人にみるこころ ]
2008年 6月 16日
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ソフトバンククリエイティブ GA文庫
◆ ぷりんせす・そーど!(1) 戦うサツキとプリンセス /神野オキナ -
最近はやり?の女装?モノ。女装の似合う五月は、人違いで異次元からきた王女様・ファリィの騎士として戦うハメに……。という感じで、基本はドタバタラブコメなんだけど、いつも通りの、神野オキナらしく楽しい作品。まあ、コメディ路線で軽いところに、定型的なノリが強いので、ちょっと物足りない部分はあるかな。内容的にも、序盤で手探り感が漂っている&いまいち方向性が定まってない予感なので、続き次第ではあると思うけど。
[ ぷりんせす・そーど! ]
▽ ゲームの感想は、最近書いてなかったので、日記のスクリプトの処理が微妙に変だ(汗;。
▽ “やっぱりいちせさんは真路乃に転ぶのかー”。ぐはっ、“やっぱり”って、読まれてたっ!!(汗;。……[WIN]『さかしき人にみるこころ』の眼鏡っ娘・亜利美は、正直、好みのタイプの眼鏡っ娘ではないからなぁん。私が好きなタイプの眼鏡っ娘は、ほわほわした天然系なので(^^;。
▽ 出版業界問題(1)。雷句誠氏の訴訟問題に対する、イラストレータの騎羅氏による言及。角川スニーカーでも似たような問題があったのかしら……。
2008年 6月 17日
とりあえず、はじめに手札を集めて、ラストで自分の役を作る&他の人の役を壊すというのが、スタンダードな戦術なのかしらん? 数回のプレイでは、ルールを覚えて、自分の手元をコントロールするので精一杯。ほんとうは、捨て札や他の人の手を推測しながらプレイしなくちゃいけないんだろうけど、そこまでの余裕はなかったのが、残念でした。
ただ、キャラもののカードゲームとしては、いまいち物足りないかしらん。ゲームの勝敗を無視して「なにがあろうと、ひたすら自分の好きなキャラを愛でるぜっ!!」みたいな遊び方が出来ないのはマイナス。いや、キャラに気持ちを乗せるようなシステムになってないし、そもそも、『禁書目録』である必然性がさっぱりないのよなー。
しかし、『禁書目録ポーカー』が付属する [漫画]『とある科学の超電磁砲(2) /冬川基』の初回限定版は、Amazonでは、すでにマーケットプレイスのみ。定価1,680円に対し、最低価格が 2,400円からになってる。ていうか、転売目的が多すぎな予感。
[ 禁書目録ポーカー ]
▽ “いちせさんがダメと言い切ったも時ほど、逆にどれだけダメなんだろう? と好奇心がくすぐられるラノベのように”。がふっ、なんという話の枕(^^;。
▽ マンガや雑誌に埋もれ、仙台市の男性死亡 地震による可能性 - MSN産経ニュース。他人事じゃねーーっ!! ……というか、仙台の知り合い方面は、ほんとうに無事なんでしょうか。
2008年 6月 18日
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東京創元社 創元SF文庫
◆ ひとめあなたに… /新井素子 -
噂には聞いてたけど、なんというヤンデレっ!! とにかく、「あなたの為に チャイニーズスープ」のインパクトが強すぎるっ!!
隕石の衝突により、地球が滅ぶまで一週間。喧嘩別れした朗に一目会うために、圭子は自宅の練馬から朗の住む西鎌倉を目指す……。という感じで、逃れられない死を目の前に、日常のゆがみが大きくなり狂っていく人々、といった内容かしらん。“破滅SFの永遠の名作”と銘打っているけど、SF的な要素は皆無だと思うぞ(^^;。あくまで、狂気を描くことがメインなのよな。いやもう、「あなたの為に チャイニーズスープ」が、ひで~。「あなたの為に チャイニーズスープ」に限らず、インパクト勝負みたいな作品なんだけど、ほんとインパクトは凄まじい。細かな部分はかなり無茶してる印象なんだけど、あのインパクトには、すべて吹っ飛んでしまうよな。
[ ひとめあなたに… ]
2008年 6月 19日
▽ [漫画]『海皇紀(36) /川原正敏』、購入&読了。うわぁ、ガチに総力的な艦隊戦だっ!! むちゃくちゃおもしろいっ!! 『海皇紀』は、ずっと、これが読みたかったんだよなぁ。くぅ~~~~~っ!!
