好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!


2017 3 29

SBクリエイティブ GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー /大森藤ノ

借金の形に売られた美人というとエロエロな展開しかないと思うのだけど、なんだろう、このガッカリな展開はっ。……それにしても、こんなに謎すぎる人でしたっけ? シルさんって??

そゆわけで、『ダンまち』シリーズ番外編。『ダンまち』シリーズの外伝には、すでに 『ソード・オラトリア』があるわけだけど、『ソード・オラトリア』が実質本編と似たような内容な一方、この『クロニクル』のほうは、ふつうによくある番外編ですな。今回は、リューというか、リューの働く酒場「豊穣の女主人」の面々を描いた短編だけど、うわっ、あの酒場って、こんなに凄いキャラの集まりだったのか。とくに、シルさんがいったいどういう。怖い……。

[ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ]


先の連休中に、約1,200円と大幅値引きをしていた『Civilization V』(東山奈央出演のVIではなく、一世代前のバージョン)を買ったのだけど、なるほど、聞きしに勝る時間泥棒ぶりだわ。酷いことになってる。とりあえず、序盤でやめたのを除くと4回ほどプレイしていて、

  • 初回: デフォルトの設定ではじめたところ難易度が低かったらしく、てきとーにやっても勝てるのはどうよ?と途中で中断
  • 二回目: 2050年でいきなり終了。ターン制限があったのかー。一応、時間勝利という勝利条件は満たしてたみたいだけど、バッドエンドにしか見えん(^^;
  • 三回目: 気がつけば、飢餓で赤字で不満も爆発。スコアもダダ下がりになってて断念。パラメータなんてちゃんと見てなかったので、いつの間に、なんでこんなひどい状況になってたかマジわからん……
  • 四回目: またも時間勝利。外交や宗教や文化はわけわからんし、科学はぜんぜんターン制限に間に合わないし、制覇も敵が遠かったり軍事大国だったりすると難しいし、なかなかシンドイなぁ

ちなみに設定は、指導者/文明:ランダム、難易度:皇子(ノーマル)、マップ:大陸/小さい、文明:10、とかそんな感じでやってます。指導者の属性を生かせるほどのスキルはぜんぜんないのだけど、なんだたランダムで引く指導者は文明人っぽくない人ばかりな気がする……。

[TVA]『けものフレンズ』#終。ラストまで期待を裏切らない、いい最終話でした。や、シリーズ通して、丁寧に計算して組み立てられたシナリオはいいねっ!! 丁寧なシナリオなので設定がないわけないと思うのだけど、散りばめた謎はそのままにしつつ、それでも不満を感じさせない作りは凄いなぁ。


2017 3 19

KADOKAWA 電撃文庫
86―エイティシックス― /安里アサト

うわぁ、ゾクゾクと引き込まれるなぁ。……もの凄く危ういバランスのピーキーな設定で、その割りに、ストーリーの構成や設定の組み立て方は雑だと思うんだけど、でも、特に、シンの“死神”の異名の理由が語られてからは圧巻される。凄かった。

第23回電撃小説大賞《大賞》受賞作。有色人種だけが人権を奪われ戦場の最前線で死んでいく世界。安全な後方で部隊を指揮する白人のレーナは、いわくつきの古参兵を集めた精鋭部隊を任せられる……。と、第二次世界大戦下のナチスとユダヤを思わせるような差別と、人間を“プロセッサー”と呼び兵器のコンピュータの代わり扱うという発想の設定が凄まじい。いやぁ、『疾走れ、撃て!』のハッチフェイスを思い出させるような設定なんだけど、やっぱ、エゲツないわ。このエグい設定と、差別する側とされる側の人間ドラマが重く、面白いとかつまらないとか、出来不出来とか関係なく、胸に迫るものがある。いや、本当にすごい作品だった。

[ 86 ]


2017 3 16

KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
天と地と姫と3 川中島 龍虎の邂逅 織田信奈の野望 全国版 /春日みかげ

武田晴信と長尾景虎、いよいよ川中島で相見える。

なるほど、「しんけん」と「けんしん」か。互いに惹かれあい愛し合う二人の戦いっ!! わかってたけど、ベタだっ、ベタベタだっ!! ……えっと、相見えるところまで書いちゃったら、あとは書く必要ない気がするのだけど、この番外編、まだ続くの?

いや、やっぱ最近の春日みかげというか『織田信奈の野望』は、シーンの取捨選択をせず、なんでもかんでもだらだら書いてるだけなので、ちょっとクオリティが低すぎるんだよなぁ。本作なんかも、ここからガンガン削ってもっとメリハリつけるべきで、どう読んでも、まだ、商品として売るレベルになってないと思うんですよ。年表をなぞって書いただけの初稿を、そのまんま売るなという話。特に、上杉サイドはつまらなくって、ただ、なんでもいいから書けばいいというものではなく、最低限、読めるレベルの作品に仕上げてから売ってほしいところだよなー。

[ 織田信奈の野望 ]


2017 3 12

集英社 ダッシュエックス文庫
メロディ・リリック・アイドル・マジック /石川博品

石川博品はその独特すぎる筆致のために、正直、苦手意識があったのだけど、なんだ、あのパンツの詳しすぎる描写は(笑)。冗長に感じる文章も、これはこれでいいものだなぁん。

熱心なファンが多い石川博品、その石川博品のアイドルもの。高校入学に合わせて学生寮に入ったナズマ。その学生寮は、国民的アイドルグループLEDに叛旗を翻す女子高生アイドルたちの根城だった……、と。石川博品作品は、やっぱり人を選ぶと思うのだけど、耳刈ネルリシリーズと比べるとかなり読みやすくなってる印象。物語は、体質のため音楽を楽しめないナズマが、アイドルをはじめたアコとアーシャのマネージャーとして手助けしていく、というもの。文章の癖は強いものの、ストーリーは、わりと綺麗にオーソドックスな青春モノにしたててあるのんね。アイドルを目指す女子高生を軸に、親との確執や友情や恋愛も織り交ぜた、いい話だなぁ。ナズマ視点とアコ視点を切り替えながら進むのも好みなんだけど、アコに比べて、ナズマの掘り下げが弱いのが、ちとバランスが悪いか。や、ナズマは形式的には主人公なんだけど、基本的にはアコの物語なんだよなぁ。……キャラは非常に魅力的で、アコだけでなく、アーシャや なちゅり の物語も読んでみたいのだけど、これ、続きの予定あるんでしたっけ?

[ メロディ・リリック・アイドル・マジック ]

ろぐ

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