ゲーマーズ!


富士見書房 富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー /葵せきな

ゲラゲラゲラゲラ(爆笑)。や、作者の悪意を感じるぐらい、キャラたちの良かれと思って取った行動がすべてマイナスに作用しているのが凄い凄い。どんだけすれ違い祭りなラブコメだっ!!

好きラノ2位 だったので読んでみました。設定やヒロインの名前も似せているし、はじめは、電撃文庫の『僕と彼女のゲーム戦争』をあからさまにパクったのかと思って読み進めていたのですが、まさかまさかの展開に大笑い。いや、そこはふつーにゲーム部に入って全国を目指そうよ(笑)。気がついたら、もの凄くカオスすぎる状況になっていて、なんだこれ。作者の人、登場人物の運命をもて遊びすぎだろっ。

地味な主人公のわりにろくな行動をしない主人公の雨野をはじめ、単なる友人役かと思ったら、もはや悲劇か喜劇かわからない立場になってる友人の上原、後半でいきなりヒロイン役に昇格したっぽい星ノ守に、展開的なヒロインかと思っていたらギャグ担当なのか良くわからない立場の天道。本来、雨野を巡る三角関係がせいぜいで、そんなに複雑な関係ではないはずなのに、なんだろう、このカオス感。や、むりやり多角関係に組み込まれた上原と亜玖璃のカップルが可哀相すぎて笑える。いやー、単なるゲーム好きのボッチの話が、なんでこんなカオスなラブコメになってるんだ? とにかく愉快すぎて、続きも楽しみすぎるっ!!

[ 2015.07.24 ]


富士見書房 富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ! 2 天道花憐と不意打ちハッピーエンド /葵せきな

ラスト(笑)。天道さんはもはやギャグ担当なのかと思ったら、すごい展開仕込んでくるな。この後どうなるのか、さっぱり読めねぇ~。

勘違いだらけですれ違いまくりなラブコメ第二弾。作者の采配が悪意しかない、マジに酷すぎる。よくぞここまでカオスな状況に仕立ててるよなぁ。いやもう、カオスな多角関係のラブコメとして、これ以上なく愉快で楽しいっ!! ……ただ、ラストはともかく、この二巻は、日常系のような構成で、密度の薄い感のする日常シーンも多いので、一巻の凄いカオスな展開からすると、ちょっと物足りないかなぁ。まあ、なにはともあれ、さっぱり先が読めない展開で、続きはいったい、どうするんだこれ??

[ 2015.07.27 ]


KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ! 3 星ノ守千秋と初恋ニューゲーム /葵せきな

いや、『普通に楽しめる良作』だったら、きちんと感想ブログで評判になると思うぞ。特色のないすべてが平均点の作品って、たいてい作り込みもそこそこだったりするからその程度の評価になるわけで。

と、相変わらず、全力で空回りしつつすれ違いまくるラブコメディ。素晴らしい素晴らしい。前巻ラストで付き合うことになった天野と天道の二人をはじめとして、上原と亜玖璃なんかも不穏なすれ違いが、もう読んでて不安で不安で仕方ないわけだけど、って、しばらくこんな展開が続くのかと思ったら、あれ? うわぁ、ストーリー展開、攻めてくるなぁ。凄げー。先が読めない引きが凶悪だっ!!

ただ、突然の千秋妹は、えっと、そこまでページ割く必要あるか?(^^;。もしかして、葵せきなの別作品を読んでたりすると、印象変わるのか? うーん、今後、大きく絡んでくるにしても、ちょっと導入の蛇足感が強い……。

[ 2015.11.22 ]


KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ! 4 亜玖璃と無自覚クリティカル /葵せきな

星ノ守ぃ……。いや、前巻ラストで、大切なネットのヤマさんが雨野景太と気づいた星ノ守千秋。雨野も雨野だけど、何故、そういう反応しちゃうかな(笑)。しかし、後半読んでると、恋人とのノロケを織り交ぜながら、普通にダベってるだけでも十分おもしろいのに、隙さえあれば、誤解を拡散して波乱を巻き起こすとか、笑いのためとは言え、そういう関係を強いる作者が鬼畜すぎる。<をい

そゆわけで、ゲーム同好会を舞台とした、登場人物たちがすれ違ってばかりのラブコメシリーズも4冊目。前巻で千秋がヤマさんの正体を知って、景太との関係がどうなるかと思ってたのだけど、千秋うわー。今までは、各登場人物のコミュニケーション不足の勘違いでドツボにはまることが多かったのだけど、これは千秋が悪い(^^;。前半は、そんな千秋をはじめ、『ゲーマーズ!』らしい勘違い中心の展開だったのだけど、いろいろフラグを立てながら、後半はわりと波乱が少な目なのな。雨野と天道がわりとちゃんと恋人していて、特に波乱を巻き起こさなくても、こいつらが普通に会話してるだけでも、十分おもしろいじゃん。にもかかわらず、波乱を巻き起こす作者は、マジひどいなぁ。いや、それもおもしろいんだけど。

前半でいろいろフラグを立ててるわりに、後半は波乱が少なく、さらにラストの引きは、ちょっとフックとしては弱いかな。いやー、雨野と天道がノロケてるだけでも十分おもしろいので、後半のようにゲームについてダベってるだけでもいいと思うのだけど、やっぱ次巻は亜玖璃を中心に、いろいろあるのかしらん?