▽ エッジdeデュアル王立図書館<格闘司書の八角形のジャングル>: 大正野球娘。漫画化しますわ。 ドラマCDも出てる し、徳間は、[小説]『大正野球娘。』(→感想)を推してるのかしらん? ……それにしては、2巻がなかなか出てこないわけだけど(^^;。
▽ 栄養の無いサプリメント : こくち~。[文庫]『生徒会シリーズ(碧陽学園生徒会議事録)』(→感想) も漫画化なのか。
▽ ライトノベル読みにキーワードで勧める「新井素子」初めの1冊 : 今日もだらだら、読書日記。こうしてみると、ヤンデレ多いなっ!!、新井素子。
▽ MOON PHASE 雑記さん 経由で、まんが王倶楽部。ぐはっ、アリスソフトの新作に 『闘神都市III』がっ!! そして、『ホワイトアルバム』が、PS3移植&アニメ化かっ!! 『闘神都市』なんて前作から14年も経ってるよっ!! うわぁ~、うわぁ~~。
2008年 6月 20日
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双葉社 フタバノベルス
◆ カーマロカ 将門異聞 /三雲岳斗 -
平将門vs賀茂保憲。ラノベ読みとしては、[文庫]『陰陽ノ京』(→感想) を思い起こさせる内容だよな(^^;。いやぁ~、賀茂保憲が、めちゃくちゃ強えぇぇぇ~~。
平将門は天慶の乱を生き延びていたっ!! 逃げる平将門の前に、超常的な能力を持つ刺客たちが、次々と立ちはだかる……。という感じで、仙術、忍術、陰陽道の使い手たちのバトルバトルバトルっ!! 三雲岳斗らしく、それっぽい理屈で組み立てられて術と、陸奥圓明流バリの肉体の技の闘いっ!! めちゃカッコイイっ!! ……ただ、こういうバトルモノは、小説よりも漫画とかの方が楽しめるんだよな。言っても仕方ないとはいえ、ちと残念に思ったりもしました。
[ カーマロカ ]
2008年 6月 21日
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徳間書店 トクマ・ノベルズEdge
◆ あの涙は、この碧につつまれる /小島夕 -
うわぁ、めちゃくちゃセンスが古ぅぅ~~~。……いや、雰囲気重視の内容で、その独特なセンスだけで勝負してるような作品なんだけど、このセンスで10代向けというのは、いろいろ無茶だと思うぞ(^^;。
そゆわけで、冒頭でいきなりアイビールックとか出てきて、どこの60年代だよっ!! と思ったら、そういう構造なのんね。まあ、若者特有の悩みを中心に、ちょっと不思議系のネタを組み合わせた、雰囲気重視の話。一応、作家としては新人らしいのだけど、いかにもセンスが古い。略歴に年齢は書かれてないけど、ほぼ間違いなく全共闘世代だよな。……いや、若者向けを意識して書かれてる風なんだけど、センスの古さとのギャップが激しく、どうにも痛々しい印象。いやもう、なんでわざわざ、ライトノベル系のノベルスから出してるんだろ? 素直に非ライトノベルで、もっと高めの年齢層を狙った方が、受けると思うんですが~~。
[ あの涙は、この碧につつまれる ]
▽ アリスソフトで、『闘神都市III』を正式発表。発売は、今冬か。今から、めちゃくちゃ楽しみだっ!!
2008年 6月 22日
▽ AIR-EDGEのアンテナがぽっきり折れたんだよ(T-T)。
- [文庫] 疾走れ、撃て! /神野オキナ (→感想リンク)
▽ [TV]『NHKスペシャル 追跡・秋葉原通り魔事件』。親に理解してもらえず反発して勉強しなかった高校時代、常に解雇の不安が付き纏う派遣社員の境遇、もともとニュースサイト的な掲示板で人気があったのに愚痴が増えるに従い常連が去っていき孤立感を増幅していったネット生活、そして、加藤容疑者へ共感をしめす若者たち。……NHKは社会的な問題と提起したかったみたいだけど、むしろ、加藤容疑者固有の問題という風な印象を持ったり。
▽ しかし、twitter の自分の投稿を見てても、一日に何度も投稿してると、たいがい愚痴が増えてくよな、とは思ったりもして(汗;。
▽ [TVA]『テレパシー少女 蘭』#1。おぉ、超能力バトルっ!! って、いまいち地味でオタク受けしなさそうな内容だなぁ。次回からはパスかなぁ。
2008年 6月 23日
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富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ BLACK BLOOD BROTHERS 9 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 黒蛇接近― /あざの耕平 -
ここ最近は、毎回、最高傑作級と言えるクオリティを示す『BLACK BLOOD BROTHERS』。今回も当然の如く素晴らしい内容でした。いやぁ、あとがきによると、シリーズ完結まで残り二冊か。ほんとに、凄い展開だなぁ~~。
殉教者のように働くミミコ。そんなミミコをカーサたちが襲撃する……。という感じで、シンガポールの地で、特区インパクトの悲劇再び。とりあえず、サユカさまの大活躍が素晴らしいっ!! 主にナナ方面っ!!<をい ……まあ、謎を残しつつ次巻&残り二冊ということなので、今巻に関しては、あまり語る言葉はないのだけど、なにはともあれ、続きが待ち遠しいなぁ~~。
▽ ぽかいもの。早売りで、スーパーダッシュ文庫新刊の『ベン・トー2 ザンギ弁当295円 /アサウラ』(→感想リンク) を。『鉄球姫エミリー』の新刊は見つからず、ガッカリ。……それにしても、『ベン・トー』の新刊、書影のイラストが、素晴らしすぎますっ!!
