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早川書房 ハヤカワ文庫JA
天冥の標I メニー・メニー・シープ(下) /小川一水 -
ちょっ、どーゆー展開だよっっっ!! ……いや、途中までは、偉い人が無能だとたいへんだよね、という話だったんだけど、いやぁ、最後のどんでんが酷い、酷すぎる。うわぁ~、続きが気になって、仕方ねぇ~~。
領主の弾圧により、溜りに溜まった市民の不満は、とうとう爆発へ向かう……。という感じで、とにかく、主人公のカドムの行動があまりに酷いのと、領主ユレインの無能ぶりが目に余るとか思いつつ読み進めてたら、なんだそのラストはぁ~~。いや、途中まではお約束お約束と思ってたんですよ。それが、うひぃ~、あひぃ~、そこまでやるかぁーーーっっっ!! そして、その引きは、あああああうぅ~。……いやぁ、凄い凄い凄すぎる。なんと凶悪で容赦ないんだっ!! てか、どこに行こうというんだ? この物語。
[ 2009.11.08 ]