[ 2016.03.24 ]


KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ! 5 ゲーマーズと全滅ゲームオーバー /葵せきな

だらだらといつまでもこのままの状態を続けるのかと思ってたのだけど、ここで修復できなそうにない境界を一気に踏み越えてきたな。サブタイトルの通り、まさに、“ゲームオーバー”。……ここでエンディングに向かうには、まだまだ機が熟していないと思うんだけど、どうするんだこれ? うやむやにして元の状態に戻すには、マジ踏み込みすぎだろっ!!

壮大にすれ違いまくっててメンドクサイ人達の青春ラブコメ第五弾。亜玖璃と景太が恋愛相談することで、ますますすれ違っていく景太と天道、亜玖璃と上原。起死回生を狙って、天道と上原はダブルデートを提案するが、景太と亜玖璃は、これで別れを告げられると思い込み……。いやもう、景太と天道、亜玖璃、上原の4人はめんどくさいことこの上ないのだけど、こういう関係になると、千秋と心春が微妙に空気になってきてるのだけど、ま、どちらにしろ、全員、ゲームオーバーだ(笑)。既成事実、怖いよ、がくがくぶるぶる。ニーナ先輩やゲーム部も、もうちょっと絡んでくるかと思ったのだけど、そっちのほうは、ここまでなのかなぁ。しかし、ほんと今回、ラストが凶悪すぎるわ……。

[ 2016.08.27 ]


KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ! 6 ぼっちゲーマーと告白チェインコンボ /葵せきな

うひゃ~~、ごろごろごろ~~~。これは、思わず転がってしまうぐらい、素晴らしくって楽しい展開すぎる~~。

って、修復不可能と思った前巻のヒキが、都合良くごまかされた感じがするなっ!! 遊園地での修羅場から、お母様に誤解されるほどの仲の良さを見せる展開。もう、すれ違いなんか関係なく、いちゃいちゃいちゃいちゃしてればいいんですよ。楽しい楽しい。そして、弟さん、なんちゅうキャラだ(笑)。って、そろそろエンディングが見えはじめてきてるような気がするのだけど、今から物語に絡んでくるの??

で、もちろん一筋縄でいくわけではなく、ラストでそう展開がぶち込まれてくるわけだけど、このタイミングでなのか~~。一波乱起こすには、なかなかシンドイ気がするのですけど。

[ 2017.01.12 ]


KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ! 7 ゲーマーズと口づけデッドエンド /葵せきな

ちょっっ、ラストぉぉぉぉぉぉっっっ!!
や、毎度、毎度のこととはいえ、相変わらずラストの引きが酷いな(笑)。なんで、そういう展開になるんだよっ、唐突すぎるだろっっっ!!

そゆわけで、前巻ラストの告白からの、今回は修学旅行。いや、正直、前巻ラストの告白はなかったことにされるのかと思ったら、ちゃんと告白を踏まえて話を進めてきてビックリ。今回のラストも誤解とかそういうのではないのであれば、大きく物語を動かしにきているのか? いやー、ラストの千秋の反応とかは定番なアレで好みすぎるのだけど、物語としては、千秋の株ばかりを上げるわけにはいかず、他のヒロインとのバランスが難しいよなー。もっと泥沼感を盛り上げてほしいところ。……それにしても、修学旅行は、班決めが酷すぎるな(笑)。さすがにあんまりだろっ!!

[ 2017.04.10 ]


KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ! 8 星ノ守心春と逆転バックアタック /葵せきな

マジ最高ぉぉぉぉぉっっっ!! キャラのやり取りを読んでるだけで楽しいし、しんみりと心に染み入るようなシーンもあるし、なによりゲラゲラ笑える。プレゼント交換とか大笑いですよ。いやー、それにしてもバックアタックが怖いよ。がくがくぶるぶる。相変わらず、いい引きだっ。

いきなり別れを切り出した天道さんのせいで、景太を巡る恋のバトルは振り出しに……。と、前巻ラストの別れは唐突感が強かったのだけど、おかげ様で楽しい展開になってまいりましたっ!! 天道さんの行動はどう見てもアホの子なんだけど、なるほど負けてるほうが輝くなっ!! そして、今回、特に魅力的なのがコノハさんで、冗談に見せかけた本音がたまらなくて、もうコノハさんの株がうなぎ登りですよっ!! ……そしてラストは、あぁ、そっちに行くかっ!! マジこれ今後の展開がわからんなー。マジ続きも楽しみすぎるっ!!

[ 2017.08.22 ]


KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
ゲーマーズ! DLC /葵せきな

DLCってなんだろう?と思ったら、ダウンロードコンテンツの略か。そして、ゲーム機といえばセガネタが鉄板だと思うのだけど、微塵も触れられることもなく、世代の違いを意識せざるを得ない一冊。ちなみに、ゲームが最高だったのは、1998年頃だと思います。主にギャルゲー視点ですが(^^;。

そゆわけで、番外編。番外編キャラとして、大学生の霧夜歩と彩家碧が追加。本編とは違う手法を使いながら『ゲーマーズ!』以外のなにものでもない外伝に仕立ててあって、すっげーおもしろい。これだけで一つの作品として成立しそうな、外伝にしとくのはもったいないような素晴らしい内容なのだけど、でも、本編との絡みはどうするんだ? 本編と連結しちゃうと、それはそれで面白くないように思うのだけど、どちらにしろ、今後待ち受ける修羅場がすげー楽しみだわっっっ!!

[ 2017.10.24 ]