▽ で、AIR-EDGEの機種変更をしてきました。CFカード型の『AX420S』。前回、機種変更したのは、ほぼ3年前か。や、CFE-02 → AH-S405C → AX420S と機種変更するたびに、明らかに出っ張りが大きくなるのは、困ったものだ。
▽ ついでに、『WILLCOM 03』も触ってきましたが、スマートフォンでこんなに小さいのかっ!! しかも、800x480の液晶搭載っ!! や、今、通話用に使ってる『9(nine)』より小さいぐらいの感触で、すげー魅力的ですよ、これっ!! ……ただ、位置付け的に、Zaurusの代わりとしても、9(nine)の代わりとしても、ちと微妙なんだよなぁ。
▽ あと、『WILLCOM D4』は、モックすら見当たらず、残念無念。
2008年 6月 24日
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富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ 鋼殻のレギオスIX ブルー・マズルカ /雨木シュウスケ -
リーリン、強すぎだろっっっ!! いや、リーリン参戦で、いよいよレイフォン争奪戦も盛り上がるのかと思ったら、いきなり、ニーナもフェリもメイシェンも雑魚キャラ扱いですよっ!! いったい、何のためのハーレム展開だったんだっ!! ……裏切ったな、俺の期待を裏切ったなっ!! くそぉ~~~~~~~~~っっっ!!
そゆわけで、リーリンがツェルニに来て三ヶ月。レイフォンとリーリンの絆の深さに、もはや戦意喪失のメイシェン。ニーナとフェリも傍で見守るだけで精一杯だった……。という感じで、とうとうリーリンが合流し、それに伴い、徐々に見え隠れしつつあるグレンダンの思惑&世界の秘密。う~ん、やっぱり、このシリーズ、パーツはいいのだけど、全体的な設定やシリーズ構成の組み立てが下手なんだよなぁ。もっと、レイフォンの半径1mの世界で、いちゃいちゃラブラブしてればいいのに。佳境を迎えつつある展開は、ちと不安なんだよなぁ。
[ 鋼殻のレギオス ]
▽ Amazon.co.jp: 2008 上半期 Booksランキング: ライトノベル。[文庫]『とある飛空士への追憶』(→感想) の健闘が目立つなぁ。他はわりと鉄板。
2008年 6月 25日
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富士見書房 富士見ファンタジア文庫
◆ SH@PPLE ―しゃっぷる―(2) /竹岡葉月 -
だはははははっ、小説が面白いのは当然なんだけど、巻頭&巻末の漫画もまた面白いっっっ!! いやもう、蜜は楽しいなぁ~~~。
男女入れ替わりラブコメの第二段。雪国、蜜、胡蝶の宮の三人は温泉リゾートのホテル白兎苑へ。って、女の子のフリをした雪国が温泉にいったら、当然そういうイベントが起こるべきだろうに、雪国のヘタレぶりに、絶望したっ!! ……まあ、読んでてニヤニヤしてしまうのは相変わらず。胡蝶の宮も本格的にラブコメに参戦して、男女入れ替わりラブコメならではの関係の混乱ぶりは楽しいなぁん。ただちと惜しいと思うのは、やっぱり舞姫サイドが弱いんだよなぁ。
[ SH@PPLE ]
2008年 6月 26日
- 07/01 [文庫] 流れ星が消えないうちに /橋本紡
- 07/01 [文庫] 彼女は眼鏡HOLIC /上栖綴人
- 07/01 [文庫] ストライク・ウィッチーズ 参ノ巻 スオムスいらん子中隊はじける /ヤマグチノボル
- 07/01 [文庫] 時載りリンネ!(3) ささやきのクローゼット /清野静
- 07/07 [新書] きみとぼくが壊した世界 /西尾維新
- 07/10 [文庫] 9S<ナインエス>IX /葉山透
- 07/10 [文庫] シフトII ―世界はクリアを待っている― /うえお久光
- 07/10 [文庫] 銀色ふわり /有沢まみず
- 07/10 [文庫] 輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫 /渡瀬草一郎
- 07/18 [文庫] AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ /田中ロミオ
- 07/19 [文庫] 生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3 /葵せきな
- 07/19 [文庫] SHI-NO―シノ― 空色の未来図 /上月雨音
- 07/19 [文庫] さくらファミリア! /杉井光
- 07/19 [文庫] ルーク&レイリア 金の瞳の女神 /葉山透
- 07/下 [文庫] フリーランチの時代 /小川一水
- 07/23 [漫画] MAGI×ES 魔法少路の少年少女(2) /竹本泉
- 07/25 [文庫] ナルキッソス /片岡とも
- 07/25 [文庫] 魔女ルミカの赤い糸4 /田口一
- 07/25 [文庫] 戦場のエミリー 鉄球姫エミリー第四幕 /八薙玉造
▽ アクアプラス「WHITE ALBUM」TVアニメ化決定!2009年1月より放送開始予定! - MOON PHASE 雑記。“森川由綺:平野綾 緒方理奈:水樹奈々”。あう、由綺は浅田葉子だったと記憶してるのだけど、さすがに変更なのか。……っていうか、いまいち違和感が(^^;。
2008年 6月 27日
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メディアファクトリー MF文庫J
◆ 疾走れ、撃て! /神野オキナ -
うわぁ~、うわぁ~~、神野オキナの作品の中ではシリアス寄り。しかも、ラブコメ。神野オキナはわりとデフォ買いしてるのだけど、その神野オキナ作品の中でも、めちゃくちゃ好みですよぉ~~。
そゆわけで、戦争中により、徴兵制で中学卒業後に軍隊への入隊を強いられる世界。新兵として入隊した少年少女たちの、恋と戦いのお話。というわけで、いやぁ、幼なじみで豪快な少女であるミヅキと、無表情系の虎紅のラブバトルが素晴らしいっ!! 私的には、神野オキナは、このぐらいシリアス寄りの方が好きなんだよなっ。シリアス寄りといっても、「神野オキナにしては」というレベルで、あくまでベースはラブコメ。ヒロイン二人がきちんと魅力的に描かれていて、ほんといいわぁ~。まあ、第一巻ということで、内容は、正直プロローグ、物語はまだまだこれからといったところなんだけど、いやもう、今後がめちゃくちゃ楽しみだわぁ~~。
[ 疾走れ、撃て! ]
▽ ぽかいもの。やっと、[文庫]『花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕 /八薙玉造』(→感想リンク) を購入。あとは、文庫落ちした [文庫]『空の中 /有川浩』を。
▽ “lightの中の人曰く、『さかしき人にみるこころ』のスピンオフ作品としてどんちゃんがメインヒロインのゲームが出る”。何故そこで、真路乃でなくどんちゃんっ!!
2008年 6月 29日
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中央公論新社 C★NOVELS Fantasia
◆ 〈本の姫〉は謳う3 /多崎礼 -
凄いところで終わるなぁ。いやぁ、続く最終巻がめちゃくちゃ楽しみっ!! そして、セラが可愛ゆすぎるっ!!
そゆわけで、世界中に散らばる「文字(スペル)」を回収すべく世界を旅する、少年アンガスと一冊の本に宿る〈本の姫〉を描いた良質なファンタジーの全4巻中の3巻目。ただ、この3巻に関しては、並行する二つの物語を同時にクライマックスに持ってくるためか、変に間延びしてたり、描写が足りなかったり、こー、物語を進める上での無理が目立ってしまっていて、いやん。もうちっと、構成で魅せるか、個別のイベントの完成度を高めるかして欲しかったなー。
[ 〈本の姫〉は謳う ]
▽ ぽかいもの。スニーカー文庫新刊―『ストライク・ウィッチーズ参ノ巻 スオムスいらん子中隊はじける /ヤマグチノボル』(→感想リンク)。
▽ あとは、[漫画]『バラエティもーにん(2) /竹本泉』(→Amazon) も、購入&読了。う~ん、竹本泉の作品の中では、ちょっと微妙だなぁ。眼鏡っ娘キャラがいないし(^^;。
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2008年 6月 30日
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集英社 スーパーダッシュ文庫
◆ 花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕 /八薙玉造 -
凄ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!! もうもう、読み終えた時の衝撃といったら、めちゃ凄いっ!! 最高っ!!
仇敵ジョセフとの和解のため、直接ジョセフの元に赴くことにしたエミリー。一方、国境でも不穏な動きが……。ということで、いや、そういう展開を示唆する伏線は随所に散りばめられていたので、当然、そういう展開になるんだろうな、とは思いながら読み進めてはいたのだけど、まさか、ああいう形でああなるとは思いませんでした。やるなら、ふつー、某要塞陥落の報の前だよな。いやもう、ほんと、八薙玉造は素晴らしいっ!! 物語の要請に従って、躊躇なく描けるところは、ほんと素晴らしいと思う。
それにしても、ラゲーネン国の情勢を考えると、敵?の行動は、国のためというにはあまりに無茶じゃないか?
[ 鉄球姫エミリー